Tshozoです。 40年以上前、手塚治虫氏の作品「ブラック・ジャック」でこういう話が載っていました。豪州のある家族から治療を懇願する手紙を受け取ったブラック・ジャックこと間黒男はその田舎町に向かうのですが、彼が当地に着いた時には家族全員既に奇妙な発疹を残したまま息を引き取っていて、トラブル続きで車の燃料も尽きたなかで街に戻るために日夜歩き続けるブラック・ジャックの皮膚にも奇妙な発疹があらわれ…というもので、その背景にディンゴなどの外来種問題や人間の欲深さなどまで織り込んだ名作でした。 その原因が、長さ5cmくらいに変異巨大化した寄生虫、エキノコックス。”ki-mo-chi-wa-rui“を具象化したような、鼠径部のあたりがザワザワする形状で(下図)、上端部のところについている吸盤が目のように見えることがキモい感を増幅。加えて雌雄同体らしく単体で勝手に増えることが出来、キモさ倍増です。多様