OpenAIのChatGPTやGoogleのBardなど、受け答えが非常に自然な人工知能(AI)チャットボットが最近注目を集めていますが、ニュースなどのコンテンツ制作を行うパブリッシャーが、ボットの運営会社に対してコンテンツ使用料の請求を検討していることが明らかになりました。 AIのトレーニングにコンテンツが使用されている? The Wall Street Journalが「パブリッシャー、AIツールをめぐるMicrosoft、Googleとの対決に備える」とタイトル付けした記事の中で伝えたところによれば、ChatGPTなどのAIチャットボットのトレーニングにパブリッシャーが多くの労力を要して制作したコンテンツが使用されているのが問題になっているとのことです。 アメリカ国内では、フェアユース(fair use)の下、特定の用途に限って著作権者の許諾なく著作物を利用することが認められています