激戦の予想から一転、ドナルド・トランプ氏はあっさりとカマラ・ハリス氏に勝利し、第47代米国大統領に選出された。メディアが喧伝していた“見立て”は外れた格好だ。こうした現状に、東京理科大学理学部(理学研究科)教授、桜美林大学リベラルアーツ学群教授を歴任した桜美林大学名誉教授の芳沢光雄氏は危惧を覚えているという――。 【写真】身長180センチと抜群のプロポーションを誇るトランプ氏の愛娘・イヴァンカ氏(43)。すらりとした手足には誰もが目を奪われてしまう。 *** 今回のアメリカ大統領選挙に関して、事前のマスコミ予想では「まれに見る大接戦」と報じていた。しかし、終わってみれば獲得選挙人数がトランプ氏312人、ハリス氏226人で、「まれに見る大外れ」の選挙となった。 最近、ハリス氏の敗因について「有名人の支持表明が逆にマイナスになったのではなかったか」などの「結果論的思考」でいろいろ語られているが