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  • 星野仙一氏のWBC監督就任に反対する

    北京オリンピックが終わりましたが、ボルトやワンジル、フェルプスに日本の女子ソフトボールチームといった良い方の印象としてではなく、悪い方で一番印象に残ったのは、何といっても星野仙一氏が監督して率いた日本の野球の惨敗でした。私は、ナショナリストではないので、全てのゲームで日本チームを応援していたわけではないのですが、素人目に見ても下手な用兵、準備や情報の不足、ムード作りの失敗など、本来個々に能力の高い選手を(組み合わせは上手くなかったとしても)集めたはずの日本チームの戦いぶりのあまりの酷さに、後味の悪い思いをしました。たとえば、マイナー・リーグの選手に大学生まで混ぜたアメリカチームに二度も負けるというのは、監督としては、将棋なら駒を落とされて二度負けるくらいの「手合い違い」というべき惨敗でしょう。 個々の采配に関する不満や総評は、来週初発売の「週刊現代」の連載欄「新聞の通信簿」に新聞を引用して

    • 第6回 おすすめを聞いてはいけない : 山崎道場 : トレンド : マネー・経済 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

      仕事帰り、馴染みの小料理屋に立ち寄る。カウンターに腰を下ろすと、女将さんが「何にしますか」と尋ねるので、「とりあえずビール」と答える。しばらくすると、黙っていてもいろいろな小鉢が出てくる。人心地着いたところで、そろそろ日本酒か焼酎が飲みたくなった。そこで女将に尋ねる。「今日のおすすめは?」 今日は友達と一緒にイタリアンを食べた。注文した料理もワインも美味しかった。話しも盛り上がったし、まっすぐ家に帰るには少し時間も早い。「もう一杯、軽く飲んでいこうか」。レストランを出て、しばらく歩くとバーがあった。今まで入ったことはなかったが、何となく雰囲気が良さそうだ。カウンターに腰を下ろして店内を見回すと、バーテンの後ろには見たこともない酒が何本も並んでいる。ワインは飲んできたし、「とりあえずビール」と言うのも格好悪い。そこでバーテンに尋ねる。「おすすめは?」 これらは、いずれもよく見かける光景だ。た

      • 消費税で迷走する菅直人首相にトドメを刺す小沢一郎氏の「正論」(山崎 元) @gendai_biz

        あらためて言うまでもないが、選挙の先行きを見通すことは難しい。しかし、たまには、「ああこれで、勝負が決まったな」と思う事件や言葉に出会うことがある。 6月29日に愛媛県今治市で記者団に発したとされる、小沢一郎前幹事長の以下の台詞がそれだった。NHKのニュースサイトから引用しよう。 先ず、菅直人首相が消費税率の引き上げに言及したことに対する発言だ。 「わたしは政府に入っていないので、政策決定に口出しをする立場ではないが、民主党は政権党になったのだから、国民と約束したことはなんとしても守らなければ、社会は成り立たない。これでは国民に結果としてうそをついたことになる」 次に、地元の住民との会合で述べたとされる、子ども手当などの公約が修正されたことについてのコメントだ。 「『政権をとったら、金がなかったのでできません』などと、そんな馬鹿なことがあるか。約束したことは守るのが政治であり、約束できない

          消費税で迷走する菅直人首相にトドメを刺す小沢一郎氏の「正論」(山崎 元) @gendai_biz
        • TVコメンテーターの立場・現実・責任

          幸運な(と自分では思うのだが)行きがかりが幾つかあって、ここ2年ほど、生放送でニュース(的)情報を伝えるテレビ番組の「コメンテーター」と呼ばれる仕事をする機会があった。 ちょうど「スーパーモーニング」(テレビ朝日、朝8時から)のレギュラー出演がさる9月25日で終わったことでもあり、テレビ番組の「コメンテーター」について、簡単に考えておきたい。私がコメンテーター経験した番組は、「めざビズ」(フジテレビ。放送終了)、「とくダネ!」(フジテレビ、朝8時から)、「スーパーモーニング」、「ニュース・リアルタイム」(日本テレビ、午後4時54分から)、「ニュースGyaO」(GyaO、放送終了)、である。拙いコメンテーターではあったが、どの番組にも愛着がある。 当ブログに限らず、ブログや掲示板などを見ると、TVコメンテーターの発言は、多くの場合、不見識で思慮の浅いものとして、批判されている。公共の電波を使

          • 本日発売!「ほったらかし投資術 インデックス運用実践ガイド」(山崎元・水瀬ケンイチ著)

            ※本ブログでは記事中にPRを含む場合があります 山崎元氏と私の共著、「ほったらかし投資術 インデックス運用実践ガイド」が本日から正式に発売になります。 内容をご紹介します。目次は以下のとおり。 序章  人はどのようにしてインデックス投資家になるか ~水瀬ケンイチの投資遍歴 理論編 なぜ、普通の人にとってほぼベストの資産運用方なのか? ~山崎元が教えるインデックス投資の基礎知識 実践編 インデックス投資、こうやったら大丈夫 ~水瀬ケンイチのすぐにできる徹底ガイド 商品ガイド編 インデックスファンド、ETF商品完全ガイド もっと知りたいあなたへ ファンドマネージャーに聞く!ここが知りたいインデックス投資 終章  「ほったらかし運用」の魅力とあなたの未来 あらためて、内容について少し説明します。 「序章」では、水瀬がインデックス投資家になった経緯(暗黒歴史)とインデックス投資概要を書いています。

              本日発売!「ほったらかし投資術 インデックス運用実践ガイド」(山崎元・水瀬ケンイチ著)
            • トウシルの「投資判断で重要な7原則」が圧倒的に強力

              初心者投資家が「やってはいけない投資!」を理解するための7原則 | トウシル 楽天証券の投資情報メディア 今回は、トウシルの「超・少額投資のススメ」特集に向けて、正しい投資行動の判断原則について書く。 さて、読者が真に「初心者」であるなら、それは幸いなことだ。なぜなら、誤った先入観をまだ持っていないからだ。やるべきことは、素直な心で基本原則… 詳しくは上記のコラムをご覧いただきたいのですが、コラムで詳しく解説されている「投資判断で重要な7原則」は以下のとおり。 損得計算に基づいて「自分で」決める。相手がプロでも「任せる」のは絶対にダメだ。同類の投資対象にあっては実質的な手数料がより高いものを避ける。実質的な手数料が「分からない場合」のものも無条件に避ける。自分に商品を売ることで利益を得る可能性がある相手のアドバイスを聞かない。銘柄選択・投資のタイミングに関して、平均的他人に勝る判断力は自分

                トウシルの「投資判断で重要な7原則」が圧倒的に強力
              • 村上世彰氏無罪説の論点など

                今日、「News GyaO」に雑誌「AERA」の記者で「ヒルズ黙示録」の著者である大鹿靖明記者がゲストとして出演した。ご覧になった方は理解されたと思うが、彼は、検察が村上世彰氏を裁判で有罪にするのは難しいかも知れないというストーリーを紹介してくれた。 議論の大筋は、こうだ。 (1)11月8日時点で、宮内被告から「ライブドアはニッポン放送を買いたいと思っている」という話を村上氏が聞いたのは確かで、彼も調書にサインしたと言っているが、これは、資金の調達も、株を売ってくれる相手の目処もない時点の話であり、この段階でライブドアの方針が決定していたとはとても言えない。 (2)ライブドアがニッポン放送大量取得を決めて村上氏に株の調達について相談したのは翌年の1月28日で、インサイダー情報が発生したのはこの時点であって、これ以後、村上ファンドはニッポン放送の株を買っていない。 従って、裁判で村上氏をイン

                • 「安倍語録」から

                  Ohmynewsに、青木理氏が、「安倍語録」をまとめられています。これまでの、国会答弁、著書、インタビューでの発言などから抜粋したものですが、読む価値があると思います(http://www.ohmynews.co.jp/HotIssue.aspx?news_id=000000001564)。 私が気になった発言を三つあげてみます。 (1)「侵略戦争の定義は定かでない。政府が歴史の裁判官になって単純に白黒つけるのは適切でない」(衆院予算委) 一番気になったのは、この発言です。ある戦闘行為が侵略戦争かどうかは、確かに議論の余地がありますが、政府、即ち行為の決定者は、「白黒」の判断が出来ていなければなりませんから、過去の事例についても、将来起こりうる仮定のケースについても、明確な判断を持っていなければなりません。それが侵略戦争であるかないかが判断できない人が、たとえば、自衛隊の行動を指揮するとい

                  • 定年後の“新しい”経済常識

                    やまざき・はじめ/1958年、北海道生まれ。東京大学経済学部卒業。現在、楽天証券経済研究所客員研究員。株式会社マイベンチマーク代表取締役。東京大学を卒業後、三菱商事に入社。野村投信、住友生命、住友信託、メリルリンチ証券、パリバ証券、山一証券、明治生命、UFJ総研など、計12回の転職を経験。コンサルタントとして資産運用分野を専門に手掛けるほか、経済解説や資産運用を中心に、メディア出演、執筆、講演会、各種委員会委員等を務めた。2024年1月1日、永眠。 山崎元のマネー経済の歩き方 12社を渡り歩いた資産運用の現場に一貫して携わってきた視点から、「資産運用」の方法をどう考えるべきか懇切丁寧に説く。投資家にもわかりやすい投資の考え方を伝授。 バックナンバー一覧 このところ、定年後の経済生活について、取材を受けることが多い。人口、経済力共にボリュームゾーンである団塊世代が大量退職するからだろう。じつ

                    • 羽生結弦選手と藤井六段の活躍で気づいた、高齢者より若者に投資すべき理由

                      やまざき・はじめ/1958年、北海道生まれ。東京大学経済学部卒業。現在、楽天証券経済研究所客員研究員。株式会社マイベンチマーク代表取締役。東京大学を卒業後、三菱商事に入社。野村投信、住友生命、住友信託、メリルリンチ証券、パリバ証券、山一証券、明治生命、UFJ総研など、計12回の転職を経験。コンサルタントとして資産運用分野を専門に手掛けるほか、経済解説や資産運用を中心に、メディア出演、執筆、講演会、各種委員会委員等を務めた。2024年1月1日、永眠。 山崎元のマルチスコープ 旬のニュースをマクロからミクロまで、マルチな視点で山崎元氏が解説。経済・金融は言うに及ばず、世相・社会問題・事件まで、話題のネタを取り上げます。 バックナンバー一覧 平昌オリンピックの男子フィギュアスケートで金メダルに輝いた羽生結弦選手(右)と、銀メダルを獲得した宇野昌磨選手(左) Photo:AFP/AFLO 若者が大

                        羽生結弦選手と藤井六段の活躍で気づいた、高齢者より若者に投資すべき理由
                      • お金を増やす「たった5つのルール」~銀行員に会ってはいけない!(山崎 元) @gendai_biz

                        NISA(少額投資非課税制度)や確定拠出年金が拡がっていることもあり、様々な「投資教育」が行われているが、残念なことにその多くの内容が不適切だ。 なぜなら、投資教育の作り手あるいはスポンサーが金融機関であるために、彼らの顧客を作るための「カモの養殖」のようなものが少なくないし、運用商品の手数料の重要性のような金融機関にとって不都合な内容をスルーしたものが多い。 そこで、今回は、拙著『お金に強くなる!』の中で取り上げたテーマの中でも特に読者に伝えたかった、お金の運用のコツをお伝えする。 拙著は、見開き2ページで48テーマを扱い、1テーマ2分として96分で一生困らないくらいお金に強くなる、というのが売り口上なのだが、特別に重要なポイントを選んで5つご紹介する。はっきり言って、以下のポイントを完全に理解すれば、お金の運用に関しては必要十分だ。 ポイントは以下の5つだ。 (1) 銀行員と顔を合わす

                          お金を増やす「たった5つのルール」~銀行員に会ってはいけない!(山崎 元) @gendai_biz
                        • 投資をする際の2つのアプローチとは?――山崎元 VS. 山口揚平の投資対談(中編)

                          山崎元(やまざき・はじめ) 経済評論家、楽天証券経済研究所客員研究員、1958年生まれ。東京大学経済学部卒業後、三菱商事入社。住友信託銀行など12回の転職を経験。2005年から楽天証券経済研究所客員研究員。ファンドマネジャー、コンサルタントなどの経験を踏まえ資産運用分野が専門。 雑誌やWebサイトで多数連載を執筆し、テレビのコメンテーターとしても活躍。主な著書に『会社は2年で辞めていい』(幻冬舎)、『「投資バカ」につける薬』(講談社)、『お金をふやす本当の常識』(日本経済新聞社)など。 山口揚平(やまぐち・ようへい) 早稲田大学政治経済学部卒。トーマツコンサルティング、アーサーアンダーセン、デロイト トーマツ コンサルティング、アビームM&Aコンサルティング シニア・ヴァイス・プレジデントを経て現職。 主な著書に『株M&A大化け相場に乗り遅れるな!』(日本実業出版社 2005年)、『なぜか

                            投資をする際の2つのアプローチとは?――山崎元 VS. 山口揚平の投資対談(中編)
                          • インデックス投資の普及に何が必要か

                            やまざき・はじめ/1958年、北海道生まれ。東京大学経済学部卒業。現在、楽天証券経済研究所客員研究員。株式会社マイベンチマーク代表取締役。東京大学を卒業後、三菱商事に入社。野村投信、住友生命、住友信託、メリルリンチ証券、パリバ証券、山一証券、明治生命、UFJ総研など、計12回の転職を経験。コンサルタントとして資産運用分野を専門に手掛けるほか、経済解説や資産運用を中心に、メディア出演、執筆、講演会、各種委員会委員等を務めた。2024年1月1日、永眠。 山崎元のマネー経済の歩き方 12社を渡り歩いた資産運用の現場に一貫して携わってきた視点から、「資産運用」の方法をどう考えるべきか懇切丁寧に説く。投資家にもわかりやすい投資の考え方を伝授。 バックナンバー一覧 わが国で現在販売されている金融商品を見ると、リスクを取る商品は、インデックス・ファンドを選ぶしかない。運用会社が直接投資家に販売する独立系

                            • コロナ・ショック発のバブル崩壊、いま何合目?長期投資家はどうすれば? | トウシル 楽天証券の投資情報メディア

                              新型コロナウイルスの感染拡大をきっかけとして、世界の資本市場が大荒れの状態にある。株価と経済の今後の推移を考えるためにも、今回の状況を典型的なバブルの崩壊過程と対照して考えてみよう。 筆者の現状に対する理解は、形成中で「まだ」崩壊しないと思っていた米国の社債と株価のバブルが、新型コロナウイルスの感染拡大をきっかけに「もう」崩壊過程に入った、というものだ。 典型的なバブル崩壊過程とは 典型的なバブル崩壊過程は、以下のようなものだ。 (0)    まず、バブルとは過剰な信用拡大によって高すぎる資産価格が形成された状態だ。 (1)    高すぎる資産価格が、何らかのきっかけ(金融引き締めなど)で下落し始める。 (2)    資産価格が高すぎる事自体が悪材料となって資産への売りが連続する。 (3)    金融機関(信用の供給者)の信用が低下して流動性の危機を迎える。 (4)    政府・中央銀行が

                                コロナ・ショック発のバブル崩壊、いま何合目?長期投資家はどうすれば? | トウシル 楽天証券の投資情報メディア
                              • 投資素人の私は、カイル・バス氏が煽る日本国債バブル崩壊に対して山崎元ワクチンをあててみる - シリアルポップな日々:serialpop days

                                あらかじめ断っておくと、私は投資に関して素人です。素人というのは、大学などでアカデミックに体系的に勉強していない、ということと、自分の発言に対して他人に対して責任は持てないということです。 そんな私は、投資に関する姿勢や考え方の基本の多くを山崎元さんに負っています。とはいえ、責任を山崎さんに押しつけることはしません。山崎さんの意見を選択するのはあくまで私です。そういう考え方をできる人じゃないと投資に向かない気がします。といっても、ゆうちょに預けたり、銀行員の言う事を信じて運用するのも危険な時代にはなっていると思いますので、誰もが少なからず判断することが求められています。 最近、銀行の窓口に行くと、必ず窓口の女性が名刺と投資信託の資料を渡してくれます。しかし、私がインデックス投資などの勉強を個人的にしているとは知らない銀行員の方々が私より投資に関して詳しいとはとても思えません。 さて、そうな

                                  投資素人の私は、カイル・バス氏が煽る日本国債バブル崩壊に対して山崎元ワクチンをあててみる - シリアルポップな日々:serialpop days
                                • バフェット級の偉人、株式売買「手数料ゼロ」生みの親の自伝は投資家必読

                                  やまざき・はじめ/1958年、北海道生まれ。東京大学経済学部卒業。現在、楽天証券経済研究所客員研究員。株式会社マイベンチマーク代表取締役。東京大学を卒業後、三菱商事に入社。野村投信、住友生命、住友信託、メリルリンチ証券、パリバ証券、山一証券、明治生命、UFJ総研など、計12回の転職を経験。コンサルタントとして資産運用分野を専門に手掛けるほか、経済解説や資産運用を中心に、メディア出演、執筆、講演会、各種委員会委員等を務めた。2024年1月1日、永眠。 山崎元のマルチスコープ 旬のニュースをマクロからミクロまで、マルチな視点で山崎元氏が解説。経済・金融は言うに及ばず、世相・社会問題・事件まで、話題のネタを取り上げます。 バックナンバー一覧 証券業界における手数料引き下げにおいて大きな功績を挙げたチャールズ・シュワブ氏(撮影は2009年10月) Photo:Justin Sullivan/get

                                    バフェット級の偉人、株式売買「手数料ゼロ」生みの親の自伝は投資家必読
                                  • Twitterをしばらくやってみて

                                    Twitterのアカウント(yamagen_jp)を登録して一月半が経過した。始めた経緯は当ブログに書いたとおりだが、初日から数百人単位のフォロワーができたこともあって、ほぼ毎日読み書きするようになった。 今のところ、Twitterは、概ね面白いと思っている。 情報のやりとりが早いこと、字数制限がプラスに働いて気軽に投稿できること、ブログや掲示板よりも「荒れない」こと、などが長所だ。 情報のやりとりの早さは、発信したツイートに対する反応の早さで実感することが多いが、Twitterの最大の魅力だろう。書いて、送って、直ぐに反応がある、というのは張り合いがある。ブログ上のやりとりはFAXや文通に近い時間感覚だが、Twitterはちょっと時差のあるテレビ会議くらいのスピード感だ。 もっとも、反応=(精神的)報酬と考えると、頻繁に報酬があることが心地よい刺激になるという心理は、毎月分配型ファンドを

                                    • 基本ポートフォリオとは一体何なのか? | トウシル 楽天証券の投資情報メディア

                                      ●基本ポートフォリオを定める意味は? ●基本ポートフォリオの期間 ●基本ポートフォリオの許容乖離幅 ●基本ポートフォリオのリバランス ●個人投資家の基本ポートフォリオ 基本ポートフォリオを定める意味は? 資産運用の世界では「基本ポートフォリオ」という言葉をよく聞く。何やら真面目で有り難そうな字面の言葉だが、どのような意味があるのだろうか。 予言するなら、おそらく来年、2024年には、読者はこの言葉をしばしば目にするにちがいない。わが国の公的年金を運用するGPIF(年金積立金管理運用独立行政法人)の基本ポートフォリオ改定が予定される年に当たっているからだ。5年ごとに行われる公的年金の財政再計算と政府が作成する中期財政見通しに付随する経済見通しを踏まえて、検討される。計算機のパワーが向上した時代なので、一国の年金財政といえども毎年計算できそうに思わないでもないが、今のところ財政再計算は5年に一

                                        基本ポートフォリオとは一体何なのか? | トウシル 楽天証券の投資情報メディア
                                      • ローン返済か、インデックスファンド投資か、どちらが得か | トウシル 楽天証券の投資情報メディア

                                        面白い質問 先日、あるところで「少しまとまったお金ができたのですが、住宅ローンを返済した方がいいのか、それともローンはそのままでインデックスファンドに投資するのがいいでしょうか?」という質問を受けた。 考えているうちに、これは、なかなか答え甲斐(がい)のある質問であることが分かってきた。 考えやすいように、架空の具体例を設定してみよう。 (例)【35歳会社員Qさん】 収入:(手取り)500万円 住宅ローン残高:3,000万円(住宅時価3,000万円) 住宅ローン金利:1%(固定) 金融資産:500万円(主に会社の確定拠出年金。インデックスファンドに投資) さて、このQさんに、2,000万円の臨時入金があったとしよう。この2,000万円を、 (1)住宅ローンの一部期前返済に回すのがいいか、 (2)ローンはそのままでインデックスファンドの投資に回すのがいいか、 (3)あるいは別の使い方をするか

                                          ローン返済か、インデックスファンド投資か、どちらが得か | トウシル 楽天証券の投資情報メディア
                                        • ギリシャ問題で思うあれこれ

                                          やまざき・はじめ/1958年、北海道生まれ。東京大学経済学部卒業。現在、楽天証券経済研究所客員研究員。株式会社マイベンチマーク代表取締役。東京大学を卒業後、三菱商事に入社。野村投信、住友生命、住友信託、メリルリンチ証券、パリバ証券、山一証券、明治生命、UFJ総研など、計12回の転職を経験。コンサルタントとして資産運用分野を専門に手掛けるほか、経済解説や資産運用を中心に、メディア出演、執筆、講演会、各種委員会委員等を務めた。2024年1月1日、永眠。 山崎元のマネー経済の歩き方 12社を渡り歩いた資産運用の現場に一貫して携わってきた視点から、「資産運用」の方法をどう考えるべきか懇切丁寧に説く。投資家にもわかりやすい投資の考え方を伝授。 バックナンバー一覧 ギリシャは当初の想定よりも大きな問題になった。 正直に言おう。ギリシャの財政悪化は想定の範囲内であり、欧州経済は今後もたつくが、米国の金融

                                          • 山崎元の「会社と社会の歩き方」

                                            今回は、「企業の将来性を評価する」ことについて考えてみたいと思います。 先ず、このエントリーの図で皆さんのご関心が高いであろう就職ランキングの変遷を見てみて下さい。どのようなことをお感じになるでしょうか? 学生の就職人気ランキングに関してよくある大人の感想は、 「企業の盛衰は長い間には随分変わるものだ」(← 本当にそう思う?)、 「学生の人気は当てにならない」(← 案外そうでもない、とは言えないか?)、 「人気企業に入ったからといって幸せになるとは限らない」(←負け惜しみじゃないか?)、 といったものですが、先入観を捨てて、何が言えそうか、しばし考えてみて下さい。 ご参考用に、企業の売上高ランキングと時価総額ランキングの変遷も別のエントリーの図表として載せておきます。 また、昨年の秋学期の授業で使ったデータですが、このエントリーの図よりもさらに長期にわたる人気ランキングの変遷を以下に再掲載

                                              山崎元の「会社と社会の歩き方」
                                            • 取材の可視化あるいは公開

                                              昨日、ある雑誌の取材を受けながら、これを録音か動画でネットにアップするとどうなのだろうか、と考えていた。 取材のテーマは「ビジネスマンが経済・経営について学ぶのに適した書籍を薦めて下さい」というもので、順番を付けて、20冊紹介した。1番目はこの本で、理由はかくかく、と20冊について90分くらい話した(一応、まとまった話をしたと思う)。ちなみに、ベスト3は、1.フリードマン「資本主義と自由」、2.ウェルチ「ウィニング 勝利の経営」、3.ドラッカー「経営者の条件」で、それぞれ、経済、経営、自己啓発分野の役立ち書籍ナンバーワンだ(但し、ウェルチの本は、読み方にコツと注意が必要だが)。 さて、取材を受けながら考えたことの1番目は、暇な人がネット経由で見聞きすると、単純にためになるかも知れないということだった(価値は視聴者が判断すればいい)。問題は、書籍(雑誌)の売り上げに対する影響だが、90分時間

                                              • バーナンキには「景気後退」以上に悪い未来が見えている|山崎元のマルチスコープ|ダイヤモンド・オンライン

                                                4月2日にバーナンキFRB議長が議会証言で、「景気後退は起こりうる」と初めてはっきりと明言した。3日付け日経新聞によると、民主党のシューマー上院議員の質問に答えたものだ。「今年の前半には、わずかながら減少する可能性もある」とも語っている。中央銀行のトップとして、発言の影響を考えると、随分大胆だ。 バーナンキ氏は学者出身のせいか、その時点で分かることを率直に言う、という印象がある。前任のグリーンスパン議長の場合、発言にある種の曖昧さがあり、これは物事がうまく行っているという前提で聞くと深みとも思えたが、後の発言や自伝なども含めて振り返ると、彼がもともと民間エコノミスト出身のためか、コンサルタントや占い師が「ほら、私の言ったとおりだったでしょ」と言うために言葉の曖昧さを利用しているような、事後的正当化の臭いがする。一部にはグリーンスパン氏が今もFRB議長でいてくれたらというムードがあるようだ

                                                • 個人投資家、2009年の狙いどころ|山崎元のマネー経済の歩き方|ダイヤモンド・オンライン

                                                  やまざき・はじめ/1958年、北海道生まれ。東京大学経済学部卒業。現在、楽天証券経済研究所客員研究員。株式会社マイベンチマーク代表取締役。東京大学を卒業後、三菱商事に入社。野村投信、住友生命、住友信託、メリルリンチ証券、パリバ証券、山一証券、明治生命、UFJ総研など、計12回の転職を経験。コンサルタントとして資産運用分野を専門に手掛けるほか、経済解説や資産運用を中心に、メディア出演、執筆、講演会、各種委員会委員等を務めた。2024年1月1日、永眠。 山崎元のマネー経済の歩き方 12社を渡り歩いた資産運用の現場に一貫して携わってきた視点から、「資産運用」の方法をどう考えるべきか懇切丁寧に説く。投資家にもわかりやすい投資の考え方を伝授。 バックナンバー一覧 2008年は「サブプライム問題」が「金融危機」に発展した、投資家にとってはひどい一年だった。内外の株価は大きく下がり、円高にもなったので、

                                                  • 第117回 インフレのリスクとお金の運用 - 山崎元のホンネの投資教室:楽天ブログ

                                                    2010年01月18日 第117回 インフレのリスクとお金の運用 カテゴリ:カテゴリ未分類 (1)「実質」が重要 お金の運用の目的はお金そのものの価値を守るのではなく、お金が象徴する価値を守り、願わくは育てることが目的だろう。そのためには、お金自体の価値を常に考えておく必要がある。 今年の1万円と来年の1万円は、その1万円で何ができるかを考えた時にまったく同じ価値ではない。 これは物価の変動が激しい国に行けば痛感できるが、近年の日本のように物価が大きくは変化していない国に住んでいると、実感しないかも知れないが、近年はデフレに注目が集まっているし、貨幣価値の変化を「感じる」という人が増えているかも知れない。近年はお金の価値が高くなっているのだ。 他方、日本の過去には毎年物価が数%ずつ上がっていた高度成長期があった。もちろん給料も一緒に上がっていたが、1万円で泊まれたホテルが1万 1000円に

                                                      第117回 インフレのリスクとお金の運用 - 山崎元のホンネの投資教室:楽天ブログ
                                                    • 第130回 大学の「金融資産運用論」の春学期授業が終わった - 山崎元のホンネの投資教室:楽天ブログ

                                                      2010年07月16日 第130回 大学の「金融資産運用論」の春学期授業が終わった カテゴリ:カテゴリ未分類 リターンとリスクは自分で計算せよ! 既報の通り、筆者は、今年の春から、獨協大学で「金融資産運用論」と題する授業を担当してきた。対象は学部の学生達で、2年生から4年生までの学生 だった。多少は予備知識があった方がいいだろうということで、1年生を外した。春学期は、全部で14回の授業予定があったが、全ての授業を7月15日に終 了した。 大学の学生の場合、一般の大人向けよりは、理屈っぽい内容でよかろうとも思ったが、運用業界の人と同じ前提知識はないはずなので、どのくらいの難し さがいいかの加減が難しかった。 授業では、大まかに、投資に関する理論を理解するための基礎知識を教えた後で、「市場の効率性」に関する現実的な姿や、行動ファイナンスによるモダ ンポートフォリ理論への批判を教えて、合理的な人

                                                        第130回 大学の「金融資産運用論」の春学期授業が終わった - 山崎元のホンネの投資教室:楽天ブログ
                                                      • 第111回 長期投資は儲からないのか? - 山崎元のホンネの投資教室:楽天ブログ

                                                        2009年10月02日 第111回 長期投資は儲からないのか? カテゴリ:カテゴリ未分類 「必ず儲かる」わけではない 最近、ある編集者から「長期投資は儲からない」というタイトルで本を書かないかという提案があった。この場合、長期投資は、主に株式への長期投資を指している。証券会社の社員としては「長期投資なら(たぶん)儲かります」という一言は否定せずに取っておきたいところなので、気の進まない企画だが、本としては売れそうなインパクトのあるタイトルだと思った。 確かに、現時点までの日本の株価を見る限り「長期なら必ず儲かる」というイメージは湧きにくい。 20年前を振り返えると、1989年9月末の日経平均は3万5千円台だった。バブルのピーク近くの株価と現在の比較だから、相当に不運なケースを計測していることになりそうだ。しかし、20年というと、個人の人生にとっては相当に長い。身近なところに反例があることは

                                                          第111回 長期投資は儲からないのか? - 山崎元のホンネの投資教室:楽天ブログ
                                                        • 人事で大切なたった1つのこと、政治家vs官僚でも会社vs社員でも本質は同じ

                                                          やまざき・はじめ/1958年、北海道生まれ。東京大学経済学部卒業。現在、楽天証券経済研究所客員研究員。株式会社マイベンチマーク代表取締役。東京大学を卒業後、三菱商事に入社。野村投信、住友生命、住友信託、メリルリンチ証券、パリバ証券、山一証券、明治生命、UFJ総研など、計12回の転職を経験。コンサルタントとして資産運用分野を専門に手掛けるほか、経済解説や資産運用を中心に、メディア出演、執筆、講演会、各種委員会委員等を務めた。2024年1月1日、永眠。 山崎元のマルチスコープ 旬のニュースをマクロからミクロまで、マルチな視点で山崎元氏が解説。経済・金融は言うに及ばず、世相・社会問題・事件まで、話題のネタを取り上げます。 バックナンバー一覧 菅義偉首相は、政治家が官僚をコントロールするためには「人事(権)」を使うことが有効だとの考えを持っているようだ。筆者もこの点には賛成するが、一方で人事を決め

                                                            人事で大切なたった1つのこと、政治家vs官僚でも会社vs社員でも本質は同じ
                                                          • 子供の「いじめ」自殺について

                                                            過去一週間のニュースを解説する原稿を書いていたら(来週の「週刊SPA!」の「ニュース・コンビニエンス」に掲載予定)、今回は、北朝鮮の核問題、NHK海外放送への政府の命令、子供の自殺、娘夫婦の子供を代理出産した母親(50代後半。私は拍手を送りたい)と、議論を呼ぶような内容のニュースが上位に並んだ(まあ、私が選んだわけであるが)。何れも、賛否や、あるべき対応について、意見が分かれる出来事だと思う。 これらの中で、自分に近い問題として一番気になるのは、子供の自殺だ(北朝鮮は、なるべく「遠い問題」のうちに解決してほしい・・)。 今度は、福岡の中学二年生の自殺で、これは、教師も「いじめ」に加担していたというから、全く呆れる。教師、学校に問題があったことは、間違いない。自殺した生徒は、ぎりぎりまで、自分が死んでもいいのか(=誰か、助けて)というメッセージを発し続けていて、決して死にたくなど無かったと思

                                                              子供の「いじめ」自殺について
                                                            • 第264回 マイナス金利に人々が「思う」はずのこと | 山崎元「ホンネの投資教室」 | 楽天証券

                                                              2023/12/19アクティブファンドに関する事実の確認 2023/12/12「お金より大事なもの」にどうやって気づくか 2023/12/5個人の資産運用における人的資本とライアビリティ 2023/11/28資本主義の始まり・終わりとAIに関する試論 2023/11/21お金が持つ3つの自由~その論理的帰結~ 2023/11/14「お金」、「金利」、「会社」の本質をどう説明するか 2023/11/7意味ある分散・無意味な分散投資とは、投資から人生まで 2023/10/24最晩年期の資産管理法 6つのポイント(序説) 2023/10/17一コマで、一生役立つマネーリテラシー講座 2023/10/11あなた自身が大きな「資産」かも知れない。個人の株価「人的資本」について考える 2023/10/3「運用力」とはどのような能力なのか 2023/9/27賢い人は恐れない!「老後2000万円問題」を正

                                                                第264回 マイナス金利に人々が「思う」はずのこと | 山崎元「ホンネの投資教室」 | 楽天証券
                                                              • 外貨預金や外債投資をまだ続けますか? : 山崎流マネーここに注目 : トレンド : マネー・経済 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

                                                                ドル・円の為替レートが12年ぶりに100円を割り込んだ。率直なところ、昨年の夏にサブプライムローン問題が大きく表面化したときの印象からすると遅すぎたくらいの感じだが、「円高」というよりは「ドル安」である。ユーロもシンガポール・ドルもスイス・フランもドルに対して歴史的高値圏にあり、ここのところドルに次ぐ「二番目に弱い通貨」だった円もいくらか目覚めたような格好だ。 為替レートの先行きを「当てる」ことは極めて難しいので、先行きについては何とも言えないが、大方の見るところ、アメリカの中央銀行であるFRB(連邦準備制度理事会)は今後も利下げを続ける可能性が大きく、「ドルが下げ止まるはずだ」と言える強い材料はない。「予想」はしないが、「警戒」はまだまだ必要だと申し上げておく。 ところで、つい数か月前までは、ドルへの投資も含めて、日本居住者による外貨預金や外債投資はおおむね好調だった。外国通貨の名目金利

                                                                • Amazon.co.jp: 資産運用実践講座 II: 山崎元: 本

                                                                    Amazon.co.jp: 資産運用実践講座 II: 山崎元: 本
                                                                  • 個人投資家向けの株価指数をつくりたい|山崎元のマネー経済の歩き方|ダイヤモンド・オンライン

                                                                    2008年3月末時点の時価総額上位企業のランキングを見た。全般的な株価下落の影響で、時価総額が5兆円あるとベストテンに入る。しかし、時価総額上位銘柄は、ファンドマネジャーならほぼ必ず持つだろうが、個人投資家としては、買う気がしない。個々に見ると買うべきだと思う銘柄はあるかもしれないが、時価総額がすでに大きい銘柄の株価が、今後何倍にも上昇する事態は想像しにくい。 このようなことを考えたのは、個人投資家のベンチマークになるような株価指数をつくれるとおもしろいと思っているからだ。 日本株の株価指数で代表的なものというと、TOPIX(東証株価指数)、日経平均の2つだ。前者は機関投資家のベンチマークになっているが、時価総額の大きな銘柄の構成比率が高く、いま一つ魅力的でない。東証一部の全銘柄を含んでおり、個人がまねをするのは難しい。他方、日経平均は毎日の相場の上げ下げを語るには便利だが、現実のポー

                                                                    • 第29回 新入社員のマネー心得5か条 : 山崎道場 : トレンド : マネー・経済 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

                                                                      東日本大震災と福島第一原子力発電所の事故の発生で、心安らかならざる日々が続いている。被災された方には、心よりお見舞いを申し上げたい。 さて、こうした中でも4月は新しいスタートの季節だ。オフィスには新入社員がやって来る。今年の新入社員は「就職氷河期」を勝ち抜いて職を得た、会社としても期待の高い人材だ。そこで、本稿では、彼らへのアドバイスを試みる。何事もはじめが肝心であり、「マネー生活」も例外ではない。 第0条「借金をしない」 常識のさらに手前に来るセオリーだから、第1条ではなく、第0条とした。生活に於いて借金をしないことの重要性を指摘しておきたい。個人がする借金の金利は、たとえば、15%といった非常に高い水準だ。これは、株式などの運用に期待できる利回りよりも遙かに高い。 新入社員になると銀行に給与振り込み用の口座を開き、キャッシュカードを持つようになるだろう。この際に、クレジット・カードの機

                                                                      • 新NISA「やってはいけないこと」「すべきこと」最後の総点検

                                                                        やまざき・はじめ/1958年、北海道生まれ。東京大学経済学部卒業。現在、楽天証券経済研究所客員研究員。株式会社マイベンチマーク代表取締役。東京大学を卒業後、三菱商事に入社。野村投信、住友生命、住友信託、メリルリンチ証券、パリバ証券、山一証券、明治生命、UFJ総研など、計12回の転職を経験。コンサルタントとして資産運用分野を専門に手掛けるほか、経済解説や資産運用を中心に、メディア出演、執筆、講演会、各種委員会委員等を務めた。2024年1月1日、永眠。 山崎元のマルチスコープ 旬のニュースをマクロからミクロまで、マルチな視点で山崎元氏が解説。経済・金融は言うに及ばず、世相・社会問題・事件まで、話題のネタを取り上げます。 バックナンバー一覧 新NISA活用術 原則3「シンプルに」使う 新NISAでの運用で一番肝心なことは、積立投資枠と成長投資枠で同じ銘柄に投資してシンプルに運用することだ。 筆者

                                                                          新NISA「やってはいけないこと」「すべきこと」最後の総点検
                                                                        • レポート情報/ホンネの投資教室 楽天証券

                                                                          今月某日、筆者は、あるインデックス投資の愛好家が主催するイベントの、パネルディスカッションに出演することになった。主催者と打ち合わせたところ、パネルディスカッションで取り上げる質問をあらかじめ4つほど提示していただいた。今回は、これらの4つの質問に答えてみよう。 質問は以下の4つだ。 (Q1)あなたにとってインデックス投資とは何か? (Q2)現在イチオシの投資法は何か? (Q3)投資の初心者は最初に何をすればよいか? (Q4)投資にあって「これだけは、やってはいけない」ということは何か? 特に、Q1については、時間の関係で、私は、件のイベントでは、長時間話すことができないようなので、少し詳しく答えよう。 私にとって、インデックス投資とは、株式投資にあって「ローコストな分散投資の手段」ということに尽きる。インデックス・ファンドはアクティブ・ファンドよりも、運用報酬と(投資信託の場合、信託報酬

                                                                          • 投資の世界にはびこる「悪しき結果主義」について | トウシル 楽天証券の投資情報メディア

                                                                            ●「優劣は運用で勝負で決めよう」 ●「私は実際に儲けた人しか信じない」 ●「データを見て考えましょう」 ●「私はこうやって上手くいきました」 筆者にとって、資産運用は、希望して配属して貰ったり、転職して選んだりした自分で選び取った仕事だった。もともと、数字で結果が出て、勝ち負けがあるゲーム的な世界が好きだったので、結果に対するプレッシャーはあったが、自分にはありがたい仕事だった。プレッシャーがある分、結果に対しては自分の成果だと感じるリアリティがあった。今にして思うと、筆者も過剰なリアリティを感じていたのかも知れない。 運用の結果は、言うまでもなく「運」に大きく影響されることが否めない。つまり、自分が意思決定の時点では文句なく正しい投資行動を取っていても、運が悪くて結果が悪いことがあり得るし、もちろんその逆もある。 こうした不確実性を自分の仕事に対する評価の問題としては十分受け入れていたつ

                                                                              投資の世界にはびこる「悪しき結果主義」について | トウシル 楽天証券の投資情報メディア
                                                                            • コロナ在宅は絶好の機会、総点検したい「キャリア・健康・家族・カネ」

                                                                              やまざき・はじめ/1958年、北海道生まれ。東京大学経済学部卒業。現在、楽天証券経済研究所客員研究員。株式会社マイベンチマーク代表取締役。東京大学を卒業後、三菱商事に入社。野村投信、住友生命、住友信託、メリルリンチ証券、パリバ証券、山一証券、明治生命、UFJ総研など、計12回の転職を経験。コンサルタントとして資産運用分野を専門に手掛けるほか、経済解説や資産運用を中心に、メディア出演、執筆、講演会、各種委員会委員等を務めた。2024年1月1日、永眠。 山崎元のマルチスコープ 旬のニュースをマクロからミクロまで、マルチな視点で山崎元氏が解説。経済・金融は言うに及ばず、世相・社会問題・事件まで、話題のネタを取り上げます。 バックナンバー一覧 コロナ問題によって日本全国でにわかに発生した在宅勤務。その合間は、ビジネスパーソンとしての「棚卸し」と今後の人生プランを考える絶好の機会だ。自己点検として重

                                                                                コロナ在宅は絶好の機会、総点検したい「キャリア・健康・家族・カネ」
                                                                              • 日本版国家ファンド構想の再浮上を警戒する(山崎 元) @gendai_biz

                                                                                参議院議員の田村耕太郎氏が自民党を離党して民主党に入党した。このこと自体についてとやかくいう積もりはない。 小沢幹事長をはじめとして、現在の民主党員の多くは元自民党員だ。 田村氏は、ご本人が自らの掲げる政策が実現しやすいと考える進路を選ばれたのだろうし、この結果、社民党が参議院でキャスティング・ボートを失うことについては、民主党政権の制約が一つ解けるという意味でむしろ歓迎したい。 ただ、彼がかつて掲げていた政策であまり実現して欲しくないものがある。 それは、日本版国家ファンドの設立だ。自民党時代の彼は、日本版国家ファンドの設立構想を方々で語った。これに賛成する議員が議連を立ち上げることもあったし、年金積立金を預かる舛添前厚労相が「10兆円くらい(積極的な運用に)チャレンジしてみてもいいかも知れない」と語ったこともあった(自分のカネでもないのに、いい気なものだ!)。 民主党に貴重な議席をもた

                                                                                  日本版国家ファンド構想の再浮上を警戒する(山崎 元) @gendai_biz
                                                                                • 癌になって思う「がん保険は、やっぱり不要だ」

                                                                                  やまざき・はじめ/1958年、北海道生まれ。東京大学経済学部卒業。現在、楽天証券経済研究所客員研究員。株式会社マイベンチマーク代表取締役。東京大学を卒業後、三菱商事に入社。野村投信、住友生命、住友信託、メリルリンチ証券、パリバ証券、山一証券、明治生命、UFJ総研など、計12回の転職を経験。コンサルタントとして資産運用分野を専門に手掛けるほか、経済解説や資産運用を中心に、メディア出演、執筆、講演会、各種委員会委員等を務めた。2024年1月1日、永眠。 山崎元のマルチスコープ 旬のニュースをマクロからミクロまで、マルチな視点で山崎元氏が解説。経済・金融は言うに及ばず、世相・社会問題・事件まで、話題のネタを取り上げます。 バックナンバー一覧 筆者の場合の治療費負担 確定申告を控えた時節柄、筆者の手元には医療費の領収書がまとめられている。支払いで大きなものは、3回の入院から退院した際に行った支払い

                                                                                    癌になって思う「がん保険は、やっぱり不要だ」