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北國新聞の検索結果41 - 80 件 / 951件

  • 輪島の避難者移送、雪で中止 被災地冷え込む|社会|石川のニュース|北國新聞

    最大震度7を観測した石川県の能登半島地震は8日で発生から1週間となった。同日午前10時の発表によると、県内の死者は161人となった。被災地は雪が降り積もり、輪島市役所などに避難する障害者ら要配慮者3人を金沢市のいしかわ総合スポーツセンターまで陸送する計画は中止となった。 輪島市は要配慮者受け入れのため、福祉避難所を2カ所開設した。 気象庁によると8日午前8時時点で、珠洲市で13㌢、七尾市で12㌢、輪島市で9㌢の積雪を記録。冷え込みも厳しく、朝の最低気温は七尾市で氷点下2・4度、珠洲市で同0・2度、輪島市で同0・1度を観測した。降雪により二次被害の発生や、被災者の間での感染症拡大に懸念が強まっている。 珠洲市では被災家屋や損傷した道路が雪に覆われた。住宅では雪かきをする人の姿も。小学校に避難している女性は「暖房の効きが悪く、少し寒かった」と疲れた様子で話した。

      輪島の避難者移送、雪で中止 被災地冷え込む|社会|石川のニュース|北國新聞
    • 3・11を知らない子どもたちへ 『ざわざわ森のがんこちゃん』震災10年特番放送|オリコン|北國新聞

      Eテレで25年続く人形劇『ざわざわ森のがんこちゃん』のスペシャル番組、震災10年特集『がんこちゃんと失われたふるさと』が、震災から10年の節目となる3月11日(後6:20~6:40)に放送される。 【写真】大島優子が声を担当する新キャラクター・ランププ 3.11を知らない子どもたちが年々増えていくことを見据えた物語。恐竜の女の子・がんこちゃんが、大きな災害にあい避難してきた鳥の子ども「ソラ」と出会い、さまざまな困難がありながらも心を通わせる姿を通して、「被災とはなにか」を伝えるとともに、「自分の身になって被災者を思いやる心」の大切さを描く。 がんこちゃんが住む「ざわざわ森」に、ある日突然、トゲトゲ島から“ソラ”と名乗る鳥と、その仲間たちがやってくる。大きな災害にあって避難してきたというトゲトゲ鳥たちは、しばらく、ざわざわ森で生活することになったため、がんこちゃんたちが楽しみにしていたお祭り

        3・11を知らない子どもたちへ 『ざわざわ森のがんこちゃん』震災10年特番放送|オリコン|北國新聞
      • 米原含むルート再検討を 新幹線建設促進県民会議|社会|石川のニュース|北國新聞

        ルートの再検討を求める決議を採択した北陸新幹線建設促進石川県民会議の総会=26日午前11時5分、県地場産業振興センター ●小浜「7年進展せず」 北陸新幹線建設促進石川県民会議の総会は26日開かれ、敦賀以西の延伸に関し、現行の小浜ルートに大きな課題が生じた場合、「米原ルートも含め、一日も早い全線整備に向けた方策を検討する」との決議を採択した。小浜ルートは「7年余りにわたってほとんど進展が見られない」として、小浜での延伸を要請していた従来の姿勢を見直し、政府・与党に沿線地域が待ったを掛けた格好だ。県内の政治、経済関係者ら幅広い分野の約300人が出席し、異論は出なかった。 小浜ルートを巡っては、国土交通省の試算で建設費が当初想定の2兆1千億円から最大5兆円を上回ることが明らかとなっており、工期も15年から最長で28年と見込んでいる。 決議では「着工の前提条件に変化が見込まれる」とし、政府・与党で

          米原含むルート再検討を 新幹線建設促進県民会議|社会|石川のニュース|北國新聞
        • 迫る濁流、胸の高さに 奥能登豪雨で輪島・宅田町「なぜ能登ばかり」|社会|石川のニュース|北國新聞

          ●仮設からずぶぬれ避難 未曽有の大雨は見る見るうちに濁流になり、能登半島地震の被災者が暮らす応急仮設住宅をのみ込んだ。水かさは胸の高さに達し、住民は「地震からようやく落ち着いたと思ったら雨。怖かった」と声を震わせた。何とか確保できた住まいから、ずぶぬれで避難を余儀なくされた住民は「なぜ能登ばかり」と疲れ切った表情を浮かべた。 輪島市宅田町の商業施設「パワーシティ輪島ワイプラザ」内のテナントで働く百成(どうめき)文代さん(55)は午前10時過ぎ、同じ敷地内にある仮設住宅へ向かうと、あふれる水に行く手を阻まれた。 5月に夫と母親(82)と入居した仮設住宅には、母親と飼い犬のチワワが取り残されていた。百成さんの身長は約160センチ。胸の高さまで水が迫る中、進むに進めず、パトロール中の警察官に助けを求め、母親とチワワは無事、救い出された。 ●朝市出張先も閉鎖 同じ仮設住宅団地に妻と2人で過ごす加治

            迫る濁流、胸の高さに 奥能登豪雨で輪島・宅田町「なぜ能登ばかり」|社会|石川のニュース|北國新聞
          • 〈1.1大震災〉コロナ感染の被災者死亡 珠洲の87歳女性|社会|石川のニュース|北國新聞

            ●地震後初めて確認、金沢で判明 能登半島地震の被災者で、新型コロナウイルスに感染した珠洲市若山町の比古咲(ひこさき)きみ子さん(87)が16日に亡くなっていたことが分かった。1日の地震後、コロナに感染した被災者の死亡が確認されるのは初めてで、災害関連死の可能性がある。避難所ではコロナやインフルエンザが拡大しており、専門家は対策の徹底を呼び掛けている。 ●入院前は避難所で生活 比古咲さんの長男孝さん(59)によると、比古咲さんは地震後、避難所の珠洲市飯田小に身を寄せていた。肝臓に持病があり、7日に治療のため金沢市内の病院を受診したところ、新型コロナの陽性と診断されて専用病棟に移った。その後、高熱を出すなどし、9日後に息を引き取った。 比古咲さんが入院直前まで過ごしていた飯田小は21日時点で107人が避難生活を送り、同日までに計12人のコロナ感染が確認された。陽性の住民は別室に隔離し、トイレ、

              〈1.1大震災〉コロナ感染の被災者死亡 珠洲の87歳女性|社会|石川のニュース|北國新聞
            • 無人6駅の券売機を撤去 JR七尾線、利用は9月末まで 乗客基準満たせず、新紙幣対応が契機|経済|石川のニュース|北國新聞

              ●サービス低下拍車の懸念 羽咋、津幡、中能登、宝達志水の4市町にあるJR七尾線6駅の自動券売機が9月末で廃止されることが26日、JR西日本金沢支社への取材で分かった。新紙幣に対応した機器への更新を検討した際、1日当たりの乗客数などが新設の社内基準を満たさなかったという。10月以降は利用者が運賃を把握して乗車後に支払う必要があり、地元住民からはサービス低下で利用減に拍車が掛かることを懸念する声が上がった。 券売機が廃止されるのは、能瀬(津幡町)、免田(宝達志水町)、敷浪(同)、千路(羽咋)、金丸(中能登町)、能登二宮(同)の6駅。いずれも無人駅で、金丸、能登二宮の2駅は30日正午、ほか4駅は同日午後4時で稼働を終える。 10月からは、無人駅では運賃収受箱に現金を入れるか、駅員がいる駅では乗車駅を伝えて運賃を支払う仕組みとなる。 6駅は昨年度の1日当たりの乗客数が最多の能瀬駅でも214人で、千

                無人6駅の券売機を撤去 JR七尾線、利用は9月末まで 乗客基準満たせず、新紙幣対応が契機|経済|石川のニュース|北國新聞
              • 途絶えた悪魔払い、情報求む 金沢・北安江の安江住吉神社 衣装、道具残るも由緒不明|地域|石川のニュース|北國新聞

                23日から展示、復活期待 金沢市北安江2丁目の安江住吉神社で19日までに、かつて営まれていた神事「悪魔払い」に用いる衣装や道具一式が確認された。長年保管され、戦後まで神事が続いていたことはうかがえるものの、当時を知る氏子がおらず、由緒も不明。全く手がかりがなく、関係者は近く展示して情報を求め、埋もれた伝統行事を掘り起こし、次世代に記憶をつなげる考えだ。 保管されていたのは、道具や衣装など計約50点。踊り手の翁、般若(はんにゃ)、天狗(てんぐ)の面と、それぞれが持つ刀、弓、まさかりのほか、「大庭悪魔拂」と書かれた旗や高下駄(げた)、錫杖(しゃくじょう)、煙管(きせる)、ホラ貝などが倉庫の長持(ながもち)に入ったままになっていた。 中には、百万石まつりの前身で、1923(大正12)年~45(昭和20)年に行われた「市祭」の文字が記された衣装もあるほか、「祝尾山まつり」と書かれた札もあった。 読

                  途絶えた悪魔払い、情報求む 金沢・北安江の安江住吉神社 衣装、道具残るも由緒不明|地域|石川のニュース|北國新聞
                • 小浜ルートで「京都の了承得る」北陸新幹線「敦賀以西」与党整備委員長・西田昌司参院議員 【日曜特番】|連載・小説|石川のニュース|北國新聞

                  本ページに記載の記事・写真などの無断転載を一切禁じます。著作権は北國新聞社またはその情報提供者に帰属します。

                    小浜ルートで「京都の了承得る」北陸新幹線「敦賀以西」与党整備委員長・西田昌司参院議員 【日曜特番】|連載・小説|石川のニュース|北國新聞
                  • YOSAKOIソーランThe日本海&北國新聞 in イオンモール白山 - 金沢おもしろ発掘

                    イオンモール白山で2周年祭のイベントが行われており、いろいろ楽しめました(笑) 【撮影場所 イオンモール白山:2023年07月02日 DSC-RX100M3】 ランキング参加中でもう一押しお願いします

                      YOSAKOIソーランThe日本海&北國新聞 in イオンモール白山 - 金沢おもしろ発掘
                    • 北國新聞の一面記事にカルチャーショック受ける朝「すごいな前田家当主交代だってよ」

                      沙田 @kitri 北國(ほっこく)新聞ですねすみません!!!お詫びに最推しがまた徳を積んでしまった記事でも読んでください! フィギュア三原舞依がロングヘア→大胆カットの理由 4度目の善行に反響「心もスケートも綺麗」(THE ANSWER) news.yahoo.co.jp/articles/76989… 2023-09-30 14:26:21

                        北國新聞の一面記事にカルチャーショック受ける朝「すごいな前田家当主交代だってよ」
                      • 震災対応で馳浩県知事が北國新聞とバトルの理由 「紙面を使って揺さぶりをかける試合巧者」 | デイリー新潮

                        「週刊新潮」の発売前日に速報が届く! メールマガジン登録 デイリー新潮とは? 広告掲載について お問い合わせ 著作権・リンクについて ご購入について 免責事項 プライバシーポリシー データポリシー 運営:株式会社新潮社 Copyright © SHINCHOSHA All Rights Reserved. すべての画像・データについて無断転用・無断転載を禁じます。

                          震災対応で馳浩県知事が北國新聞とバトルの理由 「紙面を使って揺さぶりをかける試合巧者」 | デイリー新潮
                        • 「街路樹ない」他社とばっちり 県工事で伐採されたのに… 金沢の車販売店「一緒にされたくない」|社会|石川のニュース|北國新聞

                          中古車販売大手ビッグモーターの店舗周辺で街路樹が不自然に枯れている問題で、金沢市内にある地元の自動車販売店がとばっちりを受けた。石川県の工事で伐採された店舗前の街路樹について、「消えている」とする投稿がSNS(交流サイト)上で拡散され、店が説明に追われる事態となった。県内の街路樹では不審な枯死は確認されておらず、ビッグモーターの問題とは無関係の他社は「一緒にされるのは心外だ」と憤っている。 ●ホームページで説明 ビッグモーターに関する問題が報道された7月下旬から、SNSではグーグルマップなどで現在と数年前の店舗周辺を比較し、街路樹がなくなった様子を投稿する利用者が全国的に相次いでいる。ビッグモーター以外の自動車販売店周辺の写真を掲載する投稿もある。 金沢市の石川トヨタ自動車金沢御影店、ネッツトヨタ石川西泉店でも付近の街路樹がなくなったとの投稿があった。SNSでの指摘を受け、石川トヨタ自動車

                            「街路樹ない」他社とばっちり 県工事で伐採されたのに… 金沢の車販売店「一緒にされたくない」|社会|石川のニュース|北國新聞
                          • 【能登半島地震】がれきの下の父、握る手次第に冷たく 輪島救助追いつかず 本紙記者ルポ|石川のニュース|北國新聞

                            がれきと化した家の下に、大切な父が、妻がいる。でも、何もできない。「全然、救助が来ん」。大地震から一夜明けた2日、最も被害の大きかった輪島市中心部を歩いて見えたのは、変わり果てた町の光景と、愛する家族を突然奪われ、涙も出ずにうつろな表情を浮かべる人々だった。現実を受け入れられず、ぼうぜんと立ち尽くすその姿に、取材するわれわれも言葉を失った。(坂内良明、中出一嗣) ●顔見て、手握れども 河井町 2日午後、輪島市河井町の全壊の住宅で、警察救助隊の作業が進む。実家に帰省中の竹本雪枝さん(51)=金沢市=が成り行きを見守っていた。 1日、大地震が起きた時、竹本さんと夫、娘、父の谷内良正さん(88)が実家の居間にいた。経験したことのない揺れだった。「どうしよう」と慌てふためく間に、2階が落ちてきた。4人は生き埋めになった。 たまたま中庭近くにいた竹本さんら3人は、なんとか屋外へ脱け出した。外へ出たと

                              【能登半島地震】がれきの下の父、握る手次第に冷たく 輪島救助追いつかず 本紙記者ルポ|石川のニュース|北國新聞
                            • 関西の国会議員から「米原論」 新幹線延伸で大阪、京都、滋賀|政治・行政|石川のニュース|北國新聞

                              ●小浜ルート見直しで連携 北陸新幹線敦賀以西をめぐって、現行ルートの見直し論が国会内にも広がってきた。大阪を地盤とする日本維新の会・馬場伸幸代表(衆院大阪17区)は今月に入り、教育無償化を実現する会の前原誠司代表(衆院京都2区)と小浜ルートから米原ルートへの変更を目指す方針で一致。前滋賀県知事の嘉田由紀子参院議員も両氏と同様の立場で連携を強める考えだ。16日、石川県議会では、富山、石川の重鎮県議が米原案実現へ共闘を確認。関西、北陸の両方面から「米原転換」の風がにわかに強まっている。 「新幹線の大阪延伸は、お互いに『米原』の考え方で進めましょう」。7日、国会内で前原氏がこう呼び掛けると、馬場氏は大きくうなずいた。 2人が代表を務める日本維新の会と教育無償化を実現する会は統一会派を組む間柄。トップの思いはそれぞれの所属議員にも伝わっており、15日に開かれた会派役員会では米原ルートへ転換を政府に

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                              • JR七尾線 羽咋まで運転再開 通学客「ありがたい」|社会|石川のニュース|北國新聞

                                地震の影響で区間の大半が運休していたJR七尾線は15日、高松―羽咋間で運転が再開した。既に運行している津幡―高松間とIRいしかわ鉄道を合わせて金沢―羽咋間の往来が可能となり、通勤通学の足が復活した利用客らは安堵(あんど)の表情を浮かべた。 普通列車のみの運行で、本数を減らしての再開となった。羽咋駅では午前7時台、8時台に大勢の会社員や高校生らが利用した。 金沢の勤め先へ向かう羽咋市の女性(47)は「運休していた間は仕事を休んでいたので再開はありがたい」と安心した様子で乗車した。 JR西日本金沢支社によると、羽咋―七尾間は22日以降の運転再開を目指して復旧作業を進めている。七尾―和倉温泉間については線路設備の被害が大きく、再開のめどが立っていない。

                                  JR七尾線 羽咋まで運転再開 通学客「ありがたい」|社会|石川のニュース|北國新聞
                                • 再稼働「一日も早く」 電気代高騰で企業切実 志賀原発「活断層なし」|社会|石川のニュース|北國新聞

                                  ●地元は安堵、作業員増期待 北陸電力志賀原発の敷地内断層について、原子力規制委員会が「活断層はない」と判断したことを受け、地元経済界からは「再稼働に向けて大きな前進だ」と評価する声が上がった。志賀原発1、2号機がともに停止から間もなく12年。企業にとっては電気代の高騰が利益の下押し要因となっており、「一日も早い再稼働を」と切実な訴えが相次いだ。 石川県商工会議所連合会の安宅建樹会頭は「再稼働に向け大きく前進するものと受け止めている」とし、「北電には万全の安全対策とさまざまな準備を着実に進めてほしい」と求めた。 金沢経済同友会の浜崎英明代表幹事は「再稼働までさらに数年かかるようでは遅いと感じる。一刻も早く再稼働できるよう、国、北電の双方が努力してほしい」とコメントした。 原発が立地する志賀町内では2021年11月、22年10月に現地調査が行われた。地元住民からは判断を歓迎する声が聞かれた。

                                    再稼働「一日も早く」 電気代高騰で企業切実 志賀原発「活断層なし」|社会|石川のニュース|北國新聞
                                  • コロナ療養施設で「宴会」 富山県看護協会長が懸念 外国人患者か|新型コロナ|石川のニュース|北國新聞

                                    富山県で新型コロナに感染した無症状や軽症の患者を受け入れる富山県の宿泊療養施設で、部屋を行き来したり、宴会のような食事をしたりする一部の入所者がいることが28日、分かった。 28日に開かれた県対策協議会の席上、宿泊療養施設の運営に関わる県看護協会の松原直美会長が「(そのような行為をする)国民性を持った人たちもいる」と述べた。外国人患者を念頭にした発言とみられる。 宿泊療養施設は富山市のホテル「東横INN富山駅新幹線口1」で、県看護協会は常駐する看護師の配置などに協力している。 松原氏は宴会をしたり、外部からの差し入れを配ったりしている人がいるとした上で、「ホテルの中でそうならば(自宅に)帰ってからどうなっているのか心配。それらの人たちへのきちんとしたサポートが取られているかとても気になる」と懸念を示した。

                                      コロナ療養施設で「宴会」 富山県看護協会長が懸念 外国人患者か|新型コロナ|石川のニュース|北國新聞
                                    • 「陸(おか)では生きられん」 舳倉島の海女、瓦礫の山を前に決意 〈1.1大震災〉|社会|石川のニュース|北國新聞

                                      ●40人一時帰宅 津波被害甚大、停電続く 舳倉(へぐら)島で漁を生業(なりわい)にしてきた約40人が27日、約4カ月ぶりに一時帰宅した。津波に押し流された島内は瓦礫(がれき)や漁具が散乱したまま。海と生き、国重要無形民俗文化財の担い手でもある海女(あま)たちは、自然の猛威に息をのみながらも「いまさら陸(おか)では生きられん」と歯を食いしばり、漁の再開が見通せない中、波に漬かって潮の匂いが抜けない家屋の片付けに追われた。(奥能登支社長・山本佳久、社会部兼写真部・三上聡一) 輪島港から漁船で1時間半。津波に襲われ、4カ月近く無人となっていた島に上陸すると、壊れた漁具や家屋の残骸が山となったまま、時が止まっていた。 ●転がる三輪自転車 島唯一の発電所が停止し、各家の冷蔵庫に入っていた魚が悪臭を放つ。島民の「足」である三輪自転車など、あらゆるものが海女の住家の前に押し流され、転がっている。 島の港

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                                      • 低体温症で3人搬送、輪島 窓ガラス割れた家で寝起き|社会|石川のニュース|北國新聞

                                        能登半島地震の被災地である輪島市で5日午後3時ごろ、90代男性が自宅で体調不良となり、低体温症で救急搬送された。 輪島市を管轄する奥能登広域圏事務組合消防本部によると、男性は、地震により窓ガラスが割れた家で寝起きしていた。男性は受け答えができたが、体温は33・2度と著しく低く、市立輪島病院で、重症の低体温症と判断された。安否を確かめにきた人が通報した。 輪島市内では2、3日にも、低体温症疑いの搬送が各1件あった。

                                          低体温症で3人搬送、輪島 窓ガラス割れた家で寝起き|社会|石川のニュース|北國新聞
                                        • 穴水高校の自販機破壊「避難者用飲料水確保のため」と北國新聞:避難者のネット上の指摘通りか:読売記事はyahooコメント閉鎖 - 事実を整える

                                          ネット上の指摘通りか ランキング参加中社会 北國新聞「穴水高校の自販機破壊は避難者用に飲料水確保のため」 「読売新聞報道は実態と異なる」という避難者の指摘 読売のyahoo記事はコメント欄を閉鎖:自販機内の金銭はどういう扱いになったのか ※※追記※※:許可は高校の事務局長、高校生が飲料水を出すのを手伝い、金銭も事務局長が管理 北國新聞「穴水高校の自販機破壊は避難者用に飲料水確保のため」 石川・穴水の避難所で自動販売機が壊されたのは、避難者の飲料を確保するためだったことが分かりました。石川県警は事件性はないとの見方を示しています。#能登半島地震 #穴水町 #自販機破壊 #自動販売機 #穴水の避難所 https://t.co/62dYAszkvP — 北國新聞・富山新聞 (@hokkokushimbun) 2024年1月6日 自販機破壊、避難者のためだった 「飲料水確保するため」、穴水 能登半

                                            穴水高校の自販機破壊「避難者用飲料水確保のため」と北國新聞:避難者のネット上の指摘通りか:読売記事はyahooコメント閉鎖 - 事実を整える
                                          • 韓国流出「ルビーロマン」 現地生産者が証言「苗木は仲買人から購入した」|社会|石川のニュース|北國新聞

                                            ●県の調査終結へ 石川県が開発した高級ブドウ「ルビーロマン」が韓国に流出している問題で、県の調査に対し、現地の生産者や苗木販売業者が「苗木は仲買人から購入した」と話していることが21日分かった。仲買人の国籍などは不明だが、県は韓国で取引があったとみている。現在、仲買人とは連絡が取れなくなっているという。県の担当者は「これ以上流出経路をたどるのは難しい」としており、調査は事実上終結する。 県はルビーロマンの流出を受け、9~10月にかけて現地の協力者に依頼し、流出経路を調査した。この結果、韓国でルビーロマンを生産する農家が3軒確認されたほか、種苗を管理する韓国の「国立種子院」に25社が苗木の販売を登録していることが分かった。 韓国の生産者と業者に対して、苗木の入手経路について聞き取りしたところ、調査に応じた農家と業者はいずれも「仲買人から買った」と証言した。ただ、仲買人の国籍や、苗木を入手した

                                              韓国流出「ルビーロマン」 現地生産者が証言「苗木は仲買人から購入した」|社会|石川のニュース|北國新聞
                                            • 〈1.1大震災~連載ルポ〉塩水プール水消える 水泳・輪島の象徴 海岸隆起で海と断絶|社会|石川のニュース|北國新聞

                                              地震の影響で海岸線が隆起し、海水が出入りできなくなり、水がなくなった鴨ケ浦塩水プール=18日、輪島市輪島崎町 1960年ローマ五輪銀メダリストで、地元の英雄・山中毅さんも泳いだ「水泳王国・輪島」のシンボル「鴨ケ浦塩水プール」(輪島市輪島崎町)の海水が消えた。能登半島地震による海岸線の隆起は風光明媚(めいび)な外浦を一変させた。国登録有形文化財のプールの無残な姿に、地元住民は「めちゃくちゃや、あんまりや」とうなだれた。(政治部・北脇大貴) ●ローマ五輪「銀」山中選手も泳ぐ プールがある景勝地・鴨ケ浦につながる道路は東西側とも土砂崩れでふさがっていた。土砂を避けて岩場を歩くこと15分、プールに水はなく、縦25メートル、幅13メートルのプールは大きく感じた。縁のコンクリートは損傷、周辺の岩礁も広い範囲で隆起していた。 東大地震研究所によると、周辺では海岸が1・4~2・2メートル隆起したとみられ、

                                                〈1.1大震災~連載ルポ〉塩水プール水消える 水泳・輪島の象徴 海岸隆起で海と断絶|社会|石川のニュース|北國新聞
                                              • 千枚田ズタズタ無残 割れた国道249号歩く 輪島、交通阻み支援届かず 〈1.1大震災~連載ルポ〉|社会|石川のニュース|北國新聞

                                                ●道の駅、観光客ら取り残され 地割れでズタズタになった千枚田が無残な姿をさらしていた。風光明媚(めいび)な奥能登のドライブルート、国道249号は、至る所で波打ち、ひび割れ、交通を阻む。4日、道沿いに往復約30キロを歩いて訪ねると、どの集落も、よそには徒歩でしか行けない「孤立集落」に。水や食料、ガソリンの不足を訴え、地震から3日たっても届かぬ支援を待ちながら、集会所に身を寄せ合って寒さと不安に震えていた。(編集委員・坂内良明、写真部・石川雄大) 輪島総局から車で1キロ弱走ると、土砂崩れで249号は通行止めになっている。車を乗り捨て、歩くこと約2時間、能登半島を象徴する観光地の一つである「白米(しろよね)千枚田」に着いた。 通行止めで車では来られないはずなのに、道の駅「千枚田ポケットパーク」に、なぜか多くの車が止まっている。 元日に千枚田観光に訪れた人たち約70人が土砂崩れのため帰れなくなり、

                                                  千枚田ズタズタ無残 割れた国道249号歩く 輪島、交通阻み支援届かず 〈1.1大震災~連載ルポ〉|社会|石川のニュース|北國新聞
                                                • 読売新聞「穴水高校自販機破壊で金銭盗む」記事をサイレント削除:避難者・北國新聞が窃盗を否定 - 事実を整える

                                                  サイレント削除ですか ランキング参加中社会 読売新聞「穴水高校自販機破壊で金銭盗む」記事をサイレント削除 読売新聞記事やX上の投稿の魚拓やyahooコメントなど 読売新聞報道の違和感と誤報後の対応への期待 読売新聞「穴水高校自販機破壊で金銭盗む」記事をサイレント削除 石川県穴水町で能登半島地震の避難所として機能している穴水高校に関して、読売新聞が1月1日20時頃の出来事だとして「自販機壊し金銭盗む」とする記事を5日に掲載していましたが、サイレント削除していました。 本件は当該高校に実際に避難していると主張する者が読売報道につき実態と異なるとしてSNS上で発信し、その後、6日深夜に北國新聞が取材して「窃盗」を否定し、「避難者用に飲用水を確保するため」と報じました。 避難者によると、穴水高校は避難所として想定されてなかったが臨時で使用することとなったため備蓄が無く、自販機は当時停電しており簡単

                                                    読売新聞「穴水高校自販機破壊で金銭盗む」記事をサイレント削除:避難者・北國新聞が窃盗を否定 - 事実を整える
                                                  • 金沢―大聖寺を増便 IRいしかわ鉄道|政治・行政|石川のニュース|北國新聞

                                                    ●新幹線敦賀延伸後に朝夕2往復 ●松任・小松―津幡も運行へ 石川県議会12月定例会は6日、本会議を再開し、馳浩知事は代表質問への答弁で、来年3月16日の北陸新幹線金沢―敦賀開業後、IRいしかわ鉄道の運行本数を増やす考えを示した。朝夕の通勤・通学時間帯に金沢―大聖寺間を2往復増便するほか、松任、小松から津幡までの便を各1本新たに運行する。県内の並行在来線区間が全て同社の営業区間になるのに合わせ、利便性を高める。 ●県議会代表質問 紐野義昭氏(自民)の質問に対し、馳知事は「単にJR西日本の現状を引き継ぐのではなく、一層の利便性向上を図りたい」と述べた。 金沢から福井方面へ向かう列車は現在、福井への直通便が22往復、大聖寺止まりが1往復あるが、加賀市などから増発を求める声が上がっていた。IRは運行間隔が空いていた時間に増便する方向で調整している。 現在、県内の並行在来線区間は金沢駅以東がIR、以

                                                      金沢―大聖寺を増便 IRいしかわ鉄道|政治・行政|石川のニュース|北國新聞
                                                    • 巨大駅舎の敦賀駅「移動が大変」 「動く歩道」わずか20メートル 〈3.16 北陸新幹線 第2の開業〉|社会|石川のニュース|北國新聞

                                                      来年3月16日の北陸新幹線敦賀延伸で、石川県内から不安の声が出ているのが関西・中京方面との乗り継ぎだ。現在は金沢駅が終着駅のため、特急1本でつながる便利さがあるが、今後は敦賀駅での乗り換えが必要となる。接続に約8分を要するという駅舎内は実際、どんな構造になっているのか。開業を待つ各新幹線駅で営業用車両「W7系」の歓迎式典が行われた1日、敦賀駅を訪ねてみた。(政治部・吉免宏樹) 北陸自動車道敦賀インターチェンジを降りてすぐ、正面に敦賀駅が目に入った。高さは12階建てビルに相当する約37メートルで、幅は約44メートル。ホーム延長は金沢駅と同じ312メートルだが、高さ約22メートル、幅約38メートルの金沢駅に比べ、かなり大きい。 駅近くでは、JR北陸線の上を国道8号バイパスが交差しており、その上に新幹線の線路を通す必要があったため、整備新幹線の駅舎で最も高くなったという。周囲には高い建物がなく、

                                                        巨大駅舎の敦賀駅「移動が大変」 「動く歩道」わずか20メートル 〈3.16 北陸新幹線 第2の開業〉|社会|石川のニュース|北國新聞
                                                      • 日刊ゲンダイ ニュース記者 on Twitter: "すごいものを見てしまった… 「心の中では頭を下げた」 #北國新聞 #森喜朗会長 https://t.co/Qxwf62Dg24"

                                                        すごいものを見てしまった… 「心の中では頭を下げた」 #北國新聞 #森喜朗会長 https://t.co/Qxwf62Dg24

                                                          日刊ゲンダイ ニュース記者 on Twitter: "すごいものを見てしまった… 「心の中では頭を下げた」 #北國新聞 #森喜朗会長 https://t.co/Qxwf62Dg24"
                                                        • 平家末裔の「上時国家」倒壊 輪島の国重文、茅葺き屋根が地面に|社会|石川のニュース|北國新聞

                                                          1階部分が押しつぶされ、茅葺き屋根が地面に付いた状態となった上時国家住宅の主屋=8日午後3時、輪島市町野町南時国 能登半島地震で、平家の末裔が築いた輪島市町野町南時国の国重要文化財「上時国家(かみときくにけ)住宅」が倒壊していたことが分かった。 1階部分がつぶれ、主屋の厚さ約1㍍に及ぶ豪壮な茅葺(かやぶき)屋根が地面に付いた状態となっている。主屋は約200年前に造られたとされ、間口29㍍、高さ18㍍に達する。金を施した「縁金折上格(ふちきんおりあげごう)天井」など手の込んだ内装や巨大な梁はりが特徴で、2003年の重文指定の際には「江戸末期の民家の一つの到達点」との評価を受けた。 当主の時国健太郎さん(73)は「大きな揺れでどうしようもなかった。けが人がいなかったのがせめてもの救いだ」と惨状に言葉少なだった。 付近住民によると、上時国家住宅のそばにあり、同じく重文指定の「時國家住宅」は倒壊を

                                                            平家末裔の「上時国家」倒壊 輪島の国重文、茅葺き屋根が地面に|社会|石川のニュース|北國新聞
                                                          • 10秒の火柱、海面に煙 小松のF15墜落 加賀で目撃「ミサイルか」 基地緊迫、捜索続く|社会|石川のニュース|北國新聞

                                                            ●地元に衝撃 小松基地きっての精鋭部隊に何があったのか。31日夕、基地を離陸した直後にレーダーから消えたF15戦闘機は「アグレッサー」と呼ばれる飛行教導群に所属するエリートパイロットが操縦していたとみられる。「10秒ほど火柱が出て、海面から煙が上がった」。加賀市では住民が海上で赤い火柱を目撃。海上では懸命の捜索活動が続き、基地は緊迫感に包まれ、地元小松市に衝撃が走った。 【動画 小松基地を離陸する、墜落したとみられるF15戦闘機】 「北朝鮮のミサイルでも落下したのかと思った」 午後5時25分ごろ、加賀市田尻町の大井龍輝さん(34)は小松市の会社から車で帰宅途中、加賀市新保町で海面から火柱が上がるのを目撃した。「右側が急に明るくなった。船にぶつかったり、家に落下していたりしたらと思うとぞっとする」と声を震わせた。 加賀市の男性は同市伊切町の北陸自動車道を走行中、赤い光を見た。「松林越しに赤オ

                                                              10秒の火柱、海面に煙 小松のF15墜落 加賀で目撃「ミサイルか」 基地緊迫、捜索続く|社会|石川のニュース|北國新聞
                                                            • 【能登半島地震】背丈ほどの津波、住宅流され火災も 能登町・白丸 本紙記者ルポ|社会|石川のニュース|北國新聞

                                                              大量の木材が道路を埋め尽くし、住宅は白煙を上げていた。2日午前に入った能登町白丸では、津波で住宅が流され、未明から火災が発生。自宅の様子を確認しようと高台の避難所から住民が続々と戻ってきていたが、跡形もなくなった家を目にし「ほんとに津波が来るなんて」「これからどうなるんや」とぼうぜんとした表情を見せた。(社会部・山科耀) 町内では各所で道路に亀裂が入り、家屋も多数倒壊していた。白丸地区に到着すると磯の香りにすすけた匂いが混じる。未明からの火災では少なくとも10軒が燃えた。2日午後には概ね鎮火したものの消火活動が続いていた。倒壊した家屋を肩を落として眺め、大切にしていた品を探す住民の姿が見られた。 住宅の2階部分が津波に流され、基礎だけになった会社員の女性(29)は「何がどうなったんか全く分からん。今は何も考えたくない」と話した。30年以上住んだ住宅に背丈ほどの波が押し寄せた大形格さん(62

                                                                【能登半島地震】背丈ほどの津波、住宅流され火災も 能登町・白丸 本紙記者ルポ|社会|石川のニュース|北國新聞
                                                              • 金沢―敦賀3月16日開業 北陸新幹線、JR最終調整|社会|石川のニュース|北國新聞

                                                                ●春休み前の土曜 JR西日本が、北陸新幹線金沢―敦賀間の開業日を来年3月16日とする方向で最終調整に入ったことが28日、関係者への取材で分かった。2015年3月14日の金沢開業から9年を経て、石川県内で計画されていた全区間に新幹線が走る。予定より1年遅れで迎える「第2の開業」に向け、沿線では機運の盛り上げが今後の課題となる。 関係者の話を総合すると、2000年以降で春に開業した新幹線は、開業日が春休み前に当たる3月中旬の土曜、春ダイヤの改正日に設定されていた。敦賀開業は来年3月の曜日配列なども考慮し、沿線関係者が「最有力」と予想していた第3土曜の16日となる。 新たに新幹線駅ができる小松市では、24年3月13~17日に全国から約8千人の参加を見込む日本商工会議所青年部の全国大会が開催される。地元では大会開幕前の土曜日に当たる9日開業を望む声もあった。 金沢―敦賀は線路延長約125キロで、1

                                                                  金沢―敦賀3月16日開業 北陸新幹線、JR最終調整|社会|石川のニュース|北國新聞
                                                                • 〈支え合ってともに 1.1大震災〉はるばる来たぜ函館から イカの縁で小木に支援物資|社会|石川のニュース|北國新聞

                                                                  能登町小木港に14日、小木と同じくイカの漁獲が多い日本三大漁港の函館からイカ釣り漁船「潮雄丸」が到着し、支援物資を届けた。小木で水揚げすることもあった函館の船は昨年末で漁をやめたが、30時間かけて最後の小木への航行となった。山木彦和(よしかず)船長(51)は「イカの縁で小木には今までいろいろと世話になった。少しでも恩返しになればいい」と話した。 能登町小木区長の石岡安雄さん(70)は「まさか、あんな遠いところから持ってきてくれるなんて」と感謝した。 漁船を所有する総合建設業「カネス杉澤事業所」(函館市)は年3、4回、小木港で水揚げしていた。何か支援できることはないかと、物資の支援を市内で呼び掛けた。企業や函館市など約40団体が応じ、レトルト食品や飲料水、ブルーシートなどが集まった。 漁船は12日夜、函館港を出発し、14日朝に小木港に入った。住民や石川県漁協小木支所所属の漁師ら約60人が漁船

                                                                    〈支え合ってともに 1.1大震災〉はるばる来たぜ函館から イカの縁で小木に支援物資|社会|石川のニュース|北國新聞
                                                                  • 新幹線延伸で1万3798人減 5月の小松羽田便利用者|政治・行政|石川のニュース|北國新聞

                                                                    ●6月も苦戦、応援割効果薄れ 小松空港の主要路線である羽田便の5月の利用者数が前年同月比1万3798人減(16・4%減)の7万575人となったことが21日、県への取材で分かった。3月の北陸新幹線県内全線開業に伴い、飛行機から新幹線への利用シフトが加速しているとみられ、6月も日本航空便は同2割超の減少で推移している。能登半島地震を受けた国の観光支援策「北陸応援割」の特需が徐々に落ち着く中、石川と東京を結ぶ空の便の苦戦は続きそうだ。 県によると、羽田便の利用者数は、4月が前年同月比4・1%減の6万7418人で、5月と合わせた2カ月間では同10・8%減の13万7993人となった。北陸新幹線の新駅ができた小松、加賀両市を中心に利用者が新幹線に流れているとみられ、北陸エアターミナルビルの担当者は「影響が明らかになってきた」と話す。 4月に比べ、5月の減り幅が拡大したのは、北陸応援割による需要喚起が弱

                                                                      新幹線延伸で1万3798人減 5月の小松羽田便利用者|政治・行政|石川のニュース|北國新聞
                                                                    • 〈1.1大震災〉晴れの日、無情の雪 寺本さん家族7人死亡|社会|石川のニュース|北國新聞

                                                                      東京ディズニーリゾートを訪れた寺本さん家族。(左から)駿希さん、京弥さん、直之さん(右から)琉聖さん、弘美さん、美緒寧さん=昨年8月(直之さん提供) ●穴水生き埋め 三男は新成人、父悲痛 能登半島地震による土砂崩れで多数の住民が取り残された穴水町由比ケ丘地区の民家で7日、新たに7人の遺体が見つかった。寺本直之さん(52)=金沢市泉2丁目=は妻と子ども4人の家族全員を失い、無情の雪の中「なんで、こんなことにならんといけないんですか」と涙が止まらなかった。この日、金沢で「二十歳のつどい」に臨むはずだった三男も死亡が確認され、その式の会場では同級生が晴れの日の訃報に接し、悲しみに暮れた。 寺本さんの家族は地震があった1日、由比ケ丘にある妻弘美さん(53)の実家にいた。弘美さんとその両親の上野賀弘さん(79)、春美さん(76)のほか、寺本さんの長男琉聖さん(24)、次男駿希さん(21)、三男京弥さ

                                                                        〈1.1大震災〉晴れの日、無情の雪 寺本さん家族7人死亡|社会|石川のニュース|北國新聞
                                                                      • 米原論「火消し」に躍起 与党整備委で委員長 〈北陸新幹線延伸〉|政治・行政|石川のニュース|北國新聞

                                                                        ●具体的な工費、工期焦点に 「米原の問題は、もう決着済みの話だ」。北陸新幹線の大阪延伸を議論するため開かれた18日の与党整備委員会は冒頭、公明党の委員長代理がこう発言するなど、「米原転換論」への警戒感があらわになった。沿線の石川、富山に加え日本維新の会も米原への再考を求める状況に、「小浜」を推す西田昌司委員長は「この先、米原は議論しない」と火消しに躍起。ただ、「小浜」には財源に加え、京都の同意という障壁が残る。早期に解決できなければ、ルート見直しを求める声はさらに大きくなりそうだ。 「米原ルートは、工期が短く、工費が安い。それはその通りだ」。18日、日本維新の会が米原転換を求める提言書をまとめたとの情報は与党整備委メンバーに瞬く間に伝わり、西田氏も委員会後、提言書に目を通した上でこう語った。 ただ、西田氏は強硬な「小浜」論者。「米原」のメリットに一定の理解を示してみせた後は、北陸新幹線が東

                                                                          米原論「火消し」に躍起 与党整備委で委員長 〈北陸新幹線延伸〉|政治・行政|石川のニュース|北國新聞
                                                                        • 小松大谷高の一般入試、7割不合格 推薦増で「狭き門」に、「本命」の公立受験に影響|社会|石川のニュース|北國新聞

                                                                          ●「ランク下げざるを得ない」 今月1日に行われた小松大谷高(小松市)の一般入試で、受験生の7割超が不合格となっていたことが分かった。合格率は20%台とみられ、石川県内の私立高では異例の低水準となる。同校によると、1月の推薦入試の合格者のうち、公立高を受験せず同校へ進学するとした生徒が多かったため、一般の枠を例年より縮小した。ただ、そうした事情を知らず受験した中学3年生の多くが「滑り止め」を失った格好で、「本命」の公立高を見直す動きも出ている。 【関連記事】小松大谷ショックの影響も 公立高入試、南加賀に異変 小松大谷高入試で7割不合格「理解を」 多田理事長 中学校や塾に保護者の問い合わせ続々 小松大谷入試 県内公立高入試、出願倍率は1.01倍 小松大谷高の入試では、推薦を含む定員300人の枠に対し、受験者が1214人(前年度1243人)、倍率が4・05倍(同4・14倍)と例年並みだった。一方

                                                                            小松大谷高の一般入試、7割不合格 推薦増で「狭き門」に、「本命」の公立受験に影響|社会|石川のニュース|北國新聞
                                                                          • 谷口建築 意匠そのまま 玉川図書館の改修|社会|石川のニュース|北國新聞

                                                                            ●外壁補修、バリアフリー化 ●金沢市教委、9月補正 金沢市教委は、世界的建築家で文化功労者・日本芸術院会員の谷口吉生氏が父吉郎氏と手掛けた玉川図書館の改修に向けた基本計画を固めた。谷口建築の意匠を堅持し、時代の変化に合わせて施設の機能強化を図る。外壁などを補修して45年前の完成当時の状態を復元するほか、バリアフリー対応などを進める。 9月補正予算案に7790万円を盛り込む。基本設計を簡素化し、来年度以降に行う予定だった実施設計を今年度内に前倒しする。着工、完成時期は未定。 玉川図書館は吉郎、吉生両氏の最初で最後の親子による共作で、新築の本館を吉生氏、既存の赤れんがの建物改修を吉郎氏が設計し、1978(昭和53)年に完成した。本館はシンプルな意匠の外観で、外壁には年月を経ても錆(さび)が風合いを醸す鋼材が使われている。 本館の改修は初めてで、計画では外壁や出入り口付近の歩道のコンクリートなど

                                                                              谷口建築 意匠そのまま 玉川図書館の改修|社会|石川のニュース|北國新聞
                                                                            • 県境越え無料巡回バス 全国初 金沢・津幡-南砺 金沢の物流会社、協賛金で運行|社会|石川のニュース|北國新聞

                                                                              ●1日3往復、交流促進 金沢市・津幡町と南砺市をつなぐ無料巡回バスの運行が始まり、南砺市のJR城端駅前で13日、開通記念セレモニーが行われた。物流業「アペックス」(金沢市)が、ルート付近の施設から協賛金を集め、1日3往復する。県をまたぐ無料バスの運行は全国初で、新たな交通サービスとして、買い物や観光を含む幅広い交流促進効果が見込まれる。 無料バスは10月15日からマイクロバス(定員28人)で運行している。これまでに約320人が利用している。 最初の便は午前7時57分にJR金沢駅を出発し、南砺市城端曳山会館を経由して津幡町役場へ向かう。2便目は同町役場と曳山会館を往復。最終便は同町役場から曳山会館を経由して午後5時23分に金沢駅に到着する。 ルート途中で、アル・プラザ津幡やイオン金沢店、南砺側では道の駅福光やJR福光駅・城端駅などに停車する。運行はアペックスの子会社「なるわ交通」(金沢市)に

                                                                                県境越え無料巡回バス 全国初 金沢・津幡-南砺 金沢の物流会社、協賛金で運行|社会|石川のニュース|北國新聞
                                                                              • Sonota on Twitter: "北國新聞とテレビ金沢が「大東亜聖戦祭」とかいう極右カルトの価値観に賛同してるのがすごい。 https://t.co/AAAySRzcTQ"

                                                                                北國新聞とテレビ金沢が「大東亜聖戦祭」とかいう極右カルトの価値観に賛同してるのがすごい。 https://t.co/AAAySRzcTQ

                                                                                  Sonota on Twitter: "北國新聞とテレビ金沢が「大東亜聖戦祭」とかいう極右カルトの価値観に賛同してるのがすごい。 https://t.co/AAAySRzcTQ"
                                                                                • 新型コロナ抗体量、子どもは大人の3倍 重症化しにくさ裏付け 石川県立大が香港大と研究|新型コロナ|石川のニュース|北國新聞

                                                                                  石川県立大(野々市市)などの共同研究チームは21日、新型コロナに感染した際に体内で作られる抗体量が、子どもは大人の3倍となることを世界で初めて突き止めたと発表した。抗体は重症化の原因とされるタンパク質を攻撃する性質があり、子どもが重症化しにくいことが裏付けられるという。抗体の研究をさらに進めることで、治療薬や診断薬の開発につながることが期待される。 香港大との共同研究で、県立大の森正之准教授(遺伝子機能学)が参加した。森准教授らのグループは、コロナの特徴的なタンパク質「ORF8」を大量合成する技術を提供。2020年に確立した方法で、重症化の程度に関与すると考えられるORF8を県立大で作り、香港に送った。 共同研究ではORF8を攻撃する抗体の量を調べた。香港の感染者約200人を対象に「17歳以下の子ども」「18歳以上の大人」の2グループに分けて血液を比較したところ、抗体量は子どもの方が平均し

                                                                                    新型コロナ抗体量、子どもは大人の3倍 重症化しにくさ裏付け 石川県立大が香港大と研究|新型コロナ|石川のニュース|北國新聞