日本で「選挙に行こう」というスローガンが「絶望の産物」になってしまっている理由（坂倉 昇平,酒井 隆史） @gendai_biz

日本の労働現場のしんどさに対して、私たちはいったい、どうしたらいいのか？ 労働運動の歴史や思想に精通した『ブルシット・ジョブの謎』の著者・酒井隆史氏（大阪府立大学教授）と、長時間労働やパワハラなどの労働相談を日々受けてサポートを行ってきた『大人のいじめ』の著者・坂倉昇平氏（労働問題に取り組むNPO法人「POSSE」理事）に、市場の論理に回収されない「働くことの自律性」を取り戻すためにどんなことがなしうるかについて、語り合ってもらった。 （取材・構成：飯田一史） 他人に答えを求めるのをやめよう 酒井 よくイベントで質疑応答の時間があると「じゃあ、どうしたらいいんですか」と訊かれます。『ブルシット・ジョブの謎』の刊行記念イベントでも同様でした。 本当はそこで、答えを他人に求めるのをやめて自分で模索を始めたときにこそ、われわれは解放される、といいたいのですが、なにか無責任な気もして、いつもどうし

[imakita_corp]

実践が大事だ的な体裁をとってのそういう左派的流儀の衒学遊びが選挙を自民党への信任投票化させたんじゃないのか？

[turanukimaru]

選挙に行くだけじゃなくてデモもストもあるんだよというタイトルにしたほうがよかったんじゃなかろうか。絶望云々ではなく取れる手段があるって記事なんだから…

[palop]

“「国家権力の奪取」という問題設定をとらず、自律的空間を形成し、触発効果によって社会を変革していくという対ネオリベラリズム闘争の仕方“”世界の民衆闘争の主導理念がマルクス主義からアナキズムへと転換“

[rgfx]

「労働の価値は市場価値で測り、社会運動の成果は投票の数だけで測る、こういう発想の貧しさから脱却したい」「（私達は）もっと地道に、もっと価値のあること、もっと人のためになることをしながら生きている」

[worris]

"選挙制度とデモクラシーの関係を疑わないままの「選挙にいこう」とかそれに類するスローガンは、それ自体が絶望の産物" "労働の価値は市場価値で測り、社会運動の成果は投票の数だけで測る――こういう発想の貧しさ"

[sgo2]

問題解決を他者に丸投げするのは、自らの諸々を他者に委ねる事に等しいので、「出来る範囲内で何かした方が良い」のだけど、"自助/共助"が散々叩かれていたのを見るに、これはウケない。

[wkatu]

『「想像力」という点からもうひとつ私が言いたいのは「働く環境をよくしよう」「社会を変えよう」と言ったときにすぐ「じゃあ、投票でしょ」と短絡的に考えるのはやめるべきだ、ということですね。』

[goadbin]

この手の人の選挙以外の政治運動論って自民党への陳情、業界団体の族議員を悪の権化のように扱ってきたという歴史が説得力を失わせていると思う。山田、赤松が自民党から出馬したのはそれを象徴している。

[nagaichi]

アナキズム＆サンディカリズム

[dimitrygorodok]

職場や消費者・企業側といった属性で区切られない人間関係大事。

[mellhine]

この世界の役に立っていない、世界の破壊に寄与している人たちが富や権力でメディアを使い、私たちの力を過小評価するよう誘導します。あたかも彼らのほうがエラいかのようにみせかけているのです。本当は逆なのに。

[muchonov]

スコット〜グローバーの日常的抵抗とかハキム・ベイの一時的自律空間とか、まあ左派研究者の非実践的なお遊びのように扱われていた概念が、実際には地に足着いた運動論の基礎になっていくというのは、なんかいいよね

[yhaniwa]

「「じゃあ、どうしたらいいんですか」ってのはあちこちで言われる「代案は？」と同じではなかろうかと思う。

[ranobe]

町内会清掃ですら争いがおきるレベル