2022/11/28 全日本的なダート競走の体系整備について 1.経緯および趣旨 中央競馬と地方競馬の本格的な交流が始まった1995年から拡大したダート交流重賞は、1997年に全国的な統一格付基準が導入されたことにより、以降はダートグレード競走と名称を変え、これまで日本のダート競走の発展に大きく貢献してきました。 一方で、ダート競走の中心的役割を担うべき地方競馬においては、全日本規模の統一された競走体系の構築が実現できておらず、芝競走と比較してもダート競走は競馬関係者や国際的な評価の面で後れをとっている状況です。 そこで、芝とダートを両輪とする日本競馬の発展を目指し、地方競馬が主体となってダート競走の体系整備を行うことといたしました。先般発表した3歳ダート三冠競走の創設や、今回発表するさきたま杯のJpnI昇格等の全日本的なダート競走体系の整備により、高い能力を持った馬が様々な適性に応じて活