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流行の変遷の検索結果1 - 10 件 / 10件

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流行の変遷に関するエントリは10件あります。 音楽VOCALOID文化 などが関連タグです。 人気エントリには 『ボカロ曲の流行の変遷と「ボカロっぽさ」についての考察(4)n-bunaとOrangestarの登場がもたらした新たな感覚』などがあります。
  • ボカロ曲の流行の変遷と「ボカロっぽさ」についての考察(4)n-bunaとOrangestarの登場がもたらした新たな感覚

    (ボカロ曲の流行の変遷と「ボカロっぽさ」についての考察(3)kemuとトーマ、じんが後続に与えた影響 から続き) 2013年中頃に入るとkemuとトーマの活動が止まり、『カゲロウプロジェクト』の楽曲展開も(ひとまず)完結する。前々回、前回と、各ボカロPで時期を区切ってきたが、2013年中頃~2015年末はそのような方法だと見落とすものもあるように思える。一般的にこの時期を代表するボカロPはn-bunaとOrangestarだと言われているが、両者の活躍した時期が微妙にずれる上、ヒットし始めた当初はこれとは違った史観の方が有力だったからだ。そこでまずは、当時どのような楽曲がヒットしていたかを見ていこう。 この時期の特徴としては高速ロックから一転、ポップス(ポップロックも含む)がヒットしたことが挙げられる。代表例としては、スズム「世界寿命と最後の一日」、想太「いかないで」、TOKOTOKO(西

      ボカロ曲の流行の変遷と「ボカロっぽさ」についての考察(4)n-bunaとOrangestarの登場がもたらした新たな感覚
    • アルバムジャケットで検証するWEEZERのファッションと流行の変遷 - 音楽と服

      ザ・ビートルズの「プリーズ・プリーズ・ミー」のジャケ写は,ご覧のようにビルの一角から階下を見下ろした4人の笑顔。 数年後,30歳前後となったメンバーは同じ場所で同じように撮影を行い,この写真はベスト盤(通称「青盤」)にも使われた。 それにしても,10年も経っていないのにこの変わりようはどうか。 特にジョン(右端)に関しては同一人物とはとても思えない・・・。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ このビートルズのように,経年変化?をジャケットで見せてくれるアーティストは他にもいて,その代表格がWEEZER(ウィーザー)だ。 現在では普通に使われるようになった「エモい」という表現だが,彼らのロックはまさに「エモさ」満点。 「泣き虫ロック」として日本でも長く愛されてきた。 デビューアルバム(94年)はセルフタイトルの「WEEZER」。 ブルーバックのジャケ写のため「ブルー・アルバム」としてフ

        アルバムジャケットで検証するWEEZERのファッションと流行の変遷 - 音楽と服
      • ボカロ曲の流行の変遷と「ボカロっぽさ」についての考察(1)初音ミク主体の黎明期からクリエイター主体のVOCAROCKへ

        2007年8月31日に歌声合成ソフト「初音ミク」が発売されると共に花開いたボカロシーンは米津玄師やYOASOBIなどの大ヒットによって、現在のJ-POPを語る上でも決して避けて通れぬ音楽シーンとなった。当連載ではボカロシーンの音楽的な流行の変遷を追いながら、よく目にするわりに漠然とした概念である「ボカロっぽさ」について考えていく。 初音ミクの開発元であるクリプトン・フューチャー・メディアは、2004年11月にすでにMEIKOというVOCALOIDを発売している。当時より音楽配信サイト・muzieなどにMEIKOを用いた楽曲が投稿されることはあったが、「ボカロシーン」なるものの形成や大勢のリスナーの存在はなかった。この2つはやはり2006年12月にサービスを開始したニコニコ動画、及び2007年8月に発売された初音ミク以降のものだ。初音ミクは生成される“声”に合わせて設定されたその可愛らしいビ

          ボカロ曲の流行の変遷と「ボカロっぽさ」についての考察(1)初音ミク主体の黎明期からクリエイター主体のVOCAROCKへ
        • ボカロ曲の流行の変遷と「ボカロっぽさ」についての考察(2)シーンを席巻したwowakaとハチ

          (ボカロ曲の流行の変遷と「ボカロっぽさ」についての考察(1)初音ミク主体の黎明期からクリエイター主体のVOCAROCKへ から続き) 2009年8月12日、supercellはボーカリスト・nagi(やなぎなぎ)を迎えた『君の知らない物語』をリリースする。これは後に続くボカロPのアーティストデビューの草分けとなると同時に、次世代のボカロPとの世代交代を象徴する出来事でもある。また、若年層にボカロ曲が広く聴かれ始めたのがこの時期だという指摘も多い。2009年のJOYSOUND年間ランキング9位にはsupercell「メルト」がランクイン、翌年に至っては10曲中5曲がボカロ曲となっていることもそれを裏付けるだろう。ここではそんな時期にボカロシーンを席巻したwowakaとハチについて見ていこう。 wowakaは2009年5月11日投稿の「グレーゾーンにて。」でボカロPとしての活動を始めるが、この

            ボカロ曲の流行の変遷と「ボカロっぽさ」についての考察(2)シーンを席巻したwowakaとハチ
          • ボカロ曲の流行の変遷と「ボカロっぽさ」についての考察(3)kemuとトーマ、じんが後続に与えた影響

            (ボカロ曲の流行の変遷と「ボカロっぽさ」についての考察(2)シーンを席巻したwowakaとハチ から続き) 2011年に入るとwowakaとハチの投稿が止まる一方で、ボカロシーンでは彼らのフォロワーと思われるボカロ曲やボカロPが台頭し始める。その中で特筆すべきはkemuとトーマだろう。2011年11月7日投稿の「人生リセットボタン」でボカロPとしての活動を始めたkemuは、有名イラストレーターや映像作家との共作だったことも話題となり、1作目からヒットを記録する。 この楽曲の音楽性はBPM200の高速ロックと16分音符が挟まれる印象的なリフ(kemuの場合は3拍目に挟まれることが多い)という「wowaka以降」と言ってもいいものだが、kemuはただのwowakaフォロワーには留まらなかった。これらの要素を高音圧のシンセサイザー、メタル由来だと思われる重いギターやドラムと接続し、wowakaの

              ボカロ曲の流行の変遷と「ボカロっぽさ」についての考察(3)kemuとトーマ、じんが後続に与えた影響
            • ボカロ曲の流行の変遷と「ボカロっぽさ」についての考察(5)ナユタン星人、バルーン、ぬゆり、有機酸ら新たな音楽性の台頭

              ボカロ曲の流行の変遷と「ボカロっぽさ」についての考察(5)ナユタン星人、バルーン、ぬゆり、有機酸ら新たな音楽性の台頭 (ボカロ曲の流行の変遷と「ボカロっぽさ」についての考察(4)n-bunaとOrangestarの登場がもたらした新たな感覚 から続き) 前々回軽く触れたように、『カゲロウプロジェクト』の楽曲展開が一旦完結した後の2013年中頃~2015年末のボカロヒットチャートには、n-bunaやOrangestarらの活躍はあったものの停滞感が漂っていた。そんな「焼け野原」に2016年の年明け早々、風穴を開けたのは他でもないDECO*27「ゴーストルール」なのだが、当連載的に重要なのはそれに続けてヒットしたナユタン星人、バルーン、ぬゆり、有機酸らだろう。それぞれ順に見ていこう。 ナユタン星人は2015年7月1日投稿の「アンドロメダアンドロメダ」でボカロPとしての活動を始める。この1作目か

                ボカロ曲の流行の変遷と「ボカロっぽさ」についての考察(5)ナユタン星人、バルーン、ぬゆり、有機酸ら新たな音楽性の台頭
              • [寄稿・連載]『ボカロ曲の流行の変遷と「ボカロっぽさ」についての考察』|Flat

                * 邦楽/ボカロ比較楽曲リスト 第2回、第4回において比較を行っている楽曲リストは以下の通りです。転調、ミソラ/ラドレ、モチーフ下降はそれぞれの頭文字で表記。 邦楽 <2008年> キセキ/GReeeeN モ そばにいるね/青山テルマ feat SoulJa I AM YOUR SINGER/サザンオールスターズ モ HANABI/Mr.Children モ LIFE/キマグレン <2009年> イチブトゼンブ/B'z Believe/嵐 転 My SunShine/ROCK'A'TRENCH モ 虹/コブクロ ひまわり/遊助 モ <2010年> Troublemaker/嵐 ミ ヘビーローテーション/AKB48 モ VICTORY/EXILE This is Love/SMAP 本当は怖い愛とロマンス/桑田佳祐 <2011年> Everyday、カチューシャ/AKB48 転 モ マル・マ

                  [寄稿・連載]『ボカロ曲の流行の変遷と「ボカロっぽさ」についての考察』|Flat
                • ボカロ曲の流行の変遷と「ボカロっぽさ」についての考察(2)シーンを席巻したwowakaとハチ

                  さて、この「サビでの転調」という語から連想されるのはやはり小室哲哉だろう。ここで再びimdkm『リズムから考えるJ-POP史』から引用しよう。「かつて小室哲哉は、矢継ぎ早な展開や唐突な転調に特徴づけられる自身の作風について、その原動力となる「恐怖」の源泉を次のように語ったことがある。「それは、日本人の声質の問題があるんです。外国人のように特徴的な声ならシンプルな曲でももつけど、日本人で、声だけで飽きさせないような個性を持つ人は少ないし。」」。この発言の本質的な言及部分は示唆に富む。何故ならVOCALOIDに対しても全く同じ考察が可能だからだ。柴那典も『初音ミクはなぜ世界を変えたのか?』で「ボーカロイドの歌声は、人間の声に近づける「調教」のテクニックはあれど、基本的にはフラットな声色になっている。音程のズレも少ないし、そもそも歌唱力という観点もない。声の情報量をスルーすることが前提になってい

                    ボカロ曲の流行の変遷と「ボカロっぽさ」についての考察(2)シーンを席巻したwowakaとハチ
                  • ボカロ曲の流行の変遷と「ボカロっぽさ」についての考察(7)柊キライ、Kanariaら2020年の活躍と今後のシーンに寄せて

                    (ボカロ曲の流行の変遷と「ボカロっぽさ」についての考察(6)syudouと煮ル果実の功績、YouTube発ヒット曲の定着 から続き) 2020年の最重要ボカロPとしては真っ先に柊キライが挙げられるだろう。2019年1月10日投稿の「ビイドロ」でボカロPとしての活動を始めた柊キライは、同年8月19日投稿の「オートファジー」でヒット。2020年4月26日投稿の「ボッカデラベリタ」は自身最大のヒットを記録する。この楽曲は2020年7月6日に放送されたNHK Eテレ『沼にハマってきいてみた』の「ボカロ沼」特集で「何度もリピートして聴きたい曲」という投票制ランキングの第3位にランクイン(参照:Twitter)。若年層から熱烈な支持を受けていることが伺われる。 柊キライ 『ヘイトフル』 柊キライはぬゆり以降のエレクトロスウィングの文脈に登場したボカロPであるが、「ボッカデラベリタ」にエレクトロスウィン

                      ボカロ曲の流行の変遷と「ボカロっぽさ」についての考察(7)柊キライ、Kanariaら2020年の活躍と今後のシーンに寄せて
                    • ボカロ曲の流行の変遷と「ボカロっぽさ」についての考察(6)syudouと煮ル果実の功績、YouTube発ヒット曲の定着

                      ボカロ曲の流行の変遷と「ボカロっぽさ」についての考察(6)syudouと煮ル果実の功績、YouTube発ヒット曲の定着 (ボカロ曲の流行の変遷と「ボカロっぽさ」についての考察(5)ナユタン星人、バルーン、ぬゆり、有機酸ら新たな音楽性の台頭 から続き) 2017年以降の代表的なボカロPとしてはまず、MARETUとかいりきベアが挙げられるだろう。両者共に現存する最古のボカロ曲が2011年投稿と、かなりの古株ボカロPだ(第3回で触れた『地獄型人間動物園』にも参加している)。2017年以前にも複数の楽曲でヒットを記録しているため、なかなかどの楽曲をきっかけにブレイクしたとは言い切れないのだが、当連載の趣旨的に避けて通れない人物であると判断したため、ここで紹介することとする。 MARETUは2011年4月8日投稿のボカロPの名前をひたすら挙げる「P 名 言 っ て み ろ !」でヒットを記録。この段

                        ボカロ曲の流行の変遷と「ボカロっぽさ」についての考察(6)syudouと煮ル果実の功績、YouTube発ヒット曲の定着
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