過去の人気モデルのスタイルを再現 「ダックス」のルーツとなったのは、1969年に発売されたレジャーバイク「ダックスホンダST50」。同社が「スーパーカブ」シリーズなどに搭載していたエンジンと自動遠心クラッチや、ダックスフンドから取った車名のとおり、胴長に見える「プレス・バックボーン・フレーム」を採用し、前後に太めのタイヤを履き、着座位置にゆとりのあるロングシートを備えていた。1981年に「ダックスホンダST50」は生産終了となるが、1995年に復刻発売されたことからも人気のほどが感じられる。 1995年に復活した際は「ホンダ ダックス」という車名に変更された 新型「ダックス125」は、「ホンダ ダックス」のこうした特徴を忠実に継承。アップタイプのマフラーやメッキを多用した造形、ロングタイプのシートなどを受け継いでいる。ただ、49ccだったエンジンは123ccとなり、クラスは原付一種から原付