鉄道事業者が217社も存在する世界有数の鉄道大国ニッポン。コロナ禍で利用者減少に悩まされながらも、公共交通機関として人々の足を支えている。本特集では首都圏で巻き起こる鉄道員の給与事情や鉄道を中心に巻き起こる知られざるバトルをお届けする!知れば毎日の乗車が楽しくなる! 日本の鉄道職員たちの平均年収は635万円(※令和2年賃金構造基本統計調査より)と日本人の平均年収より上だが、列車を走らせるために欠かせない現業職(車掌、運転士、整備士、技術系)は意外に薄給なのだ。 各社の平均年収を国土交通省 鉄道統計年報[令和3年度]より算出し一覧にした。 ①都営地下鉄 東京都が運営している地下鉄。全4路線を運行。平均年収は鉄道事業者ではトップクラス 平均年収:約622万円 福利厚生:東京都人材支援事業団の宿泊助成金(1500円)など 職場環境:管理職がマニュアル人間ばかり ②東京メトロ ’04年に営団地下鉄