北朝鮮が先月発射したと主張する「極超音速ミサイル」/Korean Central News Agency/Korea News Service/AP 香港(CNN) 北朝鮮が9月28日に発射したと主張する「極超音速ミサイル」は、世界でもっとも高速かつ正確な兵器の一つになる潜在力がある。専門家は、核弾頭を搭載できる可能性もあると指摘する。 北朝鮮の極超音速ミサイル「火星8」の正確な仕様は現時点では不明だ。ただ専門家によると、理論上、極超音速滑空体を備えたミサイルは音速の20倍のスピードで飛び、飛行中に非常に高い機動性を発揮することが可能で、迎撃はほぼ不可能になるという。 北朝鮮が極超音速兵器の生産と配備に成功すれば、東アジアの軍事情勢を変化させる可能性すらあると、アナリストらは指摘する。 「もし事実なら、韓国と日本のミサイル防衛システムは無力に近くなる」。こう指摘するのは、スイス・ウェブスタ