寄らば大樹の陰か、長い物には巻かれろか。 2021年の衆院選岐阜5区に立憲民主党から出馬して落選した今井瑠々(るる)氏(26)が、離党届を出したことを明らかにした。そして、近いうちに自民党に入党し、4月の岐阜県議選多治見市選挙区に自民党の推薦を受けて立候補する予定だという。 このあからさまな寝返りには苦笑するしかないが、立憲は相当の打撃を自覚しているようで、党内に大波が起きているようだ。多くの所属議員もSNS(ネット交流サービス)でさまざまな反応を見せている。 今井氏は「非自民」を旗印に活動してきたそうだが、彼女のところに集まって支援していた人たちはどう感じているのか興味深い。そもそも、自身の中に使命感や義憤のような「芯」があったのかどうか疑問だ。彼女にとって、政治家になるというのは「政治を正したい」「世の中を良くしたい」ということよりも、就職活動の意味合いが大きかったのだろう。議員でいる