聞くところによれば、噂自体は前々からあったらしい。しかし今回書いているのは単なる反共メディアではなく、Politicoである。中国専門媒体ではなく筆者名も伏せられていること、内容の性質上真偽の確認などとりようもないが、なくはなさそうであり、また興味深い内容であることから訳出・紹介する。 なおCIAの中国におけるプレゼンスは2010年頃からのスパイ狩りで大きな損害を受けたと報道されている。この報道を信じるとするとそこから10年あまりで最高機密級に触れ得るところまでネットワークを再構成したことになる(だから文中にあるようにバーンズが自慢しているのかもしれないが)。また露外務副大臣が国家主席に喋った内容を知ることができるのは相当少数に絞られるはずだ。当事者でもない露がどうやってこんなデリケートな情報を入手できたのかということも含めて、疑問が多いのも事実ではあるが…。 習近平はパージによってスター
航空自衛隊・飛行開発実験団の戦闘機。未公開の開発情報が漏洩した疑いが発覚した=平成29年11月、岐阜県各務原市 航空自衛隊の内部関係者が交流サイト(SNS)アプリ「ディスコード」にミサイルの未公開情報を流出させた疑いが浮上した。ディスコードへの漏洩(ろうえい)は昨年、米軍で明らかとなり、20代の兵士が逮捕された。兵士の投稿内容は次第にエスカレートし、機密資料の画像データまでアップされたという。デジタル空間で地位を確立したいとの承認欲求が国防上の脅威に転化したとみられるが、もはや自衛隊もひとごとではない状況だ。 米国で昨年4月、ウクライナ戦争や同盟国に関する機密情報がSNS上で大量に拡散していることが明らかとなり、米連邦捜査局(FBI)が、米東部マサチューセッツ州の州兵空軍に所属の20代兵士を逮捕した。空軍内での階級は1等空兵に過ぎなかったが、IT業務に関する知識などが認められ、機密文書の取
北朝鮮のミサイルをめぐり、驚くべき分析が注目されている。東部・咸興(ハムフン)付近から10日、日本海に発射された短距離弾道ミサイルとみられる2発の飛翔(ひしょう)体が、米軍の戦術ミサイル「ATACMS(エイタクムス)」に酷似しているというのだ。まさか、米国のミサイル技術が漏洩(ろうえい)したのか? それともミサイル本体が横流しされたのか? 識者が疑惑視する「某国」の存在とは。北朝鮮は16日朝も日本海に飛翔体を発射した。東アジアの安全保障環境を激変させかねない疑惑に迫った。 ◇ 「初めに画像を見たときは、非常に驚いた。軍事専門家が見れば、米軍のエイタクムスに似ていることは分かる。ミサイル本体が横流しされた可能性が濃厚ではないか」 こう語るのは、元防衛省の情報分析官で、軍事アナリストの西村金一(きんいち)氏だ。韓国海軍駆逐艦によるレーダー照射事件の際、韓国国防省が「海上自衛隊の哨戒機が威嚇飛行
産業制御システム(ICS)に不正に侵入できるツールがインターネット上で販売されている。その値段は50~100ドル程度――。トレンドマイクロは2019年9月、こんな衝撃的な事実を含む調査リポート「製造業特有のサイバーセキュリティリスク」を発行した。 工場などの自動制御に使うPLC(プログラマブル・ロジック・コントローラー) のパスワードを解除するツールをトレンドマイクロは見つけた。PLCの耐用年数は10年程度が目安と長期間にわたる。その間にパスワードを設定した人が異動や退職により部署を離れてしまってパスワードが分からないときに、パスワードを解除する目的で本来このツールは使われる。しかし同社が発見したサイトには「Crack Password PLC」と書かれている。クラッキングとは悪意のある第三者がコンピューターに不正に侵入したりデータを改ざんしたりすること。こうしたサイトでツールを入手してI
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