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読書論の検索結果1 - 23 件 / 23件

  • 読書論の極北 - 書評 - 読んでいない本について堂々と語る方法 : 404 Blog Not Found

    2008年11月24日23:00 カテゴリ書評/画評/品評Art 読書論の極北 - 書評 - 読んでいない本について堂々と語る方法 筑摩書房より献本御礼。 読んでいない本について堂々と語る方法 Pierre Bayard / 大浦康介訳 [原著:Comment parler des livres que l'on n'a pas lus] 2018.05.01 リンクを文庫版に変更 これまた土壇場ですごい本が来た。11月の終わりというのは、「今年のベスト」の締め切りでもあるのだが、読書論に関しては間違いなく本書がベストだ。 そう、読書論、読書術ではなくて。 本書「読んでいない本について堂々と語る方法」に「見栄読書講座」を期待すると、間違いなく火傷する。本書にそれを期待するのは、「数学」と「算数」を混同するぐらい危険である。 では、本書はどんな本なのか? 最もよいのは、著者自身の要約で「斜め

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    • 読書論 - 情報考学 Passion For The Future

      ・読書論 大正昭和の経済学者で慶応義塾塾長や、天皇陛下の皇太子時代の家庭教師をつとめた小泉信三による読書論の古典。自身の学者人生を振り返り、読書の理想形、何を読むべきか、いかに読むべきかを語った。岩波新書の初版は1950年だ。 名言の連続であるが3つほど感銘したポイントを抜き出してみた。 1 大著を努力と忍耐で読め 「つとめて古典を読むこととともに、私はつとめて大著を読むことを勧めたい。名著は必ずしも大冊ならず、大冊は必ずしも名著でないが、しかしそれぞれの時代を制した名著の多くは大冊であり、そしてこれらの大冊に、偉大なる著者の創始と刻苦と精励とが体化されるのが常である。それを読むことによって、吾々は単にその書の内容を知るばかりでなく、辛苦耐忍、いわば格闘してものを学ぶという、貴重な体験を得るのである。読む本のページ数のみを数えて喜ぶのは無意義であるが、努力して大冊を征服することは、人生の勉

      • 僕は読書論が嫌い~いつから読書は読破数を争うスポーツになったの?~

        昨日ウォッチした記事に僕も言いたいことができたから読書についてああだこうだという話をさせてもらう。 読書家の俺が思う読書の弊害 たくさん本を読めとか、100冊読んだとかいう言葉が並んでいるが…そんなことを目的に本を読む人・本を読めと命令してくる人が子どもの頃は大嫌いだった。 僕自身、本を読みたいと思い始めたのは「国語の成績が良くなりたい」という不順な動機だが、読書量を重ねていくきっかけになったのは友人から「文体がキレイになった」と言われたことがきっかけだ。 それまでは、勉強の延長で「これをやらないと勉強の成績が上がらない」と後ろ向きな動機でやっていた。しかし、友人の一言をきっかけに僕は本を読む姿勢を「自分が必要なもの・欲しい物を読む」ように変えていった。 本でもウェブ媒体でも読みたいと感じるものはガツガツ読むようになり、その蓄積をいちいちメモするようなことはしなくなった。読書そのものが苦行

          僕は読書論が嫌い~いつから読書は読破数を争うスポーツになったの?~
        • そうだ!読書をしよう【読書論→読書術→読書ノート→ブログへ】 - 読書ノート

          こんにちは、かのです。 わたしは元から読書家だった人間じゃありません。 年に多くて1冊か2冊、気が向いた本しか読まない程度の感じでした。 その本に人生のところどころで、救われてきました。 そして、実際に本格的に読書をはじめたのは去年の夏からです。 活字の本は、やっぱり「読もう!」って思う勇気がないと読めません。 でもいい出会いがいっぱいある。 だから、読書っていいもんですよって伝えてみようと思います。 本っていいもんですよ! 良き相談相手としての本 ちょっと昔話、まだわたしが年1冊2冊しか読まなかった頃の話です。 そのころのわたしが本を選ぶタイミングって かの仕事に行き詰ってる。困った。 でも他人に相談しても、同情してほしいわけでも、中途半端なアドバイスがほしいわけでもない。 そんなときに、本屋に向かいます。 本の題名を眺めてウロウロと小説から自己啓発からいろんな棚を巡ります。 そうすると

            そうだ!読書をしよう【読書論→読書術→読書ノート→ブログへ】 - 読書ノート
          • 【読書論】アメトークの読書好き芸人デレクターに物申す!0から1を生み出すヒント。 | ハルチャンネル

            皆様 こんにちは!* 初めて辿りついてくださいました皆様 初めまして!* ハルと申します(^^)/* いつだか、アメトークで「読書好き芸人」ってやってたんやけど、そこで紹介されていたほとんどの本が、 物語のものばかりなんですよね。 私はそれに凄く違和感を感じました。 私も読書がめっちゃくちゃ好きなんですよね。 だけど、私が読むのは、自叙伝や自分が経験したことのない分野の本を知識を吸収する為に読みます。 物語のような娯楽としての読書はほとんどしません。 知識を取り入れる為の読書が90%ぐらいです。 だからかな… アメトークで読書好き芸人が物語系の本ばかり紹介していた事が凄く違和感だったんですよね。。 物語系以外が好きな『読書好き』もいるのになぁ~って。 そんな今日は「知識を得るための読書」も悪くないよってお話しです。 本選びの基準 流行りものの物語系の本だけは読む。 自叙伝的な本はめっちゃ好

            • 現代を『読書で賢く生きる。』ための三者三様の読書論 - ぐるりみち。

              『読書で賢く生きる。』を読みました。中川淳一郎(@unkotaberuno)さん、漆原直行(@NaO_UrUsY)さん、山本一郎(@kirik)さんの3人が「読書」について語った1冊です。 読書で賢く生きる。 (ベスト新書) posted with ヨメレバ 中川 淳一郎,漆原 直行,山本 一郎 ベストセラーズ 2015-04-09 Amazon 楽天ブックス 著者3名が書き下ろした「読書論」のほか、過去に阿佐ヶ谷ロフトAで複数回にわたって開催されたトークイベント「ビジネス書ぶった斬りナイト」のプレイバックも収録した内容。 各々の担当した章ではイベントの雰囲気も感じられ、文字どおり「ビジネス書」を痛快にぶった斬った1冊として読むこともできます。「『自己啓発』にモヤモヤや胡散臭さを感じているけれど、どうもその感覚を言葉にできない」という人には、その答えがここにあると言っても過言ではないかと。

                現代を『読書で賢く生きる。』ための三者三様の読書論 - ぐるりみち。
              • がんという、遺伝子が行き着いた一つの悲しい結末 | MRのための読書論 | ミクスOnline

                がんの入門書 たった1.3cmの厚さしかない『がん遺伝子の発見――がん解明の同時代史』(黒木登志夫著、中公新書)は、なりは小さいが、私たち素人ががんとは何かを知ろうとするとき、先ず最初に手にすべき本である。これほどはっきり断言できるのは、①著者が素人にも理解できるようにと工夫、努力を重ね、それ が見事に成功していること、②執筆の時点までに明らかになったがん研究の最新の成果が盛り込まれていること、そして、この本が出版されてからいささか歳月 が経過しているが、管見の限りでは、その後、この本を超える入門書に出会えていないこと、③がん研究上の発見にまつわる人間臭いエピソード、裏話が臨場感 豊かに描かれていること――この3点のためである。 MRが、今、この本を読んでおくか否かによって、今後のがん研究理解に相当の開きが出てくることだろう。 文章の魅力 この本の文章がいかに分かりやすく、かつ魅力的である

                • 生誕120年・三木清の「読書論」が教えてくれたこと(大澤 聡)

                  西田幾多郎、47歳。三木清、20歳。 1917年6月26日―。西田幾多郎は日記帳に「夜三木清来る」と書き込んだ。例年どおり小型の博文館日記である。以後、西田の日記には最期まで「三木来る」「三木来訪」「三木へ手紙」などの文字が頻出しつづけることになる。 ただ、このときばかりはフルネームでの記入だ。というのも、これが両者の初対面だったからである。西田幾多郎、47歳。三木清、20歳。 その年の夏、三木は第一高等学校を卒業する。京都は洛北、田中村中河原にある西田邸の門をたたいたのはその直前のこと。西田幾多郎に憧れて京都帝国大学に入学することが決まっており、一高時代の恩師である速水滉(心理学者)の紹介状をちゃんともって来はしたものの、どう切りだしたものかずいぶん当惑しながら待っているところに出てきた西田はすぐにこう声をかけた。 「君のことはこの春東京へ行った時速水君からきいて知っている」(「西田先生

                    生誕120年・三木清の「読書論」が教えてくれたこと(大澤 聡)
                  • 読書のススメ【独断と偏見による読書論】 - ぷれぜん仙人のブログ

                    ぷれぜん仙人です、 あなたは、読書って好きですか?? ブログを読んでいる方なので本好きの方が 多い気がしていますがどうでしょうか。 ちなみに、私は本がめちゃくちゃ好きです。 いちいち数えてませんが、 とにかく、たくさん読みます。 今日はそんな私の独断と偏見に満ちた 「読書論」について書いてみようと思います! 本好きの人は共感を 本嫌いの人には読むキッカケ、ヒントを ご提供できれば幸いです! ちなみに、 先日読んでいたある本がありまして ユダヤ人のビジネス論についての 内容だったのですが 「とにかく本を愛する民族」 というのがビシビシ伝わってきて、 それにインスパイアされる形で この記事を書いてます。笑 読書 = ユダヤ人の優秀さの秘密 ユダヤ人はその人口比に対して、 ・ノーベル賞の受賞者 ・世界的な大企業の創業者 がめちゃくちゃ多いことで知られています。 ユダヤ人は全世界で人口が0.2%に

                      読書のススメ【独断と偏見による読書論】 - ぷれぜん仙人のブログ
                    • 最強の『読書論』ブックナビゲーション - Life Hacking Life (原尻淳一ブログ)

                      【読書入門3篇】 :これを読めば、読書嫌いが読書好きになること間違いなし! 知性の磨きかた (PHP新書) 作者: 林望出版社/メーカー: PHP研究所発売日: 1996/11/05メディア: 新書購入: 1人 クリック: 13回この商品を含むブログ (21件) を見る 林望『知性の磨きかた』(PHP新書)第二日 読書の幸福(P100〜P173) まず、真っ先に読書入門として読んでいただきたいのは、林望さんの『知性の磨きかた』(PHP新書)にある「読書の幸福」というパートです。ここでわたしが最も共鳴したのは、読書における「内的動機」に関する発言です。 私は、内的動機のないところに、課題図書だの読書感想文だのというような制度的な形で、やみくもに本を与えるということは、そういう危険をはらんでいるということを警告したいんです。無理に与えなければね、そういうつならなかったなとかいうような先入主をも

                        最強の『読書論』ブックナビゲーション - Life Hacking Life (原尻淳一ブログ)
                      • 「年齢学歴不問・主婦可」・『立花式読書論、読書術、書斎術 ぼくはこんな本を読んできた/立花隆』感想、レビュー - 簡単に暮らせ

                        著名人の読書論系本が好物です。 この本は、「知の巨人」と呼ばれる著者の読書論が詰まった本です。 読書論のほか、最も興味を引いたのは、著者が新たに秘書を1名採用したときにエピソードです。 立花式読書論、読書術、書斎術 ぼくはこんな本を読んできた (文春文庫) はじめに いわゆる「秘書問題」があります。この状況の著者はまさに、今回読んだ本には、「秘書問題」を地で行く話題が掲載されていて興味深く読みました。 「知の巨人」の秘書1名をどうやって採用したのか 実際は「秘書問題」同様の採用をしたわけではないのですが、一連のエピソードは興味深かいものでした。 だれかを雇う際の基準は、その人のコアな部分が現れると思います。 著者が秘書を採用した時のエピソードが興味深かった理由 「知の巨人」の価値観がわかる これほどの人の秘書を務めるのはどんな人物かを知りたいという好奇心 どうやって秘書を選ぶのか過程と結果

                          「年齢学歴不問・主婦可」・『立花式読書論、読書術、書斎術 ぼくはこんな本を読んできた/立花隆』感想、レビュー - 簡単に暮らせ
                        • 藤原和博の読書論。本を読む人は上位10%の稀少人材になれる

                          2016/4/4 時代を切り取る新刊本をさまざまな角度から紹介する「Book Picks」。毎週月曜日は「10分で読めるビジネス書要約」と題して、今、読むべきビジネス書の要約を紹介する。 今回は、民間企業を経て杉並区立和田中学校の校長を務めた藤原和博氏による「読書についての本」を初回する。本を読む人が少なくなったといわれる今だからこそ、本を読む人は稀少価値のある人材になれると説く藤原氏。では、私たちはどのようなことを意識して読書をすればよいのだろうか。藤原氏ならではの読書論が語られる。 本を読んで得られる真のメリット 読書習慣の有無が階層を決める? これからの日本では、身分や権力による「階級社会」ではなく、「本を読む習慣のある人」と「そうでない人」に二分される「階層社会」が訪れると著者は予測している。文化庁の「読書」に関する調査結果によると、1カ月に1冊も本を読まないという人が47.5%に

                            藤原和博の読書論。本を読む人は上位10%の稀少人材になれる
                          • Amazon.co.jp: 街場の読書論: 内田樹: 本

                              Amazon.co.jp: 街場の読書論: 内田樹: 本
                            • Amazon.co.jp: 立花式読書論、読書術、書斎術 ぼくはこんな本を読んできた (文春文庫 た 5-8): 立花隆: 本

                                Amazon.co.jp: 立花式読書論、読書術、書斎術 ぼくはこんな本を読んできた (文春文庫 た 5-8): 立花隆: 本
                              • 凄本小説を感領本(感覚を領される本)と、とりあえず呼ぶことにする。『街場の読書論』内田樹 - 読書生活

                                おもしろい小説のことを何と言おうかな、と考えてた 「読書の効用」とネットで調べると、語彙力のアップや知識を増やすことなどがあげられています。勉強のためだったり、暇つぶしだったり、本のページを開くことが純粋に好きだったり、本を読む理由は人それぞれ。 わたしも読書をする理由なんて正直あまり考えたことはないのですが、強いて言うなら、本の世界に没入する感じを味わうためかな。没入感?この感じ、うまく言えなくてもどかしいのですが、小説を読むのが好きな人にはわかってもらえると思います。 小説の世界に没入させてくれる本を「没入本」と呼んできましたが、もっとうまい表現はないものか、と、そんな疑問が頭の片隅にありました。 ところが、先日、本屋で立ち読みをしながら「これだ!」と思った文章がありました。わたしが先ほどから書いていた「没入感」的感覚、これを見事に表現している文章です。 引用します。内田樹の『街場の読

                                  凄本小説を感領本(感覚を領される本)と、とりあえず呼ぶことにする。『街場の読書論』内田樹 - 読書生活 
                                • 内田先生に学ぶ『街場の読書論』 - HONZ

                                  本書は著者がブログの中の読書関連エッセイと、活字媒体に発表した文学と書物についてのエッセイをまとめたものであり、ウチダ思想がぎっしりつまっている。400ページあり、たった1680円。かなりお買い得であろう。「文芸棚」、「人文棚」、「ウチダ本棚」、「教育棚」、「著作権棚」、そして「表現とリテラシー」と、全部で5つの本棚と1つのウチダ論という構成である。本書は「HONZ」と同じように、お気に入り本の寄せ集めでもある。「文芸棚」では96冊もの本が登場(1つ1つのエッセイの後に、参考文献としてすべて列挙されている。)、5つの本棚で約200冊が取り上げられ、それだけで興奮をさそう。新しい本との出会いは本好きをいっそう加速させる。 読書論だから、もちろん著者が日々どのように「読書」しているかが話題の中心で、それはそれで非常に興味深いのだが、単著と共編書を合わせて60作を越す作品を公表している著者ゆえ、

                                    内田先生に学ぶ『街場の読書論』 - HONZ
                                  • 「古典1冊で得るものはビジネス書の10倍」- ライフネット生命 創業者・出口治明氏から学ぶ「読書論」 | U-NOTE【ユーノート】

                                    日本で74年ぶりに誕生した親会社に保険会社を持たない独立系生命保険会社である「ライフネット生命」を創業した出口治明氏。そんな出口氏は自分のことを「活字オタク」と呼ぶほどの読書好きです。

                                      「古典1冊で得るものはビジネス書の10倍」- ライフネット生命 創業者・出口治明氏から学ぶ「読書論」 | U-NOTE【ユーノート】
                                    • マンガを読まないビジネスパーソンは損をしている。|イケハヤ読書論|イケハヤ

                                      有料マガジンにて連載中の「イケハヤ読書論」第三回です。今回は「マンガ」について。 ぼくは最近、ひたすらマンガを読んでます。というか、マンガしか読んでません。年間1,200冊くらいのペースで読みまくってます。マンガ雑誌の編集者よりも読んでるかもしれません。 いやもう、マンガが好きすぎて……よく妻に怒られてます。「マンガじゃなくて私を見て!」みたいに。すみません。 でも、もちろんですね!ただエンタメとしてマンガを消費しているだけではございませんよ。 これもやっぱり「自己投資」としての側面が強いんです。 特にコンテンツビジネスをしているなら、マンガは大量に読んでおくべき。学ぶことありまくりです。下手なビジネス書読むより、よっぽど有益ですよ。いや、ほんとうに。 今回の記事の対象は、こんな方。 ・マンガを読むことが、どのようにビジネスに役立つのか知りたい ・イケダハヤトが、どういう視点でマンガを読ん

                                        マンガを読まないビジネスパーソンは損をしている。|イケハヤ読書論|イケハヤ
                                      • 読書の目的とは、教養とは何か。 中村光夫の読書論 - QJWeb クイック・ジャパン ウェブ

                                        本はたくさん読めばいいというものではない。ダイエットや片づけに関する本を千冊読もうが、そこに書かれているのは「増えた分だけ減らしなさい」である。世の中には一冊読んで千を知る人もいれば、千冊読んで一を知る人もいる。 わかったとおもったところからわからなくなるのが文学の醍醐味 残念ながら、わたしは後者のようだ。昔から同じような本ばかり読んでしまう癖がある。貧乏もしくは自堕落な生活から自分を立て直し、平穏な日常を求める話だ。人生、進歩なし。これでいいのか。 そんな気分に陥っていたとき、中村光夫著『自分で考える』(新潮社/1957年)所収の「私の読書遍歴」を再読した。60年以上前の文章だが、今でも有意義な意見が書かれているとおもったので紹介したい。 たくさんの知人よりひとりの友人こそ人生において求めるべきであるように、読書においても多読はただ精読の対象を見出すまでの手段にすぎないでしょう。 『自分

                                          読書の目的とは、教養とは何か。 中村光夫の読書論 - QJWeb クイック・ジャパン ウェブ
                                        • 小林秀雄の読書論

                                          5月21日の日経夕刊「立って働く、北欧のワケ」を読んで、家に帰ってゴソゴソと探したのは小林秀雄の本でした。 たしか小林秀雄は、「部屋をうろうろ歩き回りながら考えごとをする」というようなことを書いていたはず。どんなふうに書いていた 見つけられませんでした。同時代の作家、評論家のエッセーだったのかもしれません。 小林秀雄の本を何冊かめくっていたら「読書について(P164~P172)」というエッセーをみつけました。 速読のレッスンを受けている生徒さんには、参考になるところがあるかもしれません。gooブログ1回分に入るだけ紹介します。 1939年(昭和14年)4月、37歳のときに書かれたものです。 読書について 僕は、高等学校時代、妙な読書法を実行していた。学校の往き還りに、電車の中で読む本、教室でひそかに読む本、家で読む本、という具合に区別して、いつも数種の本を平行して読み進んでいるようにあんば

                                          • 東大生の地頭か、見城徹氏の熱情か 対照的な読書論 | NIKKEIリスキリング

                                            東大生の地頭か、見城徹氏の熱情か 対照的な読書論八重洲ブックセンター本店2018 / 6 / 22 ビジネス街の書店をめぐりながら、その時々のその街の売れ筋本をウオッチしていくシリーズ。今回は定点観測している八重洲ブックセンター本店だ。ベストセラーの上位には未来予測本や自己啓発書が並んでいる。そんな中、ビジネス書の担当者が注目するのは、相次いで刊行されたビジネスパーソン向けの2冊の読書論だった。 自分で考える力を養う読書法そのうちの1冊は西岡壱誠『「読む力」と「地頭力」がいっきに身につく東大読書』(東洋経済新報社)。著者は東大3年生。偏差値35から2浪して東大に合格した経験をベースに、暗記術やテスト術の本をものしている。著者によれば、本の読み方を変えただけで地頭が鍛えられ、知識を運用する力がつき、東大合格に至ったと言い、その読み方を家庭教師としてレクチャーしているのだという。そのノウハウを

                                              東大生の地頭か、見城徹氏の熱情か 対照的な読書論 | NIKKEIリスキリング
                                            • 意志力=筋肉だ、使い過ぎると疲労するが、鍛えることができる・・・【MRのための読書論(91)】 « 榎戸誠の情熱的読書のすすめ

                                              意志力は筋肉だ 近年、「意志力」に対する関心が高まっているが、『WILLPOWER 意志力の科学』(ロイ・バウマイスター、ジョン・ティアニー著、渡会圭子訳、インターシフト)の内容の充実度と説得力は類書を圧している。その主張が、何百回となく行われた実験によって裏付けられている点が、本書の強みである。著者のロイ・バウマイスターこそ、「意志力=筋肉」説の提唱者なのだから、当然といえば当然だ。 実験から明らかになったこと バウマイスターらの研究成果から明らかになったことを挙げてみよう。 ●意志力は筋肉のように、使い過ぎると疲労するが、鍛えることができる。●意志力の出所は一つであり、そのエネルギー量には限りがある。●意志力が弱まると、刺激や欲望を普段より大袈裟に感じ易くなる。●重要なのは、意志力をいかに無駄に使わないかだ、いかにうまく配分するかだ。●意志力を直ちに強くできる方法がある。 「自己コント

                                                意志力=筋肉だ、使い過ぎると疲労するが、鍛えることができる・・・【MRのための読書論(91)】 « 榎戸誠の情熱的読書のすすめ
                                              • 量子力学を巡るアインシュタインとボーアの戦い、その真の勝者は・・・【山椒読書論(301)】 « 榎戸誠の情熱的読書のすすめ

                                                『量子革命ー―アインシュタインとボーア、偉大なる頭脳の激突』(マンジット・クマール著、青木薫訳、新潮社)は、量子力学に関心を抱いている者たちを知的興奮の坩堝に放り込む。 「アインシュタインの名前は天才科学者の代名詞となったが、もうひとりの主人公であるニールス・ボーアは、当時も今も、それほどの知名度はない。しかしボーアと同時代を生きた科学者にとって、彼はまぎれもない巨人だった」。 「原子の量子論の中核に偶然と確率が潜んでいることに気づいて、アインシュタインは嫌な気持ちになった。彼はもはや量子の実在性を疑ってはいなかったが、それと引き替えに、因果律を犠牲にしてしまったような気がしたのだ」。1917年のことである。 「(ボーアの)講義の日付が1920年4月27日火曜日と決まると、ついにブランクとアインシュタインに会えるとなって、ボーアの気持ちは高ぶった。アインシュタインは、自分よりも6つ年下のこ

                                                  量子力学を巡るアインシュタインとボーアの戦い、その真の勝者は・・・【山椒読書論(301)】 « 榎戸誠の情熱的読書のすすめ
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