今回は、明治時代の人物を題材にして日本人の英語の勉強法について取り上げます。江戸幕府は鎖国をしていて、清(中国)とオランダとの間で貿易をしていました。江戸幕府の役人は中国語を除く外国語ではオランダ語を話すことができました。 この記事の読者の中には、幕末のドラマでアメリカとの交渉の時に、英語とオランダ語を話せる通訳を間に挟んで交渉しているシーンを見たことがあると思います。開国後、イギリスの公使オールコックは薩長同盟を、フランスの公使ロッシュは幕府をそれぞれ支持しました。 幕末のドラマでは、薩長同盟の藩士の役の俳優が英語を流暢に話せるようになっていたり、幕府の役人の俳優がフランス語を流暢に話せるようになっていたりするのを見て、ビックリした人がいるかもしれません。現在、日本人の多くは英会話を習っているけどうまく話せないと悩んでいると言われています。英語を話せることを目標とするために、小学校から英