「なぜ、ご飯を盛る器なのに【茶碗】と言うの?」 この記事をご覧の方は、そんな疑問をお持ちではないでしょうか。今回の日晃堂コラムでは、”ご飯を入れる器がなぜ茶碗と呼ばれるのか”についてお答えします。 これを読めば【陶磁器に関する豆知識】が増えますので、ぜひ最後までご覧ください。 【お茶碗の由来】 茶碗とは、元々は茶の湯において「茶を入れて飲むための碗」を指す用語でした(※椀(わん)とは、飯や汁物などを盛るための食器のことです)。 しかし、近年では広義で”陶磁器製の碗”のことを茶碗として指す場合が多いですね。現代の日本において、お茶碗といえばご飯をよそうための碗のことを指し、”ごはん茶碗”や”飯碗”と呼んで区別することもあります。 今回のテーマである、「ごはんを盛る器がなぜ茶碗と言うのか?」を追求するため、下記よりお茶碗の由来などについて深堀りしていきます。 ごはん茶碗とは ごはん茶碗とは、文