今日は、中小企業の銀行対策として、前月の試算表を毎月20日に仕上げるべき理由について考えます。 今日の論点は、以下の2点。 1 取引金融機関に最新の試算表を提出する 2 前月の損益状況を経営者自身が早期に把握する どうぞ、ご一読下さい。 1 取引金融機関に最新の試算表を提出する 中小企業と一口で言っても、請求書、領収書や通帳の写し、当座勘定の履歴等を丸ごと会計事務所に投げて試算表を作ってもらっていたり、自社の経理担当者が会計ソフトで仕訳を入力して試算表を作成したり、様々です。 会計事務所に丸ごと投げるのもよし、自社で会計仕訳をするもよし、肝心なことは、最新の試算表ができていることです。 できれば、前月の試算表が毎月20日頃を目途に作成されるのがベストです。 取引金融機関に最新の試算表を提出することで、直近の損益状況を取引金融機関と共有すると、取引金融機関の担当者としても安心できます。 時折