「仏像の見方」とタイトルを付けてみましたが範囲が広くてうまく纏めることが出来 ずそうかと言って適当なタイトルも浮かびませんでした。 この世に生存された「釈迦」が起こしたのが世界三大宗教の一つ「仏教」であり、ただ 一人の仏でしたが、大乗仏教とともに多くの如来、菩薩、天部、羅漢などの多種多様 な仏が誕生した結果、仏像といえば釈迦像だったのがそれらの像すべてが仏像と称さ れるようになりました。 余計な考えですが仏教ではなく「釈迦教」と名乗っていれば仏教の内容も変わってい ただろうしこれほど多くの国々には布教しなかったことでしょう。 スリランカ、ミャンマー、タイなどで仏教と言えば上座部仏教(小乗仏教)で信仰の 対象は釈迦一仏のみです。我が国では複数の仏を信仰しますが一神教のキリスト教、 イスラム教では到底理解できないことでしょう。 パキスタンで大乗仏教、密教が起こり色々な仏像が出来た筈なのに見当た