ご報告です。既に報道がありますが、昨年10月にアニメ制作会社STUDIO4℃の制作進行Aさんが裁量労働制の適用の違法性を巡って提訴した事件について、会社が何の合意も連絡もなく、請求額を一方的に全額支払ってきました。このため裁量労働… https://t.co/r4GjslYaRT
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日本の労働現場のしんどさに対して、私たちはいったい、どうしたらいいのか? 労働運動の歴史や思想に精通した『ブルシット・ジョブの謎』の著者・酒井隆史氏(大阪府立大学教授)と、長時間労働やパワハラなどの労働相談を日々受けてサポートを行ってきた『大人のいじめ』の著者・坂倉昇平氏(労働問題に取り組むNPO法人「POSSE」理事)に、市場の論理に回収されない「働くことの自律性」を取り戻すためにどんなことがなしうるかについて、語り合ってもらった。 (取材・構成:飯田一史) 他人に答えを求めるのをやめよう 酒井 よくイベントで質疑応答の時間があると「じゃあ、どうしたらいいんですか」と訊かれます。『ブルシット・ジョブの謎』の刊行記念イベントでも同様でした。 本当はそこで、答えを他人に求めるのをやめて自分で模索を始めたときにこそ、われわれは解放される、といいたいのですが、なにか無責任な気もして、いつもどうし
「大人のいじめ」に、今、注目が集まっている。 厚生労働省の統計によると、職場でいじめに遭っているという相談は、ここ10年で2倍に増加。 『大人のいじめ』では、坂倉昇平氏が受けてきた膨大な相談事例から、いじめの実態を紹介するとともに、その構造と背景を分析。 日本の職場で、「大人のいじめ」が、なぜ蔓延するのか?どうして、ここまで残酷になれるのか?防ぐことはできないのか?これらについて考察し、対抗する手立てを提案する。 ※本記事は坂倉昇平『大人のいじめ』から抜粋・編集したものです。 事故の治療で休んだら「給料泥棒」「遺棄しちゃう」 〈4ヵ月で給与84万円を取り上げ、オムツで働かせ、クレーンで吊るす…「大人のいじめ」の壮絶なリアル〉にひきつづき、次は、公立病院で起きた同僚と上司によるいじめの事件だ。 2017年秋、千葉県の公立病院に勤務する50代の嘱託職員の女性は、職員を対象とした検査で、採血中に
「大人のいじめ」に、今、注目が集まっている。 厚生労働省の統計によると、職場でいじめに遭っているという相談は、ここ10年で2倍に増加。 『大人のいじめ』では、坂倉昇平氏が受けてきた膨大な相談事例から、いじめの実態を紹介するとともに、その構造と背景を分析。 日本の職場で、「大人のいじめ」が、なぜ蔓延するのか?どうして、ここまで残酷になれるのか?防ぐことはできないのか?これらについて考察し、対抗する手立てを提案する。 ※本記事は坂倉昇平『大人のいじめ』から抜粋・編集したものです。 9年連続で「労働相談1位」は、「いじめ・嫌がらせ」 まずは、「職場のいじめ」について、数字で概要を確認していこう。 職場いじめといえば、よく引用される調査として厚生労働省の「個別労働紛争解決制度の施行状況」がある。同省が、管轄する労働相談窓口である全国の労働局などに寄せられた相談内容の統計をまとめたものだ。この数字を
近年「大人のいじめ」が深刻な問題になっている。 厚生労働省の統計によると、「いじめ・嫌がらせ」に関する労働相談が、ここ10年で2倍に激増。 労働問題に取り組むNPO法人「POSSE(ポッセ)」を立ち上げ、膨大な数の「いじめ・嫌がらせ」に関する相談を受けてきた坂倉昇平氏がその実態を、近著『大人のいじめ』(講談社現代新書)をもとに解説します。 後輩による集団いじめ 筆者が受けた最近の労働相談から、「後輩」によるいじめも紹介しておこう。30代のいわゆる「中年フリーター」の男性に対する職場いじめだ。 男性は娯楽施設内のポップコーンやドリンクなどを販売する売店で働いており、時給はほぼ最低賃金でシフト制だが、週に5日出勤し、勤続は10年以上に及んでいた。 ふだん売店には、学生と20代のフリーター合わせて10人ほどが働いている。男性は最年長であり、勤続年数でいっても全員の先輩にあたる。それが突然、いじめ
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