テレビで見ない日はないと言っても過言ではない。お笑いタレント・有吉弘行(47)のことだ。ヒッチハイクで一世を風靡し、急転直下レギュラーゼロも経験した有吉は、今やバラエティ界の頂点にまで上り詰めた。その浮き沈みを知る共演者が語る“素顔”とは──。ノンフィクションライターの中村計氏がレポートする。 (文中敬称略) 【写真】タイトな黒タートルネック姿の夏目三久。斜め前から撮影。他、モヒカンの堀之内裕史氏、中国放送の横山雄二アナ オール巨人の弟子時代 要領が悪いのにかわいがられる。18歳の頃の有吉弘行に対し、兄弟子の堀之内裕史は激しく嫉妬していた。 「有吉は媚を売ったり、おべんちゃらを言うタイプではない。でも、不思議なんですけど、先輩にも、師匠方にも、有吉の方がかわいがられる。だから、嫌いでしたね」 冠番組11本。有吉は今、テレビタレントとして最高峰に君臨している。4月にはフリーアナウンサーの夏目