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研究倫理の検索結果1 - 14 件 / 14件

  • 【ご報告】馬場紀寿「研究倫理上の問題に関する申入書」について

    拙著『ブッダという男』の「あとがき」に端を発し、馬場紀寿先生(東京大学教授)が、2024年2月1日付けで、拙論(清水[2016])に研究倫理上の問題があるとして佛教大学仏教学会に申入書を送付して、当方に「追補」を請求していました(申入書は馬場先生のresearchmap上で公開)。 その後、佛教大学仏教学会において一月弱に渡り対応に関する協議が行われ、2024年2月29日付けの書面にて、当方に、馬場先生の「追補」の請求を差し置いたうえで、『佛教大学仏教学会紀要』の紙面上で馬場先生に回答として反論するスペースを与えるという連絡がありました。 (追記:当初の佛教大学仏教学会側からの研究倫理違反の告発をするかどうかについて明記が無かったので、問い合わせたところ、佛教大学仏教学会から「調査義務を負わない」という驚くべき返答を受けました…) 2017年から始まる馬場先生の「研究不正の言いがかり」によ

    • 研究倫理と学校教育について少し気がかりなこと - 誰がログ

      はじめに 中学や高校での「研究」 気になること:研究テーマ 研究環境の向上 入試などにかかわる問題 対策?:研究倫理の教育など おわりに はじめに 大学より前の学校教育(中学、高校)における研究倫理の取り扱いについてさいきん少し気になることがあり、記録としてメモしておきます。 下に書くことが私の杞憂だったら良いのですが、単なる伝聞や推測だけでなく、私個人が関わったケースも複数あります(多数ではないので例外であってほしい)。ただしいずれも私的なやりとりですし、生徒が関わることですので具体例に関する詳細は書きません。そのため、学校教育が身近ではない方にとっては特にわかりにくい記事になってしまうかもしれません。 なお、私は大別すると人文系の研究者ですので、記事では人文系の研究を念頭においていますが、一口に「人文系」といってもさまざまな分野があり研究テーマやアプローチもいろいろありますので、網羅的

        研究倫理と学校教育について少し気がかりなこと - 誰がログ
      • アイヌ民族の遺骨の無断利用を禁止 研究倫理ガイドライン案を公表 過去の盗掘の「謝罪」盛り込まず:東京新聞 TOKYO Web

        アイヌ民族の研究をめぐり、日本人類学会などが先住民族の権利尊重に基づく研究倫理指針の最終案を公表した。盗掘や遺族の同意を得ていない遺骨の利用を禁じることなどを明記。人権意識を欠く研究姿勢を見直す取り組みだが、最終案には過去の経緯についての「謝罪」などは盛り込まれず、アイヌ民族側からは修正を求める声も相次いでいる。 アイヌ民族と遺骨問題 先住民族が遺骨返還を求める権利を記した「先住民族の権利に関する国連宣言」が2007年に採択され、日本も批准。19年にアイヌ民族を初めて日本の先住民族と明記したアイヌ施策推進法が成立した。国の13~19年の調査では、12大学と18博物館などに計1800体以上の遺骨が保管されていた。現在、国のガイドラインに従い返還や慰霊施設への集約が進められている。

          アイヌ民族の遺骨の無断利用を禁止 研究倫理ガイドライン案を公表 過去の盗掘の「謝罪」盛り込まず:東京新聞 TOKYO Web
        • 『【ご報告】馬場紀寿「研究倫理上の問題に関する申入書」について』へのコメント

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            『【ご報告】馬場紀寿「研究倫理上の問題に関する申入書」について』へのコメント
          • んー、研究倫理の項にだいぶ漏れが目立つな。 こういう研究の進め方が摩..

            んー、研究倫理の項にだいぶ漏れが目立つな。 こういう研究の進め方が摩擦を生んで規約が変えられたり鍵付きアカウントが増えればそれだけ以降の研究は困難になる そうなると同じ分野ないし近い分野の研究まで悪影響を被り、その迷惑は自分だけでなく他の研究者にまで及ぶ 例えばpixivの画像データを使った研究は多数あるだろうが、今回の騒動で鍵垢が増えたりpixivの規約が変更されればスクレイピング等が困難になり影響を受けるだろうアイデンティティに強くひもづくIDのリストの公表は大きな問題になりうる ネット上で公表されているメールアドレスをかき集めてリストを作り、それを公表したり売買したりすればいくらでも悪用可能だろうが それを「もともとネット上に公表する連中がバカなだけ、それを利用するおれの行為にはなんらの罪もない」で済むのか (公開データを収集や編集することによって生ずる別の価値への責任や、同意を得ず

              んー、研究倫理の項にだいぶ漏れが目立つな。 こういう研究の進め方が摩..
            • アイヌ民族めぐる研究倫理指針案に疑問の声 「まずは謝罪すべき」:朝日新聞デジタル

              北海道アイヌ協会や日本人類学会など4学協会は13日、「アイヌ民族に関する研究倫理指針」の最終案を、アイヌ民族と琉球民族でつくる団体の集会で示した。集会は札幌市北区で開かれ、約90人が参加した。 アイヌ研究をめぐっては、和人研究者らがアイヌ民族の墓から遺骨を収集した問題があり、「盗掘同然の方法だった」との批判も強い。 最終案では、これまでの研究資料の収集過程や保管・管理状態に「アイヌから見て適切とは言えない取り扱いが少なからず見られた」と認めた上で、盗掘や遺族の同意を得ずに収集された資料は「研究に用いるべきではない」としている。 集会では指針案の再考を求める声も上がった。集会を呼びかけた平取町の木村二三夫さん(75)は「研究には関心があるが、まずは盗んだ遺骨をあるべき形に戻して謝罪するべきだ」と指摘。「道アイヌ協会に属さない大多数の意見を聞かずに、指針をまとめることに怒りを覚える」と話した。

                アイヌ民族めぐる研究倫理指針案に疑問の声 「まずは謝罪すべき」:朝日新聞デジタル
              • 研究倫理委員会企画・研究倫理フォーラム 「生成AIと科学研究: 共創の未来を目指して」 - 日本分子生物学会

                特定非営利活動法人 日本分子生物学会 第23期理事長 後藤 由季子 研究倫理委員長 小安 重夫 日時:2023年12月6日(水)18:30~20:00 会場:神戸国際会議場1階 メインホール(第9会場) 今回の研究倫理フォーラムでは、生成AIが研究倫理に与える影響について考えます。講演者の岡崎直観先生は、大規模言語モデル(LLM)と関わりが深い自然言語処理研究のトップランナーのおひとりで、機械学習の世界でもっとも権威のある国際カンファレンスのひとつであるInternational Conference on Machine Learning (ICML)で論文査読や論文執筆におけるLLM利用のポリシーメイキングに関わった経験があります。これらを踏まえて、LLMの近年の発展、科学論文とLLMの関係についてご講演頂きます。本フォーラムではまずは現状と機械学習の論文でどこまで何が許されているのか

                • 放送大学研究倫理委員会/倫理審査 | 大学院 修士課程について | 放送大学

                  いつでも、だれでも、自由な学び方を すべての放送授業はインターネットでも配信され、時間や場所を問わずに学べます。大学卒業を目指す全科履修生だけでなく、学習する目的に合わせて、興味のある分野から好きな科目だけ選んで学ぶ選科履修生、科目履修生として入学できます。さまざまな年代、職業の人たちが自由に学べる環境が整っており、学ぶ意欲があれば、何歳からでも何度でも入学して学び続けることができます。 最先端の知を追究する教授陣 [教員紹介] 放送大学は、各分野でトップクラスの教員が約2,000人揃っています。 様々な専門分野を持つ放送大学専任教員だけでなく、他大学からも数多くの客員教員を招き、日本における第一線の研究者による授業を提供しています。実力・人気ともに高い、多様な教授陣から、理論や知識を吸収することができます。 資格取得とキャリアアップ 変化の激しい現代社会では学び続ける姿勢が欠かせません。

                    放送大学研究倫理委員会/倫理審査 | 大学院 修士課程について | 放送大学
                  • ケンブリッジ大学、ChatGPTを受けAIを活用した研究倫理ポリシーを発表 | Reinforz Insight

                    ケンブリッジ大学は、透明性、盗用性、正確性、オリジナリティといった学術的基準を維持しつつ、ChatGPTのような生成型AIツールを研究者が正しく使用するための新しいガイドラインを発表した。 【参考】Cambridge launches AI research ethics policy ガイドライン策定の背景 このガイドラインは、ケンブリッジ大学初のAIに関わる倫理ポリシーであり、研究論文、書籍、その他の学術著作物に適用され、AIが学術論文やケンブリッジ大学出版する書籍の「著者」として扱われることを禁じている。 この取り組みは、ChatGPTのような大規模言語モデルを研究で誤って利用したり、AIが生成する文章やアウトプットによって誤解が生じるリスクがある一方で、その潜在能力に期待が寄せられている中、学術界に明確さを提供する狙いがある。 ケンブリッジ大学のアカデミック部門マネージングディレク

                      ケンブリッジ大学、ChatGPTを受けAIを活用した研究倫理ポリシーを発表 | Reinforz Insight
                    • 【ご報告】馬場紀寿「研究倫理上の問題に関する申入書」について

                      拙著『ブッダという男』の「あとがき」に端を発し、馬場紀寿先生(東京大学教授)が、2024年2月1日付けで、拙論(清水[2016])に研究倫理上の問題があるとして佛教大学仏教学会に申入書を送付して、当方に「追補」を請求していました(申入書は馬場先生のresearchmap上で公開)。 その後、佛教大学仏教学会において一月弱に渡り対応に関する協議が行われ、2024年2月29日付けの書面にて、当方に、馬場先生の「追補」の請求を差し置いたうえで、『佛教大学仏教学会紀要』の紙面上で馬場先生に回答として反論するスペースを与えるという連絡がありました。 (追記:当初の佛教大学仏教学会側からの研究倫理違反の告発をするかどうかについて明記が無かったので、問い合わせたところ、佛教大学仏教学会から「調査義務を負わない」という驚くべき返答を受けました…) 2017年から始まる馬場先生の「研究不正の言いがかり」によ

                      • アイヌ民族めぐる研究倫理指針案に疑問の声 「まずは謝罪すべき」:朝日新聞デジタル

                        北海道アイヌ協会や日本人類学会など4学協会は13日、「アイヌ民族に関する研究倫理指針」の最終案を、アイヌ民族と琉球民族でつくる団体の集会で示した。集会は札幌市北区で開かれ、約90人が参加した。 アイヌ研究をめぐっては、和人研究者らがアイヌ民族の墓から遺骨を収集した問題があり、「盗掘同然の方法だった」との批判も強い。 最終案では、これまでの研究資料の収集過程や保管・管理状態に「アイヌから見て適切とは言えない取り扱いが少なからず見られた」と認めた上で、盗掘や遺族の同意を得ずに収集された資料は「研究に用いるべきではない」としている。 集会では指針案の再考を求める声も上がった。集会を呼びかけた平取町の木村二三夫さん(75)は「研究には関心があるが、まずは盗んだ遺骨をあるべき形に戻して謝罪するべきだ」と指摘。「道アイヌ協会に属さない大多数の意見を聞かずに、指針をまとめることに怒りを覚える」と話した。

                          アイヌ民族めぐる研究倫理指針案に疑問の声 「まずは謝罪すべき」:朝日新聞デジタル
                        • 告発窓口|研究倫理

                          JSTの事業に係る研究開発活動の不正行為(研究成果の捏造、 改ざん、盗用)及び研究費の不正な使用の告発受付窓口の設置について JSTでは、「研究活動における不正行為への対応等に関するガイドライン」(平成26年8月26日 文部科学大臣決定)及び「研究機関における公的研究費の管理・監査のガイドライン(実施基準)」(平成19年2月15日 文部科学大臣決定、改正令和3年2月1日)を踏まえ、JSTの実施する事業に係る研究開発活動の不正行為及び研究費の不正な使用の告発受付窓口を以下のとおり設置しています。

                          • 臨床研究倫理 - Wikipedia

                            臨床研究倫理(りんしょうけんきゅうりんり、英: Clinical research ethics)とは、 臨床研究の分野における臨床試験(日本で言う治験を含むヒトを対象とする研究)の実施において考慮される一連の倫理原則であり、医療倫理や研究倫理といった広い分野からの倫理が応用される。 日本では、倫理的な理由というよりも、「『治験の質を確保しないと医薬品開発の国際競争に取り残される』という市場経済的な理由により導入された」[1][2]、日本製の医薬品を国際基準に適合させるための、治験審査委員会が「医薬品の臨床試験の実施の基準に関する省令(GCP省令)」により定められているのみで、それ以外の法令の定めがないうえに、「GCP省令も含めて、何か社会問題が起こる度に、関係各省が、その部分だけに継ぎを当てるような指針を作ったため、日本の臨床研究倫理規制は、無計画で系統立っておらず、指針間に整合性がなく

                            • 研究倫理委員会企画・研究倫理フォーラム「生成AIと科学研究: 共創の未来を目指して」開催報告 - 日本分子生物学会

                              ●日時:2023年12月6日(水)18:30~20:00 ●会場:神戸国際会議場1階 メインホール(第9会場) ●参加者数:80名 ●講演:岡崎直観(東京工業大学情報理工学院) 今回の研究倫理フォーラムは生成AIが研究倫理に与える影響について考える機会とした。まずは現状と機械学習の論文でどこまで何が許されているのかを情報を共有し、今後の議論につなげることを目的とした。 冒頭に岡崎先生より「大規模言語モデルと科学研究」のご講演をいただいた。岡崎先生は大規模言語モデル(LLM)と関わりが深い自然言語処理研究のトップランナーのおひとりで、機械学習の世界でもっとも権威のある国際カンファレンスで論文査読や論文執筆におけるLLM利用のポリシーメイキングに関わった経験がある。これらを踏まえて、LLMの近年の発展、科学論文とLLMの関係についてご講演いただいた。特に研究アイディアの生成から、論文執筆、英文

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