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闇の北九州方式の検索結果1 - 27 件 / 27件

  • 生活保護抑制の末吉元北九州市長/財務省が参与に起用

    元北九州市長の末吉興一氏が1日付で財務省参与に起用されました。財務省は「20年間の市長経験や外務省・内閣府の参与など幅広い経験を踏まえ、大所高所からご意見をいただくため」としており、20年間の市長経験を評価してのものです。 末吉氏といえば、市長時代に悪名をとどろかせた、“北九州方式”といわれる生活保護受給抑制策によって3年連続で餓死者を出したことで知られています。 ▽2005年、68歳の男性が餓死。3度にわたり生活保護申請をしようとしたのに、連絡の取れない長女に扶養の確認をとるよう求め申請書を渡さず▽06年、56歳の身体障害者の男性が餓死。電気、ガス、水道が止まり、衰弱していることを把握しながら申請書を渡さず▽07年7月、52歳の男性が、「おにぎりが食べたい」と日記に残し餓死。4月に保護の辞退を強要されていた―。 こうした事態を生んだのが、生活保護の申請、開始、廃止件数の目標を立て、徹底し

      生活保護抑制の末吉元北九州市長/財務省が参与に起用
    • 心も体も壊れてから、申請にいらっしゃい~『生活保護VSワーキングプア』 大山典宏著(評:三浦天紗子):NBonline(日経ビジネス オンライン)

      2007年7月、北九州市小倉北区で、生活保護を打ち切られた男性が餓死するという事件が起きた。「おにぎりが食べたい」「生活困窮者ははよ死ねということか」などと日記に書き残して死んだ男性は、同年4月に来所した際、生活保護辞退届を出していたのだが、その際に不当な自立指導があったのではないかと行政の対応が疑問視されている。 2007年11月には、北海道滝川市で生活保護不正受給詐欺事件があった。元暴力団員の夫とその妻が、生活保護受給者の通院時に支給されるタクシー料金の補助制度を悪用。およそ1年半で、2億3000万円を超える不正受給を受けていた。 あなたの記憶にも残っているであろう上記のニュースは、生活保護をめぐる問題を浮き彫りにした、極端な二例である。前者は福祉事務所が申請書受理のハードルを高くしている「水際作戦」の、後者は受給リテラシーの高い人たちによる「不正受給」の、「負」の部分そのものだ。 こ

        心も体も壊れてから、申請にいらっしゃい~『生活保護VSワーキングプア』 大山典宏著(評:三浦天紗子):NBonline(日経ビジネス オンライン)
      • 法律は僕達の味方じゃない・・・大規模派遣切りで、暴力団員になる人が増加中

        1 : ストック(東京都):2009/04/18(土) 13:17:00.64 ID:i+vw2Yf5● ?PLT(12050) ポイント特典 福岡県内の暴力団組員が昨年までの10年間で、2690人から3720人へと1000人以上 増えたことが、県警への取材で分かった。全国ではほぼ横ばいで推移しており、福岡は突出している とみられる。県内には一つの都道府県では最多の五つの指定暴力団があり、捜査関係者は組織の収益 が安定し、運営がしやすい土壌が勢力拡大につながっているとみている。県警は「暴力団犯罪の撲滅」 を今年の最重点目標に挙げているが、組員をいかに減らすかも課題の一つとなりそうだ。 県警によると、県内の組員は98年は2690人(構成員1980人、準構成員710人)だったが、 増加傾向が続き08年は3720人(同2450人、同1270人)となった。一方、警察白書に よると全国の組員は、98

        • 【北九州市生活保護問題】違法な保護行政を支える職員のモラルハザード/塚田 俊一 - 薔薇、または陽だまりの猫

          これほどまでに各メディアで取り上げられ、 市議会で自民・公明からも批判されながらも、 北九州市の保護行政の基本的な姿勢が変わらないのは、 にわかには信じられないかもしれませんが、 管理職だけでなく、現場の一般職員も含めて、 北九州市の生活保護行政に携わる職員の大半が、 自分たちが悪いことをしていると思っていないからです。 それどころか、自分たちは正しいことをしていると彼らは思っています。 北九州市職労保護部会が06年8月に行ったアンケートに 彼らの露骨な「本音」が現れています。 その一部の要旨を紹介します。 (なお、この市職労保護部会ニュースは、 情報公開請求により入手した「平成18年度第4回保護担当課長会議資料」 に含まれていたものです。市当局が組合や運動団体の動きを監視している ことが分かります。) 「市の保護行政はこれでよく、間違っているのは生活保護法の方だ」 →偽装請負を指弾されて

            【北九州市生活保護問題】違法な保護行政を支える職員のモラルハザード/塚田 俊一 - 薔薇、または陽だまりの猫
          • 緒方林太郎『役人臭い総理』

            治大国若烹小鮮 おがた林太郎ブログ 衆議院議員おがた林太郎が、日々の思いを徒然なるままに書き綴ります。題は「大国を治むるは小鮮を烹るがごとし」と読みます。 安倍晋三総理を見ていると、幾つかの特徴的なことに気付きます。何故、そうなっているのかは私に検証する力はないのですが、とても興味深いので書き記しておきます。 ● 手続き論がとても好きだ。 安倍総理は何事にもまず手続きの話をします。手続きがきちんと踏まれているかどうかという点への拘りは大したものです。その際たるものとして、最近話題の「従軍慰安婦」の問題があります。安倍総理は従軍慰安婦の連行に関して、「強制性」があったかどうかという点に異常なまでの執着心を示します。そして、狭義の強制性(日本軍が頭を押さえつけて連れて行った)はなかったが広義の強制性(周囲の環境から行かざるを得ない状況にあった)はあったという理屈を展開しています。ここで言いたい

              緒方林太郎『役人臭い総理』
            • ブログ「旗旗」 : 【北九州市生活保護問題】北橋市長、門司餓死事件の調査を明言 by 草加耕助 - 旗旗

              Home >  ブログ >  ブログ「旗旗」 : 【北九州市生活保護問題】北橋市長、門司餓死事件の調査を明言 by 草加耕助 最近、メーリングリストに連続して流れていた話題ですが、あまりと言えばあまりにも酷すぎるので、こちらにも転載しておきます。 北九州市の門司で生活保護の申請を相談していた56歳の男性が、孤独のまま餓死しいているのが見つかるという事件が昨年5月におきました。市は、これまでも生活保護の申請に来た人を追い返し、今までに5人もの餓死者を出しています。それも、ひどい担当者がいるとかいう個人的なレベルではなく、「数値目標」を設定したり「辞退届」のお手本を用意したりと、組織的に違法な「水際作戦」(申請に来た人の審査を行わない。そもそも「申請書」すらも渡さずに怒鳴って追い返す)を行っていました。しかも恐ろしいことに、この「窓口で申請をさせない」という「水際作戦」=法律違反の「北九州方式

              • 2007-03-12

                ▼「わたしを犯さず、やさしくしてくれた特攻隊員が一人いた。彼はわたしに何度もいった。『ぼくは死ななくちゃならない。しかし、あなたは生きなければならない』」 元「従軍慰安婦」、イ・ヨンスさんが証言 ルモンド東京支局長、フィリップ・ポンス氏が取材し報道 http://onuma.cocolog-nifty.com/blog1/2007/03/for_the_record_c93e.html ・・・「もう一度生まれたら、花に」を思い出す。 http://3rd.geocities.yahoo.co.jp/gl/ippeiippai/ http://d.hatena.ne.jp/claw/20060702 ・・・口先だけの「謝罪」だのはいまさら何の意味もねえ(@∀@) とっとと情報を公開しやがれw それこそが(日本人を含む)戦時性的搾取の被害者たちへの供養というものだ。 ▼同時多発で「大日本帝国に

                  2007-03-12
                • 門司餓死事件 - Wikipedia

                  門司餓死事件(もじがしじけん)とは、福岡県北九州市門司区で2006年4月から5月にかけて、2ヶ月間で3名の餓死者が出た事件。 一件目は4月21日、市営団地で78歳の母と49歳の長女がともに餓死しており、二件目は5月24日、市営団地で次男からこれ以上の支援を拒否された56歳の男性が餓死していた。後者のケースでは、男性は生活保護の受給申請に2度赴いていたが、北九州市は次男へ頼るよう求めていた[1]。 事件の背景[編集] NHKの報道によれば、北九州市は昭和前期に鉄鋼業などにより、大量の人口が流入したが、その後エネルギー革命で隣接する筑豊地区にある筑豊炭田の炭鉱が閉鎖されたことにより、大量の貧困者が発生した。このため、生活保護世帯の増加により、北九州市が生活保護費の4分の1を負担するため、市財政が圧迫されることを防ぐため、北九州市保護課では数値目標を決め、生活保護受理件数を抑えていた。 その後の

                  • 北九州市の孤独死問題 / ワードBOX / 西日本新聞

                    2005年1月、北九州市八幡東区の男性=当時(68)=が生活保護を2度申請しながら受給に至らず、自宅で孤独死。 06年5月には、栄養不足で衰弱した同市門司区の男性=同(56)=が2度にわたり区役所で生活保護の相談をしたが「(別居の)家族に相談してほしい」などと応じてもらえず、孤独死しているのが見つかった。 07年2月に初当選した北橋健治市長は5月、この2件の問題を含めて市の生活保護行政を検証するため、学識者らでつくる第三者委員会を発足させたが、7月に同市小倉北区の男性=同(52)=が生活保護を辞退後に孤独死したのが見つかり、同委が併せて検証することになった。 「闇の北九州方式」指弾 第三者委中間報告 市に改善迫る 保護費抑制「水際作戦」 孤独死3件対応不適切 (2007年10月2日掲載) 孤独死が相次いだ北九州市の生活保護行政を検証する第三者委員会(委員長=稲垣忠・北九州市立大特任教

                    • 賛同団体222団体の連名による「生活保護費を大幅削減する平成25年度予算案の撤回を求める緊急声明」(「STOP!生活保護基準引き下げ」アクション)

                      生活保護問題対策全国会議は、すべての人の健康で文化的な生活を保障するため、貧困の実態を明らかにし、福祉事務所の窓口規制を始めとする生活保護制度の違法な運用を是正するとともに、生活保護費の削減を至上命題とした制度の改悪を許さず、生活保護法をはじめとする社会保障制度の整備・充実を図ることを目的として、2007年6月に設立された団体です。法律家・実務家・支援者・当事者などで構成されています。 印刷用ダウンロードはこちらから 先日、団体賛同をお願いした「『STOP!生活保護基準引き下げ』アクション/生活保護費を大幅削減する平成25年度予算案の撤回を求める緊急声明」について、以下のとおり、幅広い分野にわたって222団体より賛同をいただきました。 賛同団体の一覧はこちらから。 ご賛同いただきました団体の皆さま、ありがとうございました。この場を借りて御礼申しあげます。 STOP!生活保護基準引き下げアク

                      • ある国際人権派の雑食系ブログ。(仮):【北九州市生活保護問題】テレビ朝日と内部告発職員に激励を!」(AMLより) - livedoor Blog(ブログ)

                        私も昨晩、職場のテレビで↓で取り上げられている北九州市の生活保護行政の現状を扱った「報道ステーション」の特集(?)をふと観ていたのですが、余りもの実情に愕然としました。申請書すら渡さない「水際作戦」とは酷い話です。 しかし、生活保護申請を巡るトラブル・苦難は別に北九州市に限った話では<決して>ありません。 こういう問題をどんどんマスコミで取り上げて貰うためにも、今回の「報道ステーション」スタッフ等に激励メッセージを送ろうとの↓のメールの呼びかけに、私も賛同します。 (以下、AMLのメールを全文転載) ●「[AML 10803] 【北九州市生活保護問題】テレビ朝日と内部告発職員に激励を!」(「塚田俊一」さん) 今日(30日)放送されたテレビ朝日「報道ステーション」では、下関駅放火事件や門司区の餓死事件、先月の全国調査団による一斉申請などをとりあげ、北九州市の「水際作戦」を痛烈に批判しました。

                        • [AML 13248] 【北九州市生活保護問題】4月異動で大幅に人心一新

                          塚田 俊一 gmtul at hotmail.co.jp 2007年 4月 9日 (月) 23:06:59 JST 前の記事 [AML 13246] また一から始めよう。敗北してまた再起する思想。 次の記事 [AML 13250] メモリーズ・オブ・セレベス〜洋画家・庄司栄吉の太平洋戦争 記事の並び順: [ 日付 ] [ スレッド ] [ 件名 ] [ 著者 ] <転送・転載大歓迎> 北九州市役所の4月1日付の人事異動で、 生活保護関係の本庁の局長・部長・課長、 全7福祉事務所の保護課長8人のうち6人が異動になるという 極めて異例の人事が発令されました。 「闇の北九州方式」解体に向けた北橋市長の意気込みを感じさせます。 保健福祉局長  旧  南本久精 → 人事委員会事務局長 新  小村洋一 ← 総務市民局男女共同参画推進部長 保健福祉局総務部長 旧  竹下貞夫 → 保健福祉局理事(北九州市

                          • どうしてベーシックインカムと生活保護を対立させようとするのか? - reponの忘備録

                            野崎泰伸「生活保護とベーシック・インカム」 ベーシックインカムと生活保護を対立させていますが、これはどうでしょうか? 論文では、スティグマ(傷)という言葉を使っていますが、これは何か。 生活保護を受ける際、申請者に現在どのくらい資産があり、どのくらい保護が必要なのかを行政がチェックします。これを「資力調査(ミーンズテスト)」といいます。 このとき、行政から「なぜ働かないのか」「なぜ資産がないのか」「なぜ生活保護を受ける必要があるのか」と根掘り葉掘り聞かれることで、申請者が心の傷を負ってしまいます。 これをスティグマ、と言います。 生活保護予算が削られ、闇の北九州方式のように申請者に嫌がらせをして窓口で追い返す「水際作戦」によって、申請者は絶望感に襲われます。 仮に受給できることになったとしても、受給のための要件として、意味もなく遠くの職場に行かされたりそういう嫌がらせを受けることがあり、そ

                              どうしてベーシックインカムと生活保護を対立させようとするのか? - reponの忘備録
                            • 「おにぎり食べたい」の衝撃から16年…3人の孤独死で指弾された“闇の北九州方式” | 西日本新聞me

                              「闇の北九州方式」指弾-。2007年10月2日、西日本新聞は北九州市の生活保護行政を巡る第三者検証委員会の中間報告を1面トップで大きく伝えた。05年以降、市内で3人の孤独死が見つかり、大きな批判を受けていた。検証委員会は、市の対応が不適切だったと厳しく断罪した。 テレビで特集が組まれるなど、全国のマスメディアが繰り返し報道した大きな要因の一つが、3人のうち小倉北区の当時52歳男性が、日記に書き残していた言葉だった。 「...

                                「おにぎり食べたい」の衝撃から16年…3人の孤独死で指弾された“闇の北九州方式” | 西日本新聞me
                              • 北九州市「生活保護辞退強要」 NYタイムス「でっかく」報道

                                「はら減った。おにぎり食いたい」と書き残して孤独死した北九州市の52歳の男性の話が、ニューヨークタイムスに載った。「福田首相の訪米のニュースよりずっと大きい扱い」(村田晃嗣)だった。 この問題を調査していた第三者委員会がきのう(20日)出した報告書も、「市側の不適切な行為」を指摘していた。生活保護を自分の意志で辞退したように装いながら、その実は“強要”だった、などなどーー闇の北九州方式といわれるものである。 福祉事務所の元職員が証言する。「わたしもやったことがある。申請をいかに追い返すか、受給している人をいかに辞退させるか、それが仕事だった」。自立を迫る候補を決めて、目標通りを達成するーー事実上のノルマだった。 「80歳のおばあさんが孤独死したとき、同僚のケースワーカーから、1件減ってよかったねといわれた」とも。 北九州市はかつて、炭坑の閉山による生活保護の急増と、それにむらがる暴力団の不

                                  北九州市「生活保護辞退強要」 NYタイムス「でっかく」報道
                                • 【北九州市生活保護問題】北橋市長、門司餓死事件の調査を明言(旗旗)-タカマサのきまぐれ時評

                                  あまりにも酷い実態に、事態を重視した地元住民が、全国の弁護士・学者・市民団体メンバーらの協力も得て「北九州市生活保護問題全国調査団」を約300人で結成。昨年の10月から市内各地で相談や聞き取り調査、申請同行を行いましたが、当初の予想以上に酷い市の実態が明らかにされています。 「5件開始したら5件以上を廃止する。ノルマに取り組まないと、人事評価に響く」と元ケースワーカー 「利用者が何度行ってもきつい応対で追い返され、もう行きたくないと言っている」と障害者施設の職員 「鬼にでも蛇にでもなって、付き合いの浅い義兄から小遣いをもらえと言われた」 「相談窓口で『何しにきた』『さっさと帰れ』と言われることが常態化している」 「病気で仕事に就けないのに、区役所で『働け』とどなられ、職員に取り囲まれて追い出された」 「福祉事務所には怒られにいくようなもの。もう行きたくない」 「福祉事務所は怖

                                  • 生活保護打ち切られ/北九州で男性孤独死/日記に就労指導の不満記す

                                    福岡県北九州市小倉北区に住む男性(52)が、今年四月に生活保護を打ち切られ、孤独死していたことが十一日、わかりました。孤独死した男性は今月十日、自宅で一部ミイラ化した姿で見つかっていました。男性の日記には、生活保護の打ち切りや市による就労指導に対する不満が複数記されていたといいます。 市などによると、男性は昨年十月までタクシー運転手として働いていましたが、糖尿病やアルコール性肝障害のため仕事を辞め、昨年十二月七日に福祉事務所に生活保護を申請。自宅は電気、水道も止められており福祉事務所は昨年十二月二十六日から生活保護の支給を開始していました。 今年に入り福祉事務所は、「(この男性の病気を診察した医者が)軽就労は可能との診断を下した」として、男性に就労を指導。「男性本人が働く意思を示した」として、今年四月十日付で生活保護を打ち切りました。 ところが、男性は生活保護打ち切り後も仕事に就けず自宅で

                                    • 北九州市生活保護行政検証委員会始まる - くにたち PEACE WEB

                                      東京・国立市の平和運動のネットワーク 日々の暮らしの中に、足下から平和を 地域で平和や人権、環境を育む動きを伝えます <転送・転載大歓迎> 17日に、北九州市生活保護行政検証委員会の初会合が開かれました。 それに先立ち、北橋健治市長は15日に記者会見を行い、 委員会に生活保護の専門家がいないとの批判を受けて、 熊本県立大学の石橋敏郎教授をアドバイザーとして迎えることを発表しました。 石橋教授は社会保障法の専門家で、生活保護法にも詳しい研究者です。 しかし、検証委員としてではなくアドバイザーとしての参加で、 餓死事件の検証には直接参加しないとのことです。 市は「審議内容を伝えた上で、総括の中でいろんな意見、助言をしてもらいたい」 (西日本新聞5月16日朝刊)としていますが、検証作業に参加させないことで、 市当局にとっての「被害」を最小限に食い止めようという思惑が感じられます。 17日の第1回

                                        北九州市生活保護行政検証委員会始まる - くにたち PEACE WEB
                                      • 闇の北九州方式の実態

                                        「腹減った、おにぎり食べたい」 そう日記に書き残して餓死した男性。 人を守るべき行政が、人を見殺しにした。 その人殺し行政の実態が、元職員(ケースワーカー)によって語られた。 藤藪貴治さん。 勇気ある証言だと思う。 『生活保護「ヤミの北九州方式」を糾す―国のモデルとしての棄民政策』という本を出版されている。 氏によれば、毎年生活保護率を下げるための「数値目標」が設定される。 率を下げる=保護対象者を減らす。つまりは、人を切ると言うことだ。 で、ターゲット(標的)が決められるらしい。 「○○は、今年中に“自立”ね!」 (氏によれば、同じ市民(人間)として見ていないので呼び捨て) 発言者は、自分が言ったことの意味を理解しているのだろうか? 自分が道具となって生きている人間は、人の命も軽く扱う。 受給者は語る。 「怠けている、と毎度のように言われると、もうどうでもいいという気になる」 …自尊心を

                                        • 【北九州市生活保護問題】北橋市長、門司餓死事件の調査を明言 - #旗旗

                                          最近、メーリングリストに連続して流れていた話題ですが、あまりと言えばあまりにも酷すぎるので、こちらにも転載しておきます。 北九州市の門司で生活保護の申請を相談していた56歳の男性が、孤独のまま餓死しいているのが見つかるという事件が昨年5月におきました。市は、これまでも生活保護の申請に来た人を追い返し、今までに5人もの餓死者を出しています。 それも、ひどい担当者がいるとかいう個人的なレベルではなく、「数値目標」を設定したり「辞退届」のお手本を用意したりと、組織的に違法な「水際作戦」(申請に来た人の審査を行わない。そもそも「申請書」すらも渡さずに怒鳴って追い返す)を行っていました。しかも恐ろしいことに、この「窓口で申請をさせない」という「水際作戦」=法律違反の「北九州方式」が、全国に広まりつつあったというのです。 あまりにも酷い実態に、事態を重視した地元住民が、全国の弁護士・学者・市民団体メン

                                            【北九州市生活保護問題】北橋市長、門司餓死事件の調査を明言 - #旗旗
                                          • 【北九州市生活保護問題】6月5日(火)第2回検証委員会/塚田 俊一 - 薔薇、または陽だまりの猫

                                            北九州市生活保護行政検証委員会の第2回が 5日(火)に行われます。 http://www.city.kitakyushu.jp/pcp_portal/PortalServlet?DISPLAY_ID=DIRECT&NEXT_DISPLAY_ID=U000004&CONTENTS_ID=18100 日時   平成19年6月5日(火) 18:00~21:00 場所   北九州国際会議場 21会議室(小倉北区浅野三丁目9-30) 内容   18:00~19:00 (公開) 1.第1回委員会における質疑に対する説明 19:00~20:30 (非公開) 2.関係者のヒアリング その他  報道機関向け事後レクチャー ・時間  委員会終了後30分程度(20:30~予定) ・場所  21会議室 ・内容  非公開部分(関係者ヒアリング)の審議の概略 いよいよ餓死事件の事例検証に入ります。 市当局や検証委員に

                                              【北九州市生活保護問題】6月5日(火)第2回検証委員会/塚田 俊一 - 薔薇、または陽だまりの猫
                                            • 緒方林太郎『生活保護』

                                              治大国若烹小鮮 おがた林太郎ブログ 衆議院議員おがた林太郎が、日々の思いを徒然なるままに書き綴ります。題は「大国を治むるは小鮮を烹るがごとし」と読みます。 最近、我が故郷北九州がテレビと新聞に大々的に出ました。良いことで出るなら嬉しいのですが、その内容は生活保護に関する「闇の北九州方式」についてでした。生活保護を申請する人に対して冷たく扱っているということですなのですが、そのやり方がヒドい。市の各区で受け付ける申請の数を12に限定するとか、申請者に対して近隣の市(直方、下関)までの電車賃を渡して「他市で申請しろ」と言うとか、まあ、それはそれはヒドいものでした。ただでさえ、孤独死、いじめに起因する校長自殺、発砲事件等、全国的に悪名高い北九州市のイメージを更に貶めるのに十分すぎるものでした。 「生活保護」、これは憲法第二十五条にその根拠を求めることができます。健康で文化的な最低限度の生活を保障

                                                緒方林太郎『生活保護』
                                              • 週刊東洋経済:特集「貧困の罠」 生活困窮者を門前払い、北九州市・生活保護“水際作戦”の非道 など - 薔薇、または陽だまりの猫

                                                19日(月)発売の週刊東洋経済が、 「あなたは無縁だといえますか… 貧困の罠」 という特集を組んでいます。 http://www.toyokeizai.co.jp/mag/toyo/2007/0224/index.html 「生活困窮者を門前払い、北九州市・生活保護“水際作戦”の非道」 というタイトルで、「闇の北九州方式」を告発する記事も掲載されます。 他にも、 ・児童扶養手当削減に怯える働きづめの母親たち ・追い詰められる障害者、「自立支援法」は誰のため ・ホームレス セイフティネットなき日本社会の遭難者 ・若者たちの生活保護 「再チャレンジ」となえる空虚、安倍首相に『貧困』は見えない (湯浅 誠/NPO法人自立生活サポートセンター・もやい) ・「貧困層を排除した『社会保険主義』は誤りだ」 (岩田正美/日本女子大学教授) など、非常に充実したラインナップで、必読です。 <週刊東洋経済・岡

                                                  週刊東洋経済:特集「貧困の罠」 生活困窮者を門前払い、北九州市・生活保護“水際作戦”の非道 など - 薔薇、または陽だまりの猫
                                                • 東急電鉄渋谷駅地下野宿者追い出しについて - Freeter’s Free Memorandum

                                                  http://www.geocities.jp/nojirenjp/(のじれんHP) 渋谷は放射状に道がのびている。その道と道との合間に思い馳せるひとは少ない。しかし、まさにその道と道の合間を縫う形で、宮下公園が存在している。 渋谷は不夜城の町。その一角の宮下公園は、不夜城の一角とは思えぬ「闇を知る場所」である。そこでは越冬では火が焚かれる。なぜなら闇と寒さがあるからだ。その小さな闇が、不夜城の支配者のひとつと戦わざるを得なくなった・・・東急である。 東急電鉄が渋谷駅地下に住んでいた路上生活者の追い出しを図った。しかも、抗議行動を12月21日に行ったところ、多数の「警官」、機動隊が一企業のために集まり、挑発的言動を投げかけたという。 「勝てば官軍」という言葉がある。しかしこの事実がこれほど、あからさまに行われた追い出しもなかなかないのではないか。勝ち組(!!)と見受けられる企業と官軍がまさ

                                                    東急電鉄渋谷駅地下野宿者追い出しについて - Freeter’s Free Memorandum
                                                  • 20人に1人が生活保護…大阪市「貧困の連鎖」断つ事業に18億円:FX市況2chトレード手法【市況実況2】:専業FXトレーダーな俺

                                                    ▽市況実況2(市況2)やFX海外フォーラムのトレード手法を2000以上紹介。順番にお読みください。 スポンサーリンク 1 :やるっきゃ騎士φ ★:2010/02/18(木) 15:31:32 ID:??? 「コック(栓)を適正に閉める」。 大阪市の平成22年度当初予算案で、過去最高を更新した生活保護費。平松邦夫市長は支出拡大に歯止めがかからない現状を垂れ流し状態の水道に例え、不正受給の防止や自立支援など制度適正化に向けた事業に18億円を計上した。 生活保護世帯で育った子供が後に受給者となる「貧困の連鎖」を断ち切る“新作戦”にも乗り出す。 市によると、昨年12月現在、市内で生活保護を受給しているのは10万5474世帯、13万6617人で、市民の5.1%が受給している。 22年度に計上した生活保護費2863億円は市税収入(6091億円)の5割近くに達し、この4分の1を市が負担する。 適正化に向

                                                      20人に1人が生活保護…大阪市「貧困の連鎖」断つ事業に18億円:FX市況2chトレード手法【市況実況2】:専業FXトレーダーな俺
                                                    • 「生活保護基準引き下げの予算案撤回を求める緊急声明(案)」団体での連名呼びかけ中 - 薔薇、または陽だまりの猫

                                                      小久保哲郎・生活保護問題対策全国会議さんから --------- いくつかのMLに、2月3日(日)に投稿させていただいた「生活保護基準引き下げの予算案撤回を求める緊急声明(案)」ができました。 是非、団体での連名にご協力ください。 2月13日の記者会見で発表する予定ですので、時間がなくて申し訳ありませんが、【2月11日夜】を締切としたいと思います。 ※集約の便宜上、団体連名のみで個人は集めません。 ※発表までの間に若干の修文の可能性があります。 以下の取組みへのご協力も重ねてお願いいたします。 ※2月19日の院内集会の場所が決まりました。 ※各地での記者会見については、できれば2月末までですが、GW前後と言われる予算成立までは問題が続くと思われますので、3月に入ってからやっていただいても十分意味はあろうかと思います。 ※現在、名古屋(2月18日)と大阪(日程未定)が会見を行うことが決まって

                                                      • 私と憲法148号(2013年8月25日発行)

                                                        私と憲法148号(2013年月25日号) 集団的自衛権行使の合憲化による憲法破壊を阻止しよう 2013今年の8.6ヒロシマ 《国際シンポジウム》 第80回市民憲法講座 生活保護法改定は何をもたらすか~「貧困」の現場から 書評 集団的自衛権行使の合憲化による憲法破壊を阻止しよう 今回の参院選でも改憲問題の争点化を回避せざるを得なかったように、安倍首相らが昨年の衆院選以来とりわけ強調してきた「96条先行改憲」による明文改憲路線は、運動と世論の抵抗の前に事実上破綻した。しかし、安倍首相は参院で与党の安定多数を確保し、次の本格的な国政選挙まで3年という期間を得て、連立与党の公明党を引きつけながら態勢をととのえて、改めて改憲の「歴史的な使命」に取り組もうとしている。 まず安倍首相が取り組もうとしているのが解釈改憲や立法による改憲状態づくり(立法改憲)による実質的な改憲状態づくりだ。これによって自民党

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