住吉大社の反橋~三本宮を結ぶ中心ラインの東 神須牟地神社 住吉大社の反橋(そりばし、太鼓橋のこと)、三つの本宮(第一・第二・第三)は一直線に並んでいるが、この中心ラインを東に約1キロ伸ばしたところに神須牟地神社が鎮座する。 神主さんはこの空間的な位置関係を十分に認識しておられた。 創建は住吉大社よりも古く、基本的に、神須牟地神社が大社への「住道(すんぢ)」に鎮座していることとの関係で考えておられるようだった。 神須牟地神社は約二千年前に創建。住吉大社は公式には約1800年前、西暦211年の創建 「かみすむぢ」の「すむぢ」は「住道」とも書いたそうで、例えば、江戸期に大名が参勤交代の途中、神須牟地神社で旅装を解き、装束をあらためて住吉大社に参拝するほどの社格であったという。 先日紹介した 多米(ため)神社 は、苗見(なえみ)神社・種貸(たねかし)神社とも云われ、江戸期には子孫繁栄・子宝の御神徳