2020年8月18日、Twitterでこんなツイートをしたところ、太田記念美術館が2012年にTwitterを初めて以来、一番多い「いいね」の数(この記事の執筆時点で3万3127人)を獲得しました。 江戸時代、すでにカットスイカはあったようです。染付の大きなお皿に、カットされたスイカが山のように積まれていて美味しそうです。ちゃんと楊枝も刺さっています。(現在、作品は展示しておりません。) pic.twitter.com/H3ZcCV9Rmi — 太田記念美術館 Ota Memorial Museum of Art (@ukiyoeota) August 18, 2020 このツイートを書いたきっかけは、たまたま「マツコの知らない世界」(TBSテレビ)で「スイカの世界」を特集していた際(2020.8.18)、最近のスイカはカットした状態で販売されていることが多いという情報を知ったからです。
消費税率の改定に伴い、切手の値段は変わってしまいましたが、2019年7月にとてつもなく可愛い切手が発売されたのをご存知でしょうか? こちらの「鳥獣略画式」の切手は、その愛らしさに品切れとなる郵便局もあったそう。Twitterでも話題になっていましたね。 動物シリーズ第2集の切手が、7月30日(火)から全国の郵便局で発行されます。江戸時代の浮世絵師・鍬形蕙斎(くわがたけいさい)「鳥獣略画式」に登場する、江戸時代に描かれた可愛い動物たちがデザインされています。 pic.twitter.com/4amZ8QCh1R — 公益財団法人 日本郵趣協会 (@kitteclub) May 30, 2019 作者は江戸時代の絵師、鍬形蕙斎(くわがた・けいさい)。江戸時代にこのキャラを描けるセンス、ちょっとびっくりですよね。実は蕙斎、今では知る人ぞ知る絵師となってしまいましたが、当時は「北斎嫌いの蕙斎好き」
富士山の見える山中湖からの風景を配信するライブカメラが捉えた赤富士に「美しい……」「浮世絵の世界だ」と感動の声が上がっています。 すごすぎる…… 葛飾北斎の赤富士は存在した!! 話題になったのは、写真家でギタリストのVICENTE AGEMATSUさんが、自身のYouTubeチャンネルにて6月12日夜~13日朝にかけて行ったライブ配信の映像。 早朝4時20分頃から美しい朝焼けの空がみられ、その赤い色が徐々に富士山を染めていくような光景が映っています。全体が染まって輝くような“赤富士”が現れる頃には、空の色が青色へと落ち着き、赤と青のコントラストが見事な絶景に。 富士山が赤く染まってきた様子 空が青くなり、葛飾北斎の「凱風快晴」のような景色へ あまりにきれいで、まさに葛飾北斎の名画「凱風快晴」を思わせる映像がTwitterで拡散されると、「ほんとに赤い……!」「絵みたいだ」と驚きの声が多く上
浮世絵に関心がある方なら、浮世絵がヨーロッパへ輸出する陶磁器の包み紙として使われていたという話を、どこかで聞いた記憶があるのではないでしょうか。それがきっかけとなって、浮世絵の素晴らしさがヨーロッパに伝わるようになった、と。 もう少しちゃんとした説明ですと、フランスの版画家であるフェリックス・ブラックモンが、陶磁器の緩衝材として用いられていた『北斎漫画』をたまたま発見。浮世絵の魅力を仲間たちに伝えたことをきっかけとして、「ジャポニスム」と呼ばれる日本美術ブームが、ヨーロッパで始まったと伝えられています。 浮世絵は、もともと日本において、安い値段で販売される紙屑同然のものでしたが、その芸術的な価値がヨーロッパの人たちによって初めて見出されるようになったという文脈でも、この話はしばしば語られています。 皆さんはこの話を聞いた時、どのような様子をイメージしたでしょうか?現在、陶磁器を持ち運ぶ際、
兎です。(FAKE) @Soviet_Usako ハイレベルな浮世絵 「商人の夫婦がヘンタイに襲わており『服を脱げ!』と脅され、嫁が帯を外そうとしたら『男の方だ!』とまさかの旦那を指名し、自身もふんどし姿になる追い剥ぎ」という夢を見る女性に餌をねだる猫 pic.twitter.com/oWbMYlWIYX 2022-01-04 17:23:45 リンク Wikipedia 喜多川歌麿 喜多川 歌麿(きたがわ うたまろ、1753年(宝暦3年) - 1806年10月31日(文化3年9月20日)は、江戸時代の日本で活躍した浮世絵師。 姓は北川、後に喜多川。幼名は市太郎、のちに勇助(または勇記)と改める。名は信美。初めの号は豊章といい、天明初年頃から歌麻呂、哥麿と号す。生前は「うたまる」と呼ばれていたが、直接本人を知るものが居なくなった19世紀過ぎから「うたまろ」と呼ばれるようになったようだ。なお
浮世絵の素材を使いたいなという時にぴったり、浮世絵専門のイラスト素材を紹介します。 イラストは商用利用無料、クレジット不要、加工OKの太っ腹ライセンス、登録など面倒なことは一切不要でダウンロードできます。 Ukiyoe Stock 「浮世絵をもっと身近に」をコンセプトに、浮世絵をデータ化し、商用無料のフリーイラスト素材として配布しているサイトです。元絵はすべてパブリックドメインで、それをデジタル化し、利用しやすいように着色やレイアウト補正されています。 商用利用無料 クレジット不要 加工OK 素材のフォーマットは.png ※有料版として.epsや.aiがあります。 ライセンスは、「ダウンロードしたデータをそのまま配布・販売しなければ大体なにしてもいいよ」とのこと。詳しくはご利用規約をご覧ください。
2020年7月、北海道白老郡白老町において、アイヌ民族博物館(1984年開館)を発展させたウポポイ(民族共生象徴空間)が設立されました。また、アイヌ文化を取り扱った漫画『ゴールデンカムイ』も話題となり、2024年1月には実写映画化もされました。 そこで、浮世絵ではほとんど描かれることのない北海道、なかでもアイヌ民族の暮らしを描いた浮世絵を紹介いたします。 明治3年(1870)、浄土真宗の僧侶である大谷光瑩(こうえい)、法名「現如(げんにょ)」は、明治新政府からの命を受け、北海道の開拓事業と布教を行いました。 その様子を伝えたものが、翌明治4年(1871)頃、浮世絵となって刊行された「現如上人北海道巡錫絵図」です。点数は、大判錦絵15点、大判錦絵3枚続1点。絵師は、二代国輝、三代広重、二代国貞、小林永濯といった、当時の人気絵師たちが分担して制作しています。 今回は、その中から3点の浮世絵をご
ぬ か り ン @距離空けてみた @nukari_locomoco 北斎で何が一番好きかって話になって鮭の切り身のやつ!って言ったらその場にいた意識高い系の人たちに哀れみの目を向けられたんですけど、 やっぱりいいじゃんねえ! pic.twitter.com/bp6yMzbY4R 2019-09-04 20:11:07 リンク Wikipedia 葛飾北斎 葛飾 北斎(かつしか ほくさい、葛飾 北齋、宝暦10年9月23日〈1760年10月31日〉? - 嘉永2年4月18日〈1849年5月10日〉)とは、江戸時代後期の浮世絵師。化政文化を代表する一人。 代表作に『富嶽三十六景』や『北斎漫画』があり、世界的にも著名な画家である。森羅万象を描き、生涯に3万点を超える作品を発表した。若い時から意欲的であり、版画のほか、肉筆浮世絵にも傑出していた。しかし、北斎の絵師としての地位は「富嶽三十六景」の発表
大英博物館が入手した葛飾北斎作品。同館提供(2020年9月3日公開)。(c)AFP PHOTO / THE TRUSTEES OF THE BRITISH MUSEUM 【9月3日 AFP】大英博物館(British Museum)は3日、葛飾北斎(Katsushika Hokusai)の「失われた作品」とされる103点を入手したと発表した。 北斎は、冨嶽三十六景の神奈川沖浪裏(The Great Wave)などの作品で国際的に高い評価を得ている。 今回同館が入手したのは、1829年に70歳の北斎が手掛けた未完本の挿絵。1948年に競売にかけられた記録が残っており、昨年フランス・パリで再発見されていた。 日本国外では北斎作品を世界で最も多く所蔵する同館によると、私的な問題が続いた後、創作活動が滞っていた頃の作品で、特に意義深いものだとしている。 作品群はオンライン閲覧が可能で、将来的には無
猫が経営する、猫のためのお蕎麦屋さん。猫好きなら一度は行ってみたい、そんな素敵なお店が、浮世絵の世界にはあります。 四代歌川国政が描いた「しん板猫のそばや」です。明治6年(1873)の作。今回は、このお店を皆様にご案内いたします。 ※美術館では現在、展示はしておりません。 まずは、下の方にある入り口から見てみましょう。 看板には、人間の世界のお蕎麦屋さんでもお馴染みの「きそば」の文字が。障子に書かれている文字は「泡美」。お店の名前でしょうか。猫の食事入れとして用いられていた、アワビの貝殻からきているのでしょう。 右端には、お母さんに背負われた小さな子猫。「お母さん蕎麦食べたい」とおねだりしています。 店から出てきた男性の店員は、これから出前に出発するようです。「いそがしい晩だ」とぼやいています。手に持っている提灯には「あわび」の文字が。 お蕎麦屋さんの入り口のすぐ脇には、天ぷらの屋台。蕎麦
リンク 太田記念美術館 江戸時代のポケモン?のルーツを探ってみた|太田記念美術館 歌川芳虎が描いた「家内安全ヲ守 十二支之図」という浮世絵。おうちの安全を守るため、なんと十二支が合体したという作品です。たくさんの動物が一つになりましたので、さぞかしパワーアップしたのかと思いきや… 前足と後足をそろえ、ちょこんと立っている可愛らしい姿に。顔がネズミのためか、頼もしさはまったく感じられません。はたして、おうちの安全をしっかりと守ってくれるのか…。とっても心配になります。 こちらの作品、以前、ツイッターで紹介したところ、かなりの反響がありました。ジャンボキングやタイラント、あるいはポケモンみ リンク note(ノート) 一生使える干支飾り!? 家内安全を守ってくれる十二支【太田記念美術館コラボレーション】|フェリシモミュージアム部™|note 1匹で12匹分ありがたい? 絵師・歌川芳虎が浮世絵に
完全新作TVアニメシリーズとして放送中の「ゴジラ S.P <シンギュラポイント>」。その中に、古くから伝わる伝承を描いたという「古史羅ノ図」なるものが登場します。一瞬ですが、第2話の予告映像にも。 公式Twitterでも紹介されていますように、この「古史羅ノ図」が歌川国芳の錦絵「讃岐院眷属をして為朝をすくふ図」を元ネタにしていることは、浮世絵好きの人であれば、一目瞭然でしょう。 ”ミサキオク”に古くから伝わる伝承が描かれた、『古史羅ノ図』。歌川国芳の錦絵『讃岐院眷属をして為朝をすくふ図』に似ているが......。 『#ゴジラSP』第1話、遂に本日TVアニメ放送開始! 【放送情報】 4/1(木)テレビ放送開始! 毎週木曜22:30 TOKYO MX, KBS京都, BS11 毎週木曜24:00 サンテレビ pic.twitter.com/oPznebmaO4 — ゴジラS.P<シンギュラポイ
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