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書体設計の検索結果1 - 9 件 / 9件

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書体設計に関するエントリは9件あります。 fontフォント歴史 などが関連タグです。 人気エントリには 『書体設計士・鳥海修さん 谷川俊太郎の詩を組む書体から、Mac搭載フォントまで。歴史と現代をつなぐ「文字作り」|好書好日』などがあります。
  • 書体設計士・鳥海修さん 谷川俊太郎の詩を組む書体から、Mac搭載フォントまで。歴史と現代をつなぐ「文字作り」|好書好日

    鳥海修さん=西田香織撮影 日々、iPhoneなどのスマホや、ワード文書、ドキュメントを通じて私たちが読んでいる文字。その書体(フォント)には一つひとつ名前がついている。ヒラギノや游明朝など、多くの人に届く書体は、字游工房の鳥海修さんが書体設計士として開発に関わった。特定のジャンルや作家のための書体なども生み出してきた。 「水のような、空気のような」書体は、いつの時代も主張することなく読者に寄り添う。文字の作り手が表に出ることはほとんどないが、書体はブックデザインに大きな影響を与える要素だ。40年に渡り、書体開発と向き合ってきた鳥海さんに話を聞いた。 山形で育った青年が「文字」に出会うまで 字游工房が開発したヒラギノ書体。 大日本スクリーン(現SCREENホールディングス)の依頼で制作された「ヒラギノ明朝体」「ヒラギノ角ゴシック体」「ヒラギノ丸ゴシック体」「ヒラギノ行書体」の4書体の一部は、

      書体設計士・鳥海修さん 谷川俊太郎の詩を組む書体から、Mac搭載フォントまで。歴史と現代をつなぐ「文字作り」|好書好日
    • 100以上のフォントを開発してきた書体設計士・鳥海修さん 70歳を前に追い求める「普通の書体」 - スポーツ報知

      第58回吉川英治文化賞を受賞した書体設計士・鳥海修さん(69)の著書「明朝体の教室」(Book&Design、3520円)には、日本で150年の歴史を持つ明朝体の創作手順が記されている。ごく当たり前に日常生活に溶け込んでいる文字を「作ること」を生業(なりわい)としている鳥海さんは「皆をのみ込み、包容力のある“普通の”書体を作りたい」と話す。(瀬戸 花音) 「えー! 活字って人が作ってるんだ」。鳥海さんに読者から届いた実際の反応である。聞き慣れない鳥海さんの「書体設計士」という肩書は、印刷物で使用する文字のフォントを制作する仕事をしている人のこと。「この本は文字を使うみんなに読んでほしい。うちのおやじは、私がどういう仕事をしているのか、いくら説明しても分からないまま死んじゃったんですよ。だから、おやじにも読んでほしいなあ」と笑った。 本書では、明朝体の制作手順を丁寧に細かく説明。漢字、ひらが

        100以上のフォントを開発してきた書体設計士・鳥海修さん 70歳を前に追い求める「普通の書体」 - スポーツ報知
      • 書体設計士 鳥海修さん特別インタビュー 〜字游工房の歩みと書体へのこだわり〜|モリサワ note編集部

        新年あけましておめでとうございます。 2021年最初は字游工房創設者の1人、書体設計士 鳥海修さんのスペシャルインタビューをお届けします。字游工房書体がMORISAWA PASSPORTに搭載されたことを記念した特別企画。書体への想いから少しマニアックなお話まで、たっぷりとお聞きしました。 1. 字游工房と鳥海さんとは改めて字游工房がどんな会社なのかをご紹介します。 有限会社字游工房は、1989年の設立以来数々の優れた書体開発を手がけ、今も尚多くのユーザに支持されているフォントメーカーです。株式会社SCREENグラフィックソリューションズの「ヒラギノフォント」、大日本印刷株式会社の「秀英体ファミリー」の一部書体、凸版印刷株式会社の「凸版文久体ファミリー」などの委託制作のほか、自社ブランドとして「游書体ライブラリー」の「游明朝体」「游ゴシック体」などの書体を手掛けてきました。2019年、モリ

          書体設計士 鳥海修さん特別インタビュー 〜字游工房の歩みと書体へのこだわり〜|モリサワ note編集部
        • 活字・写植・フォントのデザインの歴史 - 書体設計士・橋本和夫に聞く(38) 秀英明朝 - 杉浦康平が望んだ文字

          石井明朝や石井ゴシック、本蘭明朝、タイポス、ナール、スーボ、スーシャ、ゴナ……。数々の人気書体を誕生させた写研は、「写植」そのものを知らない人も多くなった現在でも、伝説のように語られている。 「ぼくには、それがよくわからないんです。幻のようなところがあるのではないかと」 写研が伝説の存在となったのは、デザイナーが写植を使うようになったからではないか、と橋本和夫さんは言う。 「印刷会社がふつうに使っている分には、写研の書体に対して世の中がなにか評価するということはなかったと思うんです。しかし、写研が多書体化に向かった時期に、デザイナーやアートディレクターといった方々が写研の書体を評価し、『使いたい』と言ってくださった。そうして生まれた本や雑誌、広告を見た人たちが、『この書体を使いたい。この時代には使えていたのに、いまは使えないのか』ということで、郷愁のような思いが募っているのではないでしょう

            活字・写植・フォントのデザインの歴史 - 書体設計士・橋本和夫に聞く(38) 秀英明朝 - 杉浦康平が望んだ文字
          • 水のような空気のような、書体設計士・鳥海修さんの文字。

            『カーサ ブルータス』2022年3月号より February 16, 2022 | Design | a wall newspaper | photo_Noriko Yoshimura   text_Housekeeper

              水のような空気のような、書体設計士・鳥海修さんの文字。
            • 活字・写植・フォントのデザインの歴史 - 書体設計士・橋本和夫に聞く(47) イワタ明朝体オールド--金属活字時代の看板書体

              なくてはならない書体 1998年(平成10)9月にイワタ新ゴシック体制作の監修を始めてまもなくのこと。橋本和夫さんは、同社の水野弘一郎社長(当時)に、顧問になってほしいと頼まれ、承諾した。1999年3月のことだ。 「顧問に就任して、あらためてイワタの書体見本帳を見て思ったことがふたつありました。一つは、見本帳に掲載する書体を豊富にしたいということです」 当時のイワタの書体ラインナップは、金属活字の原字をトレースしてつくった明朝体、ゴシック体、丸ゴシック体の各ウエイト、教科書体、楷書体、行書体、隷書体、新聞明朝体、新聞ゴシック体といった基本的な書体だけだった。写研で多書体化を手がけた経験のある橋本さんは、このカタログに掲載される書体をバラエティ豊かに、にぎやかにしたいと考えたのだ。 そのためには新書体を制作していかなくてはならない。 しかしその前にまず着手すべき書体がある。それが、橋本さんが

                活字・写植・フォントのデザインの歴史 - 書体設計士・橋本和夫に聞く(47) イワタ明朝体オールド--金属活字時代の看板書体
              • 活字・写植・フォントのデザインの歴史 - 書体設計士・橋本和夫に聞く(46) イワタでの書体のつくりかた

                12文字から書体が始まる デジタルフォントメーカー・イワタは、1998年(平成10)9月から2005年(平成17)6月までかけて手がけた新ゴシック体で初めて、あたらしい書体の制作とファミリー化を経験した。当初、新ゴシック体は日本リテラルの「セイビ角ゴシック体」をベースに制作予定だったが、制作過程でほぼ描き直しをする方針となったため、漢字の制作順序は制作効率には特に配慮せず、文字コード順に頭から進める方法だった。 しかし現状2万字以上を制作しなくてはならないことの多いデジタルフォントにおいて、その方法では効率が上がらない。そこでその後、新書体を制作する際には、漢字では次のような流れがとられるようになった。 (1) 書体見本12字制作 (2) 見本文字100~200字の制作→文章を組んで検証、修整を繰り返す (書体によっては、400字まで増やす) (3) エレメント、線幅、黒みなどが決まったら

                  活字・写植・フォントのデザインの歴史 - 書体設計士・橋本和夫に聞く(46) イワタでの書体のつくりかた
                • 活字・写植・フォントのデザインの歴史 - 書体設計士・橋本和夫に聞く(49) UDフォントの誕生--UDゴシック、UD丸ゴシック

                  UDフォントとは? デジタルフォントメーカーのイワタは、1998~2005年にかけて新ゴシックファミリーを制作し、リリースした。それまで岩田母型製造所が有する金属活字書体のデジタルフォント化を手がけてきた同社にとって、初めての「自分たちで一から新書体を制作する」経験だった。 この経験を経て、イワタでは「自分たち独自の新しい書体を開発していこう」という機運が高まっていた。 そんななか、のちに大きく注目を集める書体が誕生する。「イワタUDフォント」シリーズだ。 近年、「UDフォント」という言葉を聞くことが増えている。「UDフォント」とは「ユニバーサルデザイン(Universal Design=UD)のコンセプトに基づいたフォント」のことだ。いろいろな解釈があるが、おおまかにいえば「ユニバーサルデザイン」とは、「年齢や性別などに関わらず、だれもが使いやすいデザイン」を指す。フォントに置き換えれば

                    活字・写植・フォントのデザインの歴史 - 書体設計士・橋本和夫に聞く(49) UDフォントの誕生--UDゴシック、UD丸ゴシック
                  • 活字・写植・フォントのデザインの歴史 - 書体設計士・橋本和夫に聞く(34) 淡古印は怖い文字?

                    写研のイメージの変化 写研は1970年代、タイポスやナール、スーボ、スーシャと、画期的なデザイン書体を相次いで発売した。 「これによって写研は、本文書体の印象から、ものすごく多彩でよい書体をつくっている会社というイメージに変わっていったのです。すると今度は、『こういう書体を出してもらえませんか』と書体デザインの持ちこみに来る人が現れました」(橋本和夫さん) 「楷書などの書き文字風の書体を持ちこむ方が多かったのですが、なかには印章屋さん(=はんこ屋さん)もいらっしゃいました。はんこ屋さんも原図を描いて版下をつくります。そして篆書体や隷書体など、いろいろな書体をもっている。そのなかで古印体(こいんたい)という書体を持ちこんだ方がいらしたんです」 写研の古印体といえば「淡古印」。いまや「怖い(場面で用いる)書体」の定番となっている有名書体だ。 井上淡斎氏による「淡古印」(1979年) 「淡古印を

                      活字・写植・フォントのデザインの歴史 - 書体設計士・橋本和夫に聞く(34) 淡古印は怖い文字?
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