デジタル署名における秘密鍵で暗号化して公開鍵で復号化するという部分の理屈がよくわかりません。公開鍵で暗号化して秘密鍵で復号化する場合は素因数分解をイメージすれば分かりやすいのですが、反対の場合についての理屈を教えてください。 地雷原でタップダンスするかのようなご質問ありがとうございます。この分野は間違えると八方から斧が飛んでくるので慎重に答えたいと思います。 素因数分解と言っているので今回はRSA暗号に絞った話をしていると見受けられます。公開鍵で暗号化して秘密鍵で復号(復号化は誤用です)する際の算術的な概要は以下の通りです(実は僕は素因数分解をイメージしてもよくわからないのですが…)。 平文xを公開鍵(e, N)で暗号化して暗号文yを得る y = x ^ e mod N 暗号文yを秘密鍵(d, N)で復号して平文xが戻ってくる x = y ^ d mod N つまりRSA暗号は原理的には