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石川県津幡町の「大滝観光流しそうめん」で、8月中旬に発生した食中毒をめぐり、患者がこれまで93人に上ることが分かりました。保健所によりますと、流しそうめんに使用する湧き水から食中毒の原因となるカンピロバクターが検出されたということで、県は相談があった約500人についても調査を進めています。 【写真を見る】食中毒があった大滝観光流しそうめん 石川県によりますと、津幡町牛首の木窪大滝にある「大滝観光流しそうめん」で、8月11日と12日に食事をした利用者から、下痢や発熱などの症状が出たと、複数の相談があったということです。 患者はこれまでに少なくとも93人に上っていますが、全員回復に向かっているということです。このほか、約500人から相談があり、入院した人も複数いるということで、食中毒の可能性があるか県が調査を進めています。 県は8月17日から19日までの3日間、店を営業停止処分にしました。保健
婚姻届けや転入届け、出生届など、あらゆる行政手続きで使われる「ハンコ」ですが、今その廃止に向けた動きが加速しています。9日も上川法務大臣が婚姻届けや離婚届の押印を廃止する方向で検討していることを明らかにしました。国が進める「脱ハンコ」の動きに、石川県内のはんこ店からは「説明が足りない」と戸惑いの声が上がっています。 「ただ押しましたというだけのハンコについては、もういらないことにしようと」(河野行革担当大臣) 河野行革担当大臣の鶴の一声から加速を続ける「脱ハンコ」の動き。菅総理は7日、行政手続きでのハンコの使用を原則廃止するよう指示し、その流れは民間にも広がろうとしています。 「ハンコ文化自体が無くなるのか?県内の関係者からも戸惑いの声が上がっています」(記者) 金沢市高岡町の老舗ハンコ店「ツルミ印舗」。5代目店主の鶴見昌平さんは、国の突然の方針発表に驚くと同時に「説明不足と感じた」といい
8月、石川県津幡町の木窪大滝にある「大滝観光流しそうめん」で食事をした少なくとも93人が食中毒の症状を訴えた問題で、運営元の大滝観光は損害賠償を終えた時点で廃業することを明らかにしました。 【写真を見る】食中毒があった大滝観光流しそうめん 石川県津幡町の木窪大滝にある観光名所の「大滝観光流しそうめん」では、料理に使われる湧き水の原水から食中毒の原因となるカンピロバクターが検出され、石川県の調べでこれまで少なくとも93人が食中毒の症状を訴えました。 運営する大滝観光は、今月5日にホームページで「現在、損害賠償の支払いを進めているとしたうえで、賠償を終えた時点で廃業する」ことを明らかにし「発症された皆様とその家族の方々、および関係者様には多大なる苦痛とご迷惑をおかけしましたことを心より深くお詫び申し上げる」としています。 「大滝観光流しそうめん」は、夏だけの期間限定の営業で30年以上の歴史があ
今年8月、石川県加賀市の自宅で、同居する母親を自殺に追い込んだとして、自殺教唆と暴行の罪に問われた54歳の男の初公判が25日、金沢地裁で開かれ、男は起訴された内容を認めました。裁判は即日結審し、検察側は懲役3年を求刑しました。 同居の母親(当時78)に「はよ死ねや」この裁判は今年8月、加賀市塩屋町の自宅で、当時78歳の母親に殴る蹴るなどの暴行を加えた後、包丁を差し出し「はよ死ねや」と迫ったとして、同居していた54歳の長男が自殺教唆と暴行の罪に問われたものです。 25日、金沢地裁で開かれた初公判で、被告は起訴された内容について、裁判長に「間違っている点はないですか」と問われると、はっきりとした大きい声で「ないです」と答えました。弁護側も、起訴内容については争わない方針を示しました。 幼少期から好きだった“母の手作りカレー” 隣人におすそ分けされ激高検察側の冒頭陳述などによりますと、被告は当時
去年9月、石川県白山市の金沢工業大学で実験に使う土壁が倒れ、女子学生2人が大けがをした事故で、警察は安全管理を怠ったとして、60代の男性教授を業務上過失傷害の疑いで書類送検しました。 【写真を見る】耐震実験が行われていた大学の実験室 去年9月、石川県白山市八束穂(やつかほ)の金沢工業大学の実験室で、耐震実験の準備中に土壁が倒れ、60代の男性教授と女子学生2人が下敷きになりました。 この事故で、女子学生が頭蓋骨を折るなどの大けがをしたほか、男性教授も足などにけがをしました。 警察や大学によりますと、男性教授がクレーンを使って土壁1枚を運ぼうとした際、8枚がドミノ倒しになり、教授と学生は、大学で決められたヘルメットや作業服などを身につけていなかったということです。 警察は、男性教授が事故を未然に防ぐ注意義務を怠ったとして、きのう付けで業務上過失傷害の疑いで書類送検しました。 事故をめぐっては、
小中学生の全国学力・学習状況調査で、「行き過ぎた事前対策」が指摘されている石川県で、全体の4割以上の学校で調査の直前に過去問を解くなどの対策をとっていたことが分かりました。 【写真を見る】“学力全国1位”の裏で…「行き過ぎた事前対策」結果にこだわる根深い体質 文部科学省は毎年4月、小学6年生と中学3年生を対象に全国学力・学習状況調査を行っていて、石川県は今年、全5教科中、小学6年生の国語と算数、それに中学3年生の数学の合わせて3教科で全国1位でした。 例年高い水準を誇る石川県ですが、数年前から「行き過ぎた事前対策」が指摘されていました。 ■「本来の子どもたちの実態とずれてくる」学力調査の事前対策 何が問題? 石川県教職員組合は、今年4月に行われた学力調査について、県内272校の小中学校に実態調査を行い、このうち158校から回答を得ました。 その結果、全体の44%の学校で授業中や宿題、春休み
金沢市を中心に北陸地方で「新出製パン所」の名前で高級食パン店を経営していたSHINDEXが、30日付けで事業を停止し自己破産申請の準備に入りました。 【写真】新出製パンで販売していた商品 帝国データバンクによりますと、SHINDEXは、2011年7月に創業し、「新出製パン所」の名前で金沢市を中心に北陸地方で高級食パン店を経営していました。 好調な集客を背景に2018年6月には金沢市疋田に現在の本店工場を建設し、百貨店やスーパーにも販路を拡大していたほか、フランチャイズ展開も進められ、去年2月期の年間の売上高は、約2億3000万円に上りました。しかし、全国的な高級食パンブームで、ここ数年は競合店が増加したことに加え、新型コロナの感染拡大の影響などで今年2月期の売上高は約1億5000万円に減少していました。 さらに原材料価格の高騰なども重なり資金繰りが限界に達したことで、30日付けで事業を停止
石川県輪島市の国道249号のトンネル近くで大雨による土砂崩れが発生し、地震からの復旧工事に当たっていた作業員らの安否がわからなくなっていた事故で、22日午後、住民を含む男女14人が発見され、2人の死亡が確認されました。 石川県輪島市の国道249号「中屋トンネル」近くでは21日、大規模な土砂崩れが発生し、作業員の安否が分からなくなりました。 消防によりますと、当初安否が分からなくなっていたのは作業員5人でしたが、22日、トンネル付近で、近くの住民や作業員男女14人が発見されたということです。 このうち4人は命に別状はなく、消防隊員とともに下山したということです。 残る10人はきょう夕方、自衛隊のヘリコプターで航空自衛隊の基地に運ばれた後、病院に搬送されましたが、住民の男性1人と作業員とみられる男性1人の死亡が確認されました。
3日朝、石川県能登地方で最大震度5強を観測する地震があり、2人がけがをしました。能登半島地震の被災地では、元日の地震で被害を受けた住宅がさらに倒壊する被害が相次いでいます。 【写真を見る】震度5強に住民「とどめ刺された」公費解体待ちの住宅が崩れ落ちる 石川で震度5強 記者リポート「こちらではもともと倒壊していた住宅がけさの揺れでさらに崩れ、一部が道路にまでせり出しています」 震度5強を観測した輪島市では、元日の地震で被害を受けた住宅など5棟が地震でさらに倒壊しました。 こちらの住宅は、4月に公費解体を申請していましたが、工事が始まる前にさらに崩れ落ちました。 住宅所有者の男性「きのうまで一応建っていた。きょうで結局とどめ刺されたみたいな感じ」 3日の朝6時31分ごろ、石川県能登地方を震源とするマグニチュード6.0の地震で、石川県輪島市と珠洲市で震度5強を観測。 石川県で震度5強の揺れを観測
MROをはじめJNN28局のニュースアプリ「NEWSDIG」の中から注目記事を深掘りします。今回は「支援の壁は“個人情報”…災害医療チームJMATの支援終了会見で見えた課題」についてです。 【写真】JMATが支援を終えた被災地…復旧作業は続くが これは、全国から集まった災害医療チーム「JMAT(ジェイマット)」が、先月31日で支援活動を終了し、県の医師会が記者会見を開いたもので、会見では、高齢者への継続的な生活支援が必要といった現場から見えた課題について理解を求めていました。 ここで、能登半島地震で被災地に駆けつけた災害医療班についておさらいします。 災害救護チームのうちよく耳にするのが、災害時にいち早く駆けつけ、迅速な医療支援を行うDMAT(ディーマット)。そして、DMATから引き継ぐ形で、中長期で支援するのがJMATで、医療機関への支援や被災者の健康管理などを担います。 この他にも…精
5日夕方、金沢市のデパート「金沢エムザ」で男性が刃物で刺され、68歳の女が殺人未遂の疑いで逮捕された事件で、女が「あなたを殺して私も死ぬ」と男性に話しかけ、犯行に及んだことが関係者への取材でわかりました。 5日午後5時すぎ、金沢エムザ地下1階の書店で、50代の男性が刃渡りおよそ15センチのナイフで背中を刺され、警察は金沢市松村の無職・大田紀子容疑者(68)を殺人未遂の疑いで現行犯逮捕しました。 関係者によりますと、大田容疑者は、男性の背中にナイフを当て「ごめんなさい。あなたを殺して私も死ぬ。そのために人質がいるの」と話しかけた後、男性の背中を刺したということです。男性は軽傷とみられています。 大田容疑者は、警察の調べに対し「背中を切りつけたが殺すつもりはなかった」と、殺意を否認しているということです。2人に面識はなく、警察は動機の解明を進めることにしています。
来年3月の敦賀延伸に向けた機運が高まっていますが、さらにその先、大阪までの全線開業をめぐってはいまだ多くの課題が残っています。延伸ルートとして避けて通ることはできない京都が抱える問題とは。 【写真を見る】北陸新幹線「米原ルート」が再浮上?“小浜市民の悲願”の裏で地下縦断に揺れる「小浜・京都ルート」 ちょうど1か月前、沿線6つの駅で盛大に開かれた新幹線の歓迎セレモニー。国が整備を決めてから半世紀…ようやく目前まで迫った敦賀開業へ、多くの周辺住民が集まりました。 「新幹線なんて夢のまた夢やったけど、長生きしたおかげで見させてもらえた」(福井の地元住民) 日本で初めて建設された、東京と大阪をつなぐ東海道新幹線。日本海側を通る北陸新幹線は利便性の向上はもとより、南海トラフ地震などの災害が発生したとき、日本の大動脈である「東海道新幹線」の代替ルートとしても期待されています。 ■正式決定した「小浜・京
アニメ放映を機に始まった「湯涌ぼんぼり祭り」が22日に3年ぶりに開かれます。コロナ禍で中止になることもありましたが、2011年から始まった祭りは今回で10回目。長く続いてきたそのワケを探ります。 【写真】祭り継続に向けた秘策とは…初回当時を語る 普段は閑静な金沢の奥座敷に人だかり湯涌温泉で7月に行われたぼんぼりの点灯式。閑静な金沢の奥座敷には約400人が集まりました。 協賛を募りながら設置されたぼんぼりの数は350基。会場には、幻想的な灯りを楽しみにしていた人や、自分の名前が書かれたぼんぼりを探す人など様々です。 「点灯式でぱっと点いたのを見れたのも本当に涙がウルウルでした」(東京からの来場者) 「昔ってホントに若い人が誰も歩いていなかったんですよ。湯涌のこの町って。それが凄い若い人がいっぱい来ているというのが凄い私としてはうれしいです」(県内からの来場者) この時、来場した人たちは3か月
元日に石川県能登地方で最大震度7を観測した地震。被災地では大規模火災や津波の被害が徐々に明らかになってきています。珠洲市周辺ではおよそ3年にわたって活発な地震活動が続いていて、珠洲市では2023年5月にも、震度6強を観測していました。 【図を見る】地震発生のメカニズム・北側の海域に広がる震源など この震度6強の後、研究者の間では大きく分けて2つのシナリオが考えられていました。そのうち「一番怖いシナリオ」と考えていたのが、「流体が活断層の深い所に達して、それがきっかけで大地震が起こる」こと。2023年5月のM6.5の地震が、“珠洲沖セグメント”と呼ばれる活断層でも地震を誘発するという考えです。 京都大学防災研究所の西村卓也教授は「活断層が隣にあるということは、隣で火事が起こっているのと同じような状態。危ない状態であることは間違いない」と指摘していました。2023年6月に取材した解説記事です。
金沢駅近くの性風俗店の営業が禁止されている区域のアパートで、男性客に対し性的なサービスをしたとして、経営者の25歳の女が逮捕されました。 風営法違反の疑いで逮捕されたのは、金沢市醒ケ井町のメンズエステ経営、谷内さくら容疑者(25)です。 警察の調べによりますと、谷内容疑者は風営法で禁止されている小学校から200メートル以内の区域にある金沢市醒ケ井町のアパートで、メンズエステ「Ribbon(リボン)」を経営し、2023年12月、男性客に性的なマッサージをした疑いがもたれています。 2023年8月、警察に匿名で「売春しているアパートがある」と通報があり、内偵捜査を進めていました。警察は捜査に支障があるとして、谷内容疑者の認否を明らかにしておらず、営業実態や売上金の流れについて詳しく調べています。
24日午後、石川県白山市の鉄工所で鉄骨をトラックの荷台に載せる作業をしていた50代の男性が落ちてきた鉄骨の下敷きになり死亡しました。 24日午後3時ごろ、白山市八田中町の「本田鉄工」で、クレーンを使って鉄骨をトラックの荷台に載せる作業をしていた男性が落ちてきた鉄骨の下敷きになりました。 この事故で、野々市市本町のトラック運転手・角野和宏さん(53)が病院に運ばれましたが、およそ2時間半後に死亡しました。また一緒に作業をしていた60代の男性もけがをしましたが、命に別状はないということです。 警察によりますと、当時は複数の作業員でクレーンを使って重さおよそ1.5トンの鉄骨をトラックに載せる作業をしていました。角野さんが荷台に乗せ終わった鉄骨にくくりつけられたワイヤーを外し、別の作業員がクレーンを引き上げたところ、外しきれなかったワイヤーが引っかかり、鉄骨が落ちたとみられています。 警察が労災死
能登半島地震の発生から3か月です。100人以上が利用する輪島市内の避難所では、これまで全国から入っていた炊き出しボランティアが4月以降、減ることが見込まれていて、厳しい現実に直面しています。 【写真を見る】 輪島市門前町の諸岡公民館。 3月26日の昼、岐阜県高山市の男性3人が揚げパン300食の炊き出し支援に訪れていました。 この避難所に来るのは3回目だという村井祐介さんは、片道4時間ほどかけて駆けつけています。 村井祐介さん 「自分にできることはこれくらいしかないので、できることを困っている人にやっていこうという思いだけで来ているので、それ以外ないですね」 地震発生から3か月。 避難所を支えてきたのはこうした温かい支援の手でした。 一方でその支援の継続が今課題となっています。 諸岡公民館の炊き出し責任者 柴田寿美香さん 「朝昼晩とこの青い線がボランティアに来ていただいている日なんですけど、
感染対策を徹底するため最近、「マスク会食」という言葉をよく耳にしますが、マスクの付け外しが面倒だったり会話がいちいち止まってしまったり、煩わしさを感じるという方も多いですよね。そんな煩わしさを解消しようと、新たなマスクが開発されました。 コロナ禍で、これまでも様々なマスクづくりを手掛けてきた石川県能美市の繊維メーカー・小松マテーレでは、新たな会食マナーを提案するその名も「手のマスク」を開発しました。 「マスクをつけたり外したりという煩わしさなく会食ができる。そういったものを考案できないかというところから商品開発が始まった」(小松マテーレ技術開発部・北本亜紀 次長) 一方で、気になるのは使用中や使用後の衛生面の問題。手のマスクに使われるているのはエアロテクノ素材。「酸化タングステン」という化合物が部屋などの光に反応して生み出される「ラジカル」という成分が、ウイルスを酸化分解する仕組みです。
航空自衛隊小松基地のF15戦闘機が墜落した事故から13日目です。現場の海域で、遺体の一部が見つかったことが関係者への取材で分かりました。 先月31日、小松基地所属のF15戦闘機が離陸直後、日本海上に墜落した事故。現場周辺の海域で遺体の一部が見つかったことが、自衛隊関係者への取材で分かりました。遺体は損傷が激しく、身元の特定には時間がかかるということですが、自衛隊では戦闘機に搭乗していた田中公司1等空佐、植田竜生1等空尉のいずれかとみて確認を進めています。 加賀市の沖合では12日も捜索活動が続けられていて、県漁協加賀支所によりますと自衛隊からの要請を受け、朝から現場周辺の海域での漁業を中止しているということです。
黒枠のラベルは、コンテンツホルダー自身が付与したものです。グレー枠のラベルは本文解析で自動付与されたものです。 福井県敦賀市の職員24人が新型コロナウイルス接触確認アプリ「COCOA」で、陽性者との接触を知らせる通知を受けたことがわかりました。福井県では、この24人に対しPCR検査を行っていて、検査結果は25日判明する予定です。 福井県や敦賀市によりますと、「COCOA」での通知を受けたのは23日に11人、24日に13人の計24人の敦賀市の職員です。24人のうち23人は市役所の本庁の職員、1人は市立敦賀病院に勤務する事務職の職員で複数の部署にわたっています。一度に全員で会うことなどはなかったということです。福井県は、24人全員のPCR検査を行っていて、25日には検査結果が判明するということです。
北陸電力は30日、家庭向けを含む規制料金について、大手電力会社の中では最大となる平均45%の値上げを経済産業省に申請しました。今後、料金改定に向けた審査が行われます。 【写真・地図を見る】各電力会社の値上げ幅は 北陸電力は30日午後、富山市内で会見を開き、家庭向けを含む規制料金について、平均45.84%の値上げを経済産業省に申請したと発表しました。 大手電力会社10社のうち、東北電力、中国電力、四国電力、沖縄電力に続く5例目で、値上げ幅は他社と比べ最大です。 標準的な家庭では、1か月当たり2696円の負担が増える見込みです。 北陸電力は、来年3月期の連結決算で、過去最大の1000億円の赤字が見込まれていて、松田光司社長は「大変な負担をかけることになり心苦しい限りだが、電気料金の値上げを実施することにした」と理解を求めました。 燃料費の高騰が続き、電力の供給コストがかさむ中、松田社長が重要視
捜査機関が任意で被疑者を取り調べる際に、弁護士が同席する「立ち会い」について、石川県警が「原則許可しない」とする内部資料を作成していたことが分かりました。県警は弁護士会の指摘を受けて、今後、資料を修正することにしています。 【写真を見る】石川県警が作成した内部資料 おととし6月、県警察本部が作成した内部資料。捜査上の留意点が書かれたもので、任意の取り調べでは弁護士の立ち会いを認めないよう、警察官に指示していました。これに対し、警察庁はおととし5月、「捜査への影響などを勘案しつつ、慎重に検討する必要があり、組織的に対応する」と各都道府県警に指示していて、一律に許可しないとした県警の方針と食い違っています。 金沢弁護士会は、県警の方針は被疑者が弁護士を依頼する権利を侵害し、黙秘権の観点からも問題があるとして、今月13日付で県警に抗議しました。 金沢弁護士会・中西祐一副会長 「リアルタイムの取り
おととし5月、石川県白山市内の北陸自動車道でバイクに乗っていた76歳の男性が転倒して死亡した事故で、金沢地方検察庁は9日、43歳の男を危険運転致死の罪で在宅起訴しました。あおり運転をして男性を死亡させたとみられています。 事故が起きたのはおととし5月26日。白山市徳光町の北陸自動車道の上り線で、バイクに乗っていた大阪府高槻市の会社役員・黒川敦愛さん(当時76)が転倒し全身を強く打って死亡しました。 この事故をめぐり金沢地検は9日、本松宏一被告(43)を危険運転致死の罪で在宅起訴しました。捜査関係者などによりますと、当時追い越し車線で車を運転していた本松被告は、走行車線を走っていた黒川さんに対し、危険な幅寄せなどのあおり運転をして黒川さんを転倒、死亡させたとされています。 事故当初、本松被告はより罪の軽い過失運転致死の疑いなどで書類送検されていました。今後、裁判員裁判で審理されることになりま
石川県白山市内の公園の施設に火をつけたうえ、市に爆破予告の文書を送ったなどとして威力業務妨害などの罪に問われた市職員の男の初公判が15日金沢地裁で開かれ、男は罪を認めました。 この裁判は7月、白山市の松任総合運動公園で敷地内にある東屋に火をつけ燃やしたうえ、白山市役所と松任総合運動公園を爆破させるなどと書いた文書をFAXで市に送信したとして、白山市公園緑地課の職員の男(35)が器物損壊と威力業務妨害の罪に問われているものです。 15日に金沢地裁で開かれた初公判で、男は「間違いありません」と起訴された内容を認めました。 検察側は、男が犯行当日に任されていた会議の準備ができておらず、中止させるために犯行に及んだほか、東屋を燃やすための道具や証拠隠滅のための手袋などを用意していることなどから計画的な犯行だったとして、懲役2年を求刑しました。 一方、弁護側は刑事責任能力については争わないとしたうえ
2019年、北陸自動車道で乗用車であおり運転をして、バイクに乗っていた男性を死亡させたとして、危険運転致死の罪に問われた被告の裁判員裁判で、金沢地裁は7日、あおり運転があったと認定し、懲役6年の実刑判決を言い渡しました。 この事件は2019年5月、白山市徳光町の北陸自動車道で、大阪府高槻市の黒川敦愛さん(当時76)が運転する大型バイクに乗用車で危険な幅寄せなどのあおり運転をして、黒川さんを転倒・死亡させたとして、金沢市に住むJR西日本の社員・本松宏一被告(44)が危険運転致死の罪に問われたものです。 当初、警察は本松被告を過失運転致死の疑いで書類送検していましたが、死亡した黒川さんとともにツーリングをしていた女性のドライブレコーダー映像を基に事実上の再捜査が行われました。その結果、検察は、本松被告が事故の直前に割り込みや急ブレーキなどのあおり運転があったと判断し、今年2月、本松被告を危険運
2021年2月、石川県野々市市の当時中学1年生の女子生徒がいじめを苦に自殺した問題で、学校側がいじめの防止措置を怠ったとして両親が、27日午後、市に対し7227万円あまりの損害賠償を求める訴えを起こすことがわかりました。 【写真】亡くなった女子中学生と父親 女子生徒の父親「娘がかわいそうすぎる。何としてもその気持ちを晴らしてあげたい、それだけです」 野々市市の布水中学校に通っていた当時1年生の女子生徒はいじめを苦に2021年2月に自ら命を落としました。 学校によるアンケートでいじめの被害を訴えていたにも関わらず、学校側は市の教育委員会に対し「いじめは解消した」と報告していました。 その後、市が設置した第三者委員会では、同級生に陰口を言われたりSNSのLINEグループから外されるなど、女子生徒が受けた29の行為をいじめと認定しました。 両親は学校側がいじめの防止措置を怠ったとして、市に対し7
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