以前にも発達障害のブログを書いていて、その時にADHDについても触れていますが、 最近また岡田尊司先生のADHDの本を読んで非常に良かったので、紹介もかねて書きたいと思います。 「ADHDの正体」という本です。 私たちも、近年急激に成人のADHDの人が増加していることに疑問を感じていましたし、 他院からADHDとして紹介されて来院されてくる人たちにことごとくコンサータ(中枢刺激剤)が処方されていることも、 これはまずいんじゃないかと思っていました。 最近の検索サイトの検索ワードとして、発達障害とADHDはモンスターワードで、 非常に気にされている方が多いと思われます。 多くの方が自分は、あるいは身内の方がADHDではないかと疑っているようで、 世間に「自分はADHDかもしれない症候群」の方がたくさんいるということです。 そして実際にADHDと診断される方は年々おそろしい勢いで増加しています