並び順

ブックマーク数

期間指定

  • から
  • まで

1 - 7 件 / 7件

新着順 人気順

資本主義の検索結果1 - 7 件 / 7件

  • ポスト資本主義をどう乗り越えていくべきか?──『テクノ封建制 デジタル空間の領主たちが私たち農奴を支配する とんでもなく醜くて、不公平な経済の話。』 - 基本読書

    テクノ封建制 デジタル空間の領主たちが私たち農奴を支配する とんでもなく醜くて、不公平な経済の話。(集英社シリーズ・コモン) (集英社学芸単行本) 作者:ヤニス・バルファキス,斎藤幸平集英社Amazonこの『テクノ封建制』は、『父が娘に語る 美しく、深く、壮大で、とんでもなくわかりやすい経済の話。』で知られる、経済学者ヤニス・バルファキスによる新刊で、テーマは「ポスト資本主義に移行している、現代の経済をめぐる状態について」になる。 バルファキスの著作には他にも、物語仕立てで「資本主義後以外の制度」を考察していく実質的なSF作品『クソッたれ資本主義が倒れたあとの、もう一つの世界』もあるが、本作もそうした、現代における資本主義の意味とそれ以外の未来を問い直していく流れの中にある一冊だ。本作でも前著で語られた「資本主義以降の制度の模索」はわかりやすく繰り返されているので、本作から読んでも特に問題

      ポスト資本主義をどう乗り越えていくべきか?──『テクノ封建制 デジタル空間の領主たちが私たち農奴を支配する とんでもなく醜くて、不公平な経済の話。』 - 基本読書
    • トランプのナショナリスト的資本主義は、実は脆弱で追いつめられている | トマ・ピケティ「新しい“眼”で世界を見よう」

      用心深く判断を保留していた人たちにとっても、状況ははっきりしたといっていいだろう。少なくとも、そのことだけはドナルド・トランプの手柄だ。右派は存在しており、声高になっているのだ。 トランプ流の政治の特色は、かつての右派の多くがそうだったように、強烈なナショナリズム、社会保守主義、そしてやりたい放題の経済自由主義がないまぜになったところだ。「ナショナリスト的経済自由主義」と呼んでもいいが、もっと的確に言うなら「ナショナリスト的資本主義」だ。 グリーンランドやパナマに関する言動を一つ見てもわかるが、トランプが好むのは権威主義的な資源収奪型の資本主義である。経済自由主義というものは、歴史をひもとくとわかるが、だいたいこの権威主義的な資源収奪型の資本主義という形をとる場合がほとんどなのだ。 フランスの経済学者・歴史家のアルノー・オランが先頃、上梓した新著『収奪された世界──16世紀から21世紀まで

        トランプのナショナリスト的資本主義は、実は脆弱で追いつめられている | トマ・ピケティ「新しい“眼”で世界を見よう」
      • ゲームデザイナー「ゲームデザイン目線で考えると現代の資本主義や貨幣経済はシステムとして未完成に感じる」⇒「強制参加なのにチュートリアル不足なのは特にダメ」

        濱村 崇 / GameDesignLab @GDLab_Hama ゲームデザイナー。2022年4月にハル研究所を退職。ここではゲームメカニクスなどのクリエイター向けの情報を発信します!代表作:星のカービィ参上ドロッチェ団 ディレクター/ 鏡の大迷宮 / あつめてカービィ / バトルデラックス / スーパーレインボー / ゼルダの伝説ふしぎのぼうし / KOFEX2 等の企画 濱村 崇 / GameDesignLab @GDLab_Hama 【ゲームデザイン的目線で考える】 「お金=スコア」というゲームデザイン的な視点で社会を捉えると、現行の資本主義、貨幣経済はシステムとして未完成に感じてます。 ・チュートリアル不足 スコア獲得のための攻略方法を学べないまま社会出ている人が多い。 ・スコアの偏り 一部のプレイヤー(資本力を持った人)が、圧倒的にスコアを稼ぎやすい仕組みになっている。 ・PvP

          ゲームデザイナー「ゲームデザイン目線で考えると現代の資本主義や貨幣経済はシステムとして未完成に感じる」⇒「強制参加なのにチュートリアル不足なのは特にダメ」
        • 万博「祝賀資本主義としても失敗」 盛り上がらぬ機運に斎藤幸平さん:朝日新聞

          開幕まで約1カ月となった大阪・関西万博。前売り券の販売は、目標の6割弱(5日時点)にとどまる。機運はなぜ盛り上がらないのか。哲学者で東京大准教授の斎藤幸平さん(38)に聞いた。■関心の低さ「可哀想と…

            万博「祝賀資本主義としても失敗」 盛り上がらぬ機運に斎藤幸平さん:朝日新聞
          • 「この世が終わった」のを知らないのは日本だけ、そして資本主義、民主主義が終わりバブルは崩壊する(東洋経済オンライン) - Yahoo!ニュース

            この世が終わった。 自分で予言しておきながら(「バブルは崩壊し資本主義が終わりこの世が終わる」、2月8日配信)、まさか本当に終わるとは思っていなかった。 この事実に気づいていないのは、世界で日本だけである。2月28日の「トランプ・ヴァンス・ゼレンスキー会談」で、この世の終わりがすでに来たことを、世界は目の当たりにし、世界は覚悟を決めたのである。 この分野の話は、本連載のパートナーであるかんべえ氏(双日総合研究所チーフエコノミスト・吉崎達彦氏)に譲るべきところが、事態が事態だけに、小幡で申しわけないが、一刻も早く伝えておきたい。 ■世界の報道は「アメリカへの非難、絶望」 事件そのものについての解釈は、同氏のブログである「かんべえの不規則発言」の3月2日、3日分を読んでいただきたい。同時に「ついにアメリカと欧州の『文化大戦争』が始まった」(3月1日配信)は本当に的確だった。この後でもふれる、「

              「この世が終わった」のを知らないのは日本だけ、そして資本主義、民主主義が終わりバブルは崩壊する(東洋経済オンライン) - Yahoo!ニュース
            • 万博「祝賀資本主義としても失敗」 盛り上がらぬ機運に斎藤幸平さん:朝日新聞

              開幕まで約1カ月となった大阪・関西万博。前売り券の販売は、目標の6割弱(5日時点)にとどまる。機運はなぜ盛り上がらないのか。哲学者で東京大准教授の斎藤幸平さん(38)に聞いた。■関心の低さ「可哀想と…

                万博「祝賀資本主義としても失敗」 盛り上がらぬ機運に斎藤幸平さん:朝日新聞
              • トランプ米大統領のもとで深まる「縁故資本主義」とは何か? アメリカ社会が「フェアではない」理由 | デイリー新潮

                2018年と19年に立て続けに墜落事故を起こしたボーイング社の最新鋭旅客機737MAX。 その事故の背景に鋭く迫ったのが、24年12月に発売されたノンフィクション『ボーイング 強欲の代償 連続墜落事故の闇を追う』だ。 同書の著者である朝日新聞経済部の江渕崇氏は、前のトランプ政権期と重なる17~21年、ニューヨーク特派員としてアメリカに駐在した。 事故の背景を追ううちに見えてきたのが、ボーイングが規制当局に近づき、安全審査を骨抜きにしていく「規制のとりこ」の構造だ。... つづきを読む

                  トランプ米大統領のもとで深まる「縁故資本主義」とは何か? アメリカ社会が「フェアではない」理由 | デイリー新潮
                1