【いまどきの男を知る会 ファイルNo.23 隠居男子の今】 数日前まで外出自粛や人との接触8割減、経済活動の低迷などで一億総隠居状態とも言える状態になっていましたが、そんな時代を先取りしていたともいうべき存在が。「90万円で隠居」を出版し、隠居界の陰フルエンサーとして話題を集めた大原扁理氏です。 このたび「20代で隠居」の文庫版を筑摩書房から出版されるそうで、もはや隠居の範疇におさまりきらない活躍ぶりです。20代で世俗から遠ざかって隠居生活に入り、もう10年くらい隠居を続けている隠居のプロ。「20代で隠居」には、月の生活費が7万円と書かれています。収入や仕事が少なくなっても時間の余裕があれば幸せに生きられるのか、大原扁理さんにお話を伺いたいです。 「地元が嫌いなので辛くて……」と、LINE通話ごしに浮かない表情の扁理さん。ちょっと前から台湾で隠居生活をしているのですが、コロナで入国できなく