100円ショップ今から10年ほど前ある企業のコンサルティングをしていましたが、デザインの研修をかねて選ばれたメンバー5名で製品開発をすることになりました。そこでわたしがまずしなければいけないと思ったのが、メンバーそれぞれの「価値観を共有する事」でした。 日頃の部署が違い年齢も性別も異なる中でなにを「良い」と感じ、なにをそうではないと思うのか、そのベースになっている各人の価値観をみんなで知る事の必要性を感じたのです。 そこで思いついたのが「100円ショップ」でした。ショップで売られているものは全て100円(今はそうでもなくなっていますが)という共通の値段(価値)で考える事が可能だと思ったのです。 出した課題が「100円ショップでもっとも価値があると感じた製品を買ってくる」というものでした。 さらに「参加しているメンバーにもっとも共感されたモノを買ってきた人は、全員の買ってきたものをもらえる」