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雑記帳の検索結果1 - 40 件 / 683件

  • 【ClipStudio】初心者向け 効率良く漫画原稿を作る手順解説 - 物覚え雑記帳

    「ClipStudioを使用して漫画原稿を作るのが初めて」という方に向けて、漫画原稿を作る手順を解説していきます。 クリスタ公式にも「シリーズ "マンガを描いてみよう モノクロマンガ編【PRO/EX】」という解説ページがありますが、それよりもなるべく作業効率が上がるような方法を紹介します。なお、解説に使用しているのはEXバージョンです。(同人誌や複数ページの漫画を作る場合はPROよりEXが断然おすすめ。) まずは原稿用紙の準備と作成までです。 環境設定の変更 原稿テンプレの作成 原稿テンプレの構造と一例 新規ファイルの作成 通常フォルダーとレイヤーの作成 コマ枠フォルダーの作成 フォルダーの構造を変更 その他お好みで… テンプレート素材に登録 原稿用紙を新規作成する 環境設定の変更 原稿では単位を「px」より「mm」に変更しておいた方が便利です。 [ファイル]メニュー→[環境設定]→[定規

      【ClipStudio】初心者向け 効率良く漫画原稿を作る手順解説 - 物覚え雑記帳
    • またぞろ「メディア戦略」を始めた旧ジャニーズ事務所の愚…TV局と再接近、出版社を選別|ギョーカイ“マル秘”雑記帳

      今月17日に「SMILE-UP.」に社名を変更した旧ジャニーズ事務所の水面下での動きが伝わってきた。今後は旧ジャニーズを支えてくれた一部のファンクラブメンバーと、新会社を支持することを約束した一部のキー局と“再接触”する動きがあるという。民放キー局幹部が声を潜めて話す。 「NHKは、世間の目を気にし被害者救済にめどが立つまで距離を置くことを明言していますが、テレビ東京を除く民放局の本音は真逆です。『検証番組』でみそぎを済ませた後は、基本的には何も変わらない。むしろ、以前よりも旧ジャニーズに対する接触が露骨になった気がします」 なんと民放の中には、旧ジャニ担だった局員をスマ担へと名称を変え、人数を増員した局もあるという。なかでもこれまで以上に蜜月関係を築こうとしているのが日本テレビだといわれている。 「17日の事務所開きには民放キー局のなかでイの一番に駆け付けたのが日テレです。編成部長と企画

        またぞろ「メディア戦略」を始めた旧ジャニーズ事務所の愚…TV局と再接近、出版社を選別|ギョーカイ“マル秘”雑記帳
      • 【詳細版】 1+1=2 笑えない数学 ~笑わない数学の笑えない間違いの話~ - Sokratesさんの備忘録ないし雑記帳

        NHK で放映された『笑わない数学』という番組の次の回が話題になっていた. www.nhk.jp 企画意図としては「\(1+1=2\) という式を通して数学基礎論という分野を紹介する」というものだったのだが,怪しい説明や誤解を招く説明,端的に誤っている説明があった.というか,全体を通してそういうものがとても多かった.どう少なく見積もっても番組の内容の半分以上がそういうものになっている.正直,全然笑えない.笑わないのではなく笑えない. そういった説明に注意喚起を促し,簡単にだが訂正をするための記事を以前書いた.その記事は速報性を重視して書いており,「ここが怪しい」「ここが間違っている」ということだけを伝えることを目的としていたため,詳細や「具体的にどう直すべきだったのか」という点の記述が不十分であった.というか,一部わたしも素でまちがったこといくつか書いちゃった(訂正・取り消し線による削除済

          【詳細版】 1+1=2 笑えない数学 ~笑わない数学の笑えない間違いの話~ - Sokratesさんの備忘録ないし雑記帳
        • 【速報版】 1+1=2 笑えない数学 - Sokratesさんの備忘録ないし雑記帳

          NHK で放映された『笑わない数学』という番組の次の回が話題になっている. www.nhk.jp 企画意図としては「\(1+1=2\) という式を通して数学基礎論という分野を紹介する」というものだったのだが,いくつか怪しい説明や誤解を招く説明,端的に誤っている説明が散見された.というか,全体を通してそういうものがとても多かった.どう少なく見積もっても番組の内容の半分以上がそういうものになっている.正直,全然笑えない.笑わないのではなく笑えない. この記事はそういった説明に注意喚起を促し,簡単にだが訂正をするための記事である.NHK+ での配信期間が一週間のため,かなり急いで書いている*1.そのため,いくつかわかりにくかったり文献を引き損ねている場合がある.何らかの形で,わかりやすさや文献をしっかり引いたものを書くつもりではいるが「このあたりの説明は怪しい」ということを書いておくだけでも意味

            【速報版】 1+1=2 笑えない数学 - Sokratesさんの備忘録ないし雑記帳
          • 結社/経営体としての日本共産党 - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

            例の働き方改革の時に「ごはん論法」という名文句を案出し、左派関係者の間でミームとして一気に広がったことで我々労働関係者の間でも記憶されている神谷貴行(紙屋高雪)さんが、日本共産党を除籍・解雇されたとブログで書かれています。 日本共産党を除籍・解雇されました 神谷さんを除籍・解雇した日本共産党の言い分が正しいのか、それとも神谷さんの言い分が正しいのか、といったことについてはここでは一切論じるつもりはありません。気分的には神谷さんに同情的ではありますが、ここで取り上げるのはそういうことではなく、「除籍・解雇」と異なる二つの概念が中ぽつでつなげて書かれていることに興味を惹かれたからです。 神谷さん自身はこう書かれています。 私・神谷貴行は、2024年8月6日付で日本共産党から除籍されました。 また、本日(2024年8月16日)付で日本共産党福岡県委員会から解雇されました。 これらについてはいずれ

              結社/経営体としての日本共産党 - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)
            • 数学は哲学? - Sokratesさんの備忘録ないし雑記帳

              「大学で数学は哲学になる」と主張する人がいる*1.特におもしろくもないし,適切な比喩とも思えないんだが,一部の頭がフワフワしている層や視野の狭い人々,数学を神聖なものに祭りあげたい何とかコミュニケーターなどには受けるらしく,ごくまれに信じている人がいる*2. ただ,実際問題,違いを説明しろと言われるとワリと困る.「リンゴとゾウの違いは何ですか」と聞かれているようなものなので,当然なのだが,「いや,見た目も大きさも全然違うじゃん」と言いたくなる.問題は「リンゴとゾウ」なら一目瞭然なのだが,「学問」は目に見えないので,どちらもわかっていない人には誰かが説明しないと違いがはっきりわからない点にある*3.「リンゴの触り心地はツルツルだし,ゾウも(牙が)ツルツルだから,きっと似たようなものだろう」と言う盲人のようなものである*4. この記事の目的は「数学と哲学の違い」という直観的には明らかだが,ちゃ

                数学は哲学? - Sokratesさんの備忘録ないし雑記帳
              • トンデモに対する防衛術 | 雑記帳

                いわゆるトンデモに関して私が思うことを何点か書いておく。 何を問題にしているか ここで問題にするのは、例えば以下のような表現物である: 初心者にとって有害である。つまり、間違った理解を植え付ける。 誤りを修正したら何も残らない。 すべきではない対処 まず、作者に突撃して撤回させるのはあまり現実的ではない。指摘を受け入れて撤回するなら良いが、「自分の表現物が無意味あるいは有害だった」ことを受け入れられる表現者がどのくらいいるだろうか?あるいは、SNS上でバトルに発展した場合不毛な時間を費やすことになる。 第二に、作者に対する人格攻撃や侮辱的な表現は行うべきではない。具体的に言うと、2021年にプログラミング界隈を騒がせた件(「関数型プログラミングが『銀の弾丸』であるという非常識な常識2022」の感想の言及先)の作者を「漢字1文字+ひらがな1文字+漢字1文字」で呼んだはてなブックマークユーザー

                • 違法や不当を糺すのは業所管官庁だけではない、というよりむしろそうじゃない - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

                  某東京新聞の記者さんが、林芳正官房長官に、「政府に芸能や音楽業界をしっかり監督し、指揮するような監督官庁がないことでセクハラが横行しているとの指摘もある」との議論を提起したそうですが、 東京・望月記者、林長官に持論展開「芸能を監督する官庁がないからセクハラ横行」 松本人志さん報道も言及 なんだか、業所管官庁といえば親も同然、所管業界といえば子も同然、箸の上げ下ろしからすべて業所管官庁様のご指導の宜しきを得なければ何事もまともに動かないかの如き、昭和感覚満載の発言でありますな。 業所管官庁というのは、許可制とか届出制とかといった形で事業自体を所管しているに過ぎず、所管業界の企業が何か違法なことをしたり不当なことをしたりした場合に、それらをすべて業所管官庁が面倒見るというわけではありません。 当たり前ですが、建設会社で労災事故が発生したら国土交通省が面倒見るのではなく、厚生労働省の労災担当部局

                    違法や不当を糺すのは業所管官庁だけではない、というよりむしろそうじゃない - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)
                  • 「型システム入門」の先へ:TypeScriptの型システムのいくつかの側面 | 雑記帳

                    この記事は TypeScript Advent Calendar 2023 の8日目の記事です。言語実装勢にも役立つ内容を含んでいるかもしれないので、 言語実装 Advent Calendar 2023 にも登録しています。 TypeScriptで型システムに興味を持った人が「型システム入門」を読んだという話を時々聞きます。「型システム入門」は、Types and Programming Languages (TAPL) という本の邦訳で、型システムに興味を持った人が読むのは自然なことです。 型システム入門 プログラミング言語と型の理論 | Ohmsha 型システム入門 サポートページ ですが、この本の原著は2002年出版で、最近の話題がカバーされていなかったり、邦題に「入門」とあるように発展的な話題は扱っていなかったりします。一応続編的な感じのAdvanced Topics in Typ

                    • 牛窪恵『恋愛結婚の終焉』@労働新聞書評 - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

                      月イチで連載している『労働新聞』の書評、今回は牛窪恵さんの『恋愛結婚の終焉』(光文社新書)です。 【書方箋 この本、効キマス】第44回 『恋愛結婚の終焉』牛窪 恵 著/濱口 桂一郎 岸田文雄首相が「異次元の少子化対策」を打ち出しても、人口減少の流れは一向に止まらない。結婚した夫婦の子育て支援に精力を注入しても、そもそも若者が結婚したがらない状況をどうしたら良いのか。この袋小路に「恋愛と結婚を切り離せ!」という衝撃的なメッセージを叩き込むのが本書だ。 でも考えてみたら、なぜこのメッセージがショッキングなのだろう。20世紀半ばまでの日本では、恋愛結婚は少数派で、大部分はお見合いで結婚に至っていたはずなのに。 そこで著者が元凶として指摘するのが、近代日本に欧米から導入され、戦後開花したロマンティック・ラブ・イデオロギーだ。結婚には恋愛が前提条件として必要だという、恋愛と結婚と出産の聖なる三位一体

                        牛窪恵『恋愛結婚の終焉』@労働新聞書評 - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)
                      • 桃色争議 - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

                        朝の連続テレビ小説「ブギウギ」は、いよいよ桃色争議が佳境に入っていくようですが、そういえば2年前に紹介した『日本人の働き方100年 定点観測者としての通信社』に、この桃色争議の写真があったのではないかと思い出しました。 テレビでは「梅丸少女歌劇団」となっていますが、もちろんこれは現実に存在した松竹少女歌劇団のことです。この少女たちが、1933年(昭和8年)に起こしたのが、有名な桃色争議です。 『日本人の働き方100年 定点観測者としての通信社』に載っているこの写真は、東京の水ノ江滝子を中心とする争議団で、大阪の三笠静子(テレビでは福来スズ子)らが参加したものではありませんが、でも当時の争議の雰囲気が良く伝わってきます。 多くの人は勘違いをしていますが、戦時体制下に近いこの時代でも、今日に比べると遙かに多くの労働争議が起こっていたのです。 この1933年には、全国で1897件の争議が起こり、

                          桃色争議 - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)
                        • 内閣府(とりわけ幹部)に労働法研修を(追記あり) - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

                          毎週送られてくる『労働新聞』。私の書評の番でないときは、だいたい「ふーん」といいながらめくっていくんですが、今回(7月8日号)には驚愕しました。「今週の視点」の「驚愕のアイデアが優勝飾る」という記事。 https://www.rodo.co.jp/news/179307/ 内閣府が全職員を対象に開いた賃上げに関する政策コンペで、「残業の業務を従業員が個人事業主としてこなし、手取り増を図る」という施策が優勝した。労働者性をめぐるこれまでの議論を完全に無視しており、実現可能性には疑問符がつく。厚生労働省にはぜひ「指揮命令が必要な業務だから労働者を雇う」という基本のキを、内閣府に教授してもらいたい。 あまりのことに、内閣府のサイトに飛んで行ってみたら、確かにありましたぞなもし。 「賃上げを幅広く実現するための政策アイデアコンテスト」を開催しました 今般、内閣府全職員を対象に、「賃上げを幅広く実現

                            内閣府(とりわけ幹部)に労働法研修を(追記あり) - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)
                          • 明けましておめでとうございます - ururundoの雑記帳

                            謹賀新年 今年もよろしくお願いします 2024年 元旦

                              明けましておめでとうございます - ururundoの雑記帳
                            • バラモン左翼と貧困ビジネス右翼 - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

                              もはやアメリカの英雄と化したかに見えるドナルド・トランプが、副大統領候補に選んだヴァンス上院議員というのは、ラストベルトの虐げられた白人労働者の声をこういう本にした人のようです。 トランプ氏、副大統領候補にバンス上院議員を選出…白人労働者層を描いた回想録がベストセラー オハイオ州出身のバンス氏は、2016年出版の回想録「ヒルビリー・エレジー」で、製造業が衰退した「ラストベルト」の一つである同州の貧困に苦しむ白人労働者層の姿を描いた。同年大統領選で、トランプ氏を白人労働者が熱狂的に支持した現象が理解できるとして、ベストセラーとなった。 ヒルビリー・エレジー アメリカの繁栄から取り残された白人たち ニューヨーク生まれの富豪で、貧困や労働者階級と接点がないトランプが、大統領選で庶民の心を掴んだのを不思議に思う人もいる。だが、彼は、プロの市場調査より自分の直感を信じるマーケティングの天才だ。長年に

                                バラモン左翼と貧困ビジネス右翼 - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)
                              • 「学び直し」が「学歴ロンダリング」になるメンバーシップ型社会 - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

                                何やらネット界隈でまたぞろ「学歴ロンダリング」がバズっているようです。 そういう議論に加わる気はこれっぽっちもありませんが、政府が鉦や太鼓で「学び直し」だ「リスキリング」だと大騒ぎしてくれていても、肝心の日本人の心性はこれっぽっちも変わっておらず、そういうのは唾棄すべき「学歴ロンダリング」であるというメンバーシップ感覚溢れる強い信念に揺るぎはなさそうです。 いうまでもなく、ジョブ型社会においては学歴、すなわち教育訓練機関の修了証書(ディプロマ)というのは、あるジョブを遂行するだけのスキルを身につけていることを証明しますよ、という資格証明なので、いまそれだけの学歴がないためにそのジョブに応募することができない人が、学び直しをして、れっきとしたディプロマをもらって、そいつを持って揚々と応募し、めでたく採用されてそのジョブに就く、というのは、まさに出世街道の王道です。別にほかの会社に転職するだけ

                                  「学び直し」が「学歴ロンダリング」になるメンバーシップ型社会 - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)
                                • 「頑張らない学生指導」を頑張ろう - Seitaro Shinagawaの雑記帳

                                  こんにちは、品川です。大学教員になって約3年、今の所属はボスの退官に伴い、今年度で終了になる予定なので、備忘録としてぽつぽつと反省をまとめていこうと思います。今回は大学教員としての仕事の仕方についてです。 せっかく大学教員になるのだから、学生ファーストで少しでも学生に良い経験を積んでもらって能力を伸ばして成果もたくさん出して修了してもらいたい、あわよくばD進してもらいたいという思いでここまでやってきました。結論から言うと道半ばで、ようやく大学教員の呼吸にも慣れてきたという感じですが、思ったような方向に結果は伴わなかったので大学教員の難しさを思い知りました。 機械学習のニューラルネットワークと異なり、ナマモノの人間ニューラルネットワークを相手にする仕事なので、なかなか思うようにはいかないものです。それなりに楽しい期間でしたが、全体としては反省点が多かったです。 一番の反省点は学生指導を頑張り

                                    「頑張らない学生指導」を頑張ろう - Seitaro Shinagawaの雑記帳
                                  • スノーフレークの花 - ururundoの雑記帳

                                    スノーフレーク 数年前 川沿いに すくっと立っていた3本の松。 その根元に 鈴蘭のような花が咲いていた。 数本のその花の株を一つ持ち帰り 土に植えた。 花の名前はスノーフレーク。 たった1本の株が 今年は13本に増え 花も1つから3つに。 そして 川沿いの立派な松は枯れてしまい 根元に生えていたスノーフレークは 消えてしまった。 数日の黄砂で 「小屋」の前を走る車は 粉にまみれたようだ。 木々の芽吹きは あっという間に進み もう 蕨が顔を出した。 アケビの花も満開で 薄いクリーム色が花びらの群れが可愛らしい。

                                      スノーフレークの花 - ururundoの雑記帳
                                    • 雨の一日 - ururundoの雑記帳

                                      18日 夕方 冷たい雨は嫌なものだが 山や林が 靄に包まれた景色はいいものだ。 川も暗い鉛色で 屋根からは冷たい雨だれが続いた。 雪はどんどん溶けて 昨日まで凍っていた道は 車が通り過ぎる時に ビシャビシャと音を立てた。 そんな音を聴きながら 山を包む靄を見上げながら 今日の1日が過ぎた。

                                        雨の一日 - ururundoの雑記帳
                                      • 黒すぐりの実 - ururundoの雑記帳

                                        黒すぐりの実 去年のいつだったか 黒すぐりの枝をチョキチョキと切った。 葉っぱも 花も 実も寂しいのが気になったから。 そのお陰か 今年は葉の色も美しく ふさふさと波打つような姿になった。 小さな花から 黒い実が沢山付いた。 久しぶりに 両手のひらにいっぱいの実をとった。 木の鉢に入れ テーブルの上に置き完熟を待とう。 そして 白い琺瑯のミルクパンで 砂糖を沢山加えて炊こう。 丁寧にアクを取り 煮詰めて照りが出たら火を止め 熱いうちに 白い陶の蓋物に入れ こんがりと焼き バターを塗ったパンの上に たっぷりと 黒すぐりのジャムを 載せているシーンを思い浮かべる。 窓から朝の光がさし テーブルの上のカップから ミルク紅茶の湯気が ふんわりと立ち上る。 そんな事も。

                                          黒すぐりの実 - ururundoの雑記帳
                                        • 黒すぐりのジャム - ururundoの雑記帳

                                          黒すぐりの ジャム 葉っぱ 実 先日摘んだ黒すぐりの実を 白の琺瑯のミルクパンで 砂糖と水でコトコトと煮た。 濃い紫のとろりとしたジャムの出来上がり。 白の陶の蓋物に入れると 小さな宝物のような風情を感じる。 蓋物の上には小さな家。 黒すぐりはフランス語でカシス 英語名はブラックカラント(Black Currant)。 イギリスやヨーロッパのジャムでは 珍しくない物だ。 10年ほど前に 小さな苗木を買い 痩せた土に植えた。 成長が遅く 実の付きも悪かったが 今年は初めての豊作だ。 鳥は喜んで啄むかと思えば そうでもない。 山桑のまだ熟さない赤い実も。 今朝のトーストにたっぷりと載せた。 甘酸っぱく 少しハーブの様な香りがした。

                                            黒すぐりのジャム - ururundoの雑記帳
                                          • 雨の1日(2) - ururundoの雑記帳

                                            20日 午後 今日も 雨と靄に包まれた1日だった。 冬の冷たい雨は 積もった雪を溶かしてくれる。 土曜日なので 郵便の配達もなく カワガラスは鳴かず 飛ばない。 そうだ これは忘れてはいけない。 11時過ぎに クロネコの車が止まった。 チョコレートが好きな私に 友達から何種類かのロイスのチョコレートが届いた。 それと 京都 和久傳のはす餅も。 蓮根の澱粉と和三盆で作られた黒砂糖色の ゼリーのような菓子の中に 栗餡が入っている。 スプーンで掬うと プルプルと震える。 静かで音のしない雨の日の嬉しいギフト。 私の心が嬉しく鳴った。

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                                            • 琵琶湖 ウクライナ料理「The Faina」 - ururundoの雑記帳

                                              滋賀県東近江市辺り 私が住んでいる 滋賀県琵琶湖の西岸から 買い物に行くたびに見える 琵琶湖東岸。 近江八幡に行った事はあるが 東岸は殆ど知らない。 そこに ウクライナの戦争が始まった初期に 彦根在住の日本人男性と結婚した娘の元へ ウクライナ人女性が非難して来た。 彼女がウクライナ料理の店を作ったニュースが NHK滋賀テレビで流れた。 ずっしりと重そうなホームメイドケーキ それを観た時に 行ってみようと思った。 雲一つない10日に 行ってきた。 行きは琵琶湖大橋を渡り 東岸の「さざなみ街道」を北進。 琵琶湖を左手に 途中から 青々とした麦畑 原田泰治の絵のような春景色を見ながら 目的地の彦根まで 夫の運転する軽トラで目指した。 ウクライナ料理 The Faina 彦根城の南側 キャッスルロードに面して 白い壁の可愛い店があった。 ウクライナセット ¥1180 ボルシチ チキン「ムレンツィ」

                                                琵琶湖 ウクライナ料理「The Faina」 - ururundoの雑記帳
                                              • 今日のおかず (茄子と胡瓜の塩揉み 天ぷら) - ururundoの雑記帳

                                                昨日貰った新鮮野菜。 茄子と胡瓜を 拍子木にザクザクと切る。 塩を振りかけ 軽くさっくりと混ぜる。 しばらく置くと 茄子と胡瓜の色が 鮮やかになり水が出る。 さっと冷たい流水で洗い 固く絞り ガラスの鉢に盛る。 少しの塩味が残り 歯触りもよい。 食べる前に 炒り胡麻をたっぷりと振った。 私はこれだけで ご飯がすすむ。 昼ご飯に 天ぷらを揚げた。 冷蔵庫にあるものだけだが 随分沢山になってしまった。 ちくわ 茄子 ピーマン 南瓜 そして 玉ねぎと人参のかき揚げ。 麺つゆを薄めた冷たい天汁で。 今日も明日も天ぷらだ。 それに 茄子と胡瓜の塩揉み。 昼間の暑さを 食で乗り切ろうと思う。 昨日の夜から コオロギが鳴き始めた。 おや もう秋が鳴いている。 そして 水蒸気たっぷりの空に ぼんやりと大きな月が 窓から見えた。 夜の窓から入り込む冷気で 生き返る。

                                                  今日のおかず (茄子と胡瓜の塩揉み 天ぷら) - ururundoの雑記帳
                                                • 昼ご飯の一品 雪解け - ururundoの雑記帳

                                                  芒の枯れた穂と葉が見えた 貰い物の高知文旦は 美しい明るい黄色の皮で 実はしっかりと固く 果汁はほのかに甘い。 その文旦の実を これも貰った生ハムで巻いた。 固めに湯がいたブロッコリーに スライスした辛味のある玉ねぎを加えて フレンチドレッシングを回しかけた。 優しい塩味の生ハムと 文旦の甘さ そして ブロッコリーの緑との相性の良さ。 ハルジオンを描いた細長い皿に載せ 昼ご飯の一品とした。 今日も一日 雨 雪 霙が降った。 前に降った雪が溶け始めると その雪はザラメ砂糖のような粒状になり その下の倒れたススキの穂が現れた。 周りは 動物達の足跡がにぎやかで その形も溶け始めた。 夕方の5時半になっても まだ空は明るい。

                                                    昼ご飯の一品 雪解け - ururundoの雑記帳
                                                  • 冬の夕方の外出 - ururundoの雑記帳

                                                    31日 午後5時過ぎ 今日も又 幻想的な写真を一枚。 小雨の降る もうすぐ暗くなる夕方 用事でトミコさん宅へ行った。 うちから徒歩で12分ほどの距離。 途中にある 集会所のそばのポストに メルカリで購入のあった本を投函した。 用事はすぐに済んだが 白菜 大根 漬物を貰った。 ウォーキングを兼ねて 歩いてきたが こんなに重いものをもらうのなら デイパックでくればよかったと後悔しながら 傘をさして 薄暗くなった道を歩き始めた。 途中で私は怖くなった。 ここで 熊にでも遭遇したらどうしよう。 電話をして 夫に車の迎えを頼んだ。 冬の夕方に 歩いて外出するのは止めよう。 酒粕で作る熱々の甘酒を飲んだ。 勿論 擦った生姜と砂糖を加えたものだ。

                                                      冬の夕方の外出 - ururundoの雑記帳
                                                    • ヒメオドリコソウ 西洋たんぽぽ - ururundoの雑記帳

                                                      ヒメオドリコソウ 西洋タンポポ 車で20分ほど走ると 国道沿いに精米所がある。 10キロの玄米を精米するために 一走り 車を走らせ山を下った。 玄米をザーッと機械にあけ ¥100を硬貨口に入れ スタートボタンを押す。 大きな音を立て 機械が動く。 外に出て 光を浴びよう。 長閑な風景だ。 明るい日差し 煙る山並み 山に囲まれた 畑や田んぼ 堤に並ぶ まだ散らない桜の並木と山野草たち。 西洋たんぽぽと うちの集落では まだ姿を現さないヒメオドリコソウが 足元に群れる。 たんぽぽは食用に。 ハーブティ たんぽぽの酒 たんぽぽのコーヒー たんぽぽの葉のサラダ。 そして 薬にも! なんと魅力的な野草だろう。 本で読んだ事はあるが まだ試していない。 後少しで 「小屋」の周りにも ヒメオドリコソウが群れて咲くはずだ。 精米したての白米は ほんわかとした暖かさ。 「小屋」に持ち帰り 早速電気炊飯器に仕

                                                        ヒメオドリコソウ 西洋たんぽぽ - ururundoの雑記帳
                                                      • 映画「悪は存在しない」 監督:濱口竜介 - ururundoの雑記帳

                                                        4日土曜日 京都シネマまで 映画を観に行った。 山から下り 京都まで映画館に行くのは 京都に住んでいた頃のように 買い物のついでに というわけにはいかない。 だから 一年に2〜3回ほどの映画鑑賞となる。 「悪は存在しない」 監督は濱口竜介。 なんの前知識もなく ミニシアターの 通路側後部シートに座る。 『長野県水挽町。代々そこで暮らす男と小学生の娘。 その暮らしは 水を汲み、薪を割るといった 自然に囲まれた慎ましいもの。 ある日 近くにグランピング場を作る 計画が持ち上がる。 それは環境や水源を汚しかねない ずさんな計画で・・・』 と チラシに書かれている。 筋書きだけだと 開発業者と地元民の対立だが 重奏音の音楽 自然の怖さを感じさせる映像 笑わない地元民達の表情が 何かあると観ている者に思わせる。 映画館から出て歩いている時や 電車の中 私は難解なラストの意味を考えた。 今でも ふと考

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                                                        • 「13本のパイプ」 イリヤ・エレンブルグ著 - ururundoの雑記帳

                                                          大事にしていた本を 少しずつメルカリに出している。 いらない本だから手放すのではない。 本棚に何十年も並んでいて シミや焼けが出てくるのを見て 誰か読んでくれないだろうか?と 思い始めたからだ。 メルカリに出品して 数年ぶりに購入してもらえた 「13本のパイプ」初版本。 1957年発刊 何と67年前の本だ。 著者はイリヤ・エレンブルグという ソ連の作家。 1891年 ウクライナ・キーウに生まれ 1967年 ロシア・モスクワで亡くなった。 経年劣化で 表紙に焼けやシミのできた 「13本のパイプ」。 パイプ収集家が語り手となり コレクションの 13本のパイプにまつわるエピソードを 次々と紹介していく話だ。 柔らかく 軽い紙の裁断の不揃いが クラフト感を醸し出し それがいい。 夫が約60年前に買った本は 「ソ連時代の本に興味がある」 という学生さんに買われた。 bookoffでは 絶対に買ってく

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                                                          • 京都行き - ururundoの雑記帳

                                                            京都市 西賀茂橋 29日 金曜日 京都までお墓参りに行った。 ちょっとした買い物も兼ねている。 暖かい快晴の日で 冬と言えども 暖かいのはずっといい。 車から見える 畑だった所が整地されて家が並び 街中は観光客で溢れ 田舎だった所が通勤圏になった。 賀茂川は水が流れ 今日は鷺がいない。 堤に並ぶ桜の木々には もう小さな固い蕾がついているだろう。 空が広い。 お墓参りを済ませ 車であちこちと回った。 京都で育った夫は 狭い道をクルクルと運転をし 私は窓から 暮れの京都を観光気分で眺め 目的地では 一人だけ車から降り用事を済ませた。 山に帰り着いたのは まだ明るさの残った夕方5時前。 買ってきた物を整理し 晩御飯を作り 食べ ほっと一息ついたら8時過ぎ。 忙しない1日だった。

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                                                            • フィンランド映画 「枯れ葉」 - ururundoの雑記帳

                                                              京都シネマ フィンランドの映画監督 アキ・カウリスマキ。 私の好きな監督だ。 新作「枯れ葉」を見逃したくないと思った。 5日の夜 オンラインでチケットを買った。 出来るだけ後ろの席が欲しいから。 6日 私の観る「枯れ葉」と ヴェンダース監督 役所広司の「Perfect days」で ミニシアターの京都シネマは盛況だった。 「枯れ葉」 カウリスマキの作風は まるでそれは俳句の様だ。 あくまでも 私の印象だが。 俳優の演技 セリフ 生活感のない部屋 それらを 出来るだけ削ぎ落とし 重みのある内容を軽くして(しかし 深く) カウリスマキ映画を作り上げる。 赤の色が ポイントで使われているのも 音楽も強く印象に残る。 そして キャストの一人(1匹)は雑種の犬 監督の犬だと聞いたことがある。 ラストのシーン。 松葉杖をついた恋人(男)を いたわる風でもなく 犬と一緒に先を行く女。 その彼女に一所懸命

                                                                フィンランド映画 「枯れ葉」 - ururundoの雑記帳
                                                              • お花見 藤野千夜氏の小説 - ururundoの雑記帳

                                                                図書館裏の桜 8日 私の住んでいる市は 川に沿って桜の木が長く続く。 その殆どが ソメイヨシノだ。 淡くて 薄いピンクの花びらが群れて美しい。 毎年 その桜を見ようと思うが 見逃す時もある。 今年は 小雨の夕方 図書館の返却ポストに返本もあり 桜を見に出かけた。 川向こうに横たわる 比良山系の頂き近くは 白い靄に包まれて 小雨の中の花見となった。 木のベンチに座る事も コンビニコーヒーも 今年はなく 傘をさし早々と車に引き返した。 「じい 散歩」藤野千夜著を読んで 面白く 興味を持った。 その後 「編集ども集まれ」「彼女の部屋」 「団地のふたり」「D菩薩峠漫研夏合宿」 と 続けて4冊図書館から借りた。 ・元気な90近い爺の家族の話。 ・藤野千夜さんを投影した小笹が笹子になるまでの話。 ・短編集で 5話からなる小説の最後の作に 凄みを感じた話。 ・50年近く前に建てられた公団住宅に 50年近

                                                                  お花見 藤野千夜氏の小説 - ururundoの雑記帳
                                                                • 藤の花が咲いている - ururundoの雑記帳

                                                                  藤の花 雨が降ったり止んだり 南風が吹いたり止んだり そんな日が昨日から続き なんとなく心が騒がしい。 でも そんな事には関係なく 緑は色を変え 木々に咲く花々は 移り変わる。 桜 山桜 梅 木蓮は遠に終わり 今は 薮椿の落ちた花が美しく あちらこちらに淡い薄紫の藤の花が咲き 濃い黄色の山吹の花は 今年は少ない。 「小屋」の前の崖に ガマズミの小さな花が満開で 紫色の花のアジュガが ドアの前に群れている。 ウマノアシガタの黄色の花は 細い茎の上で 風に揺れる。 何種類もの鳥の声が 山の中から聞こえるが 私が分かるのは ツツドリだけだ。 と、良い事ばかりを並べてみた。 自然の天候の厳しさは 想像していただこう。 台風の時は 雨雲レーダーを見て 避難するかどうかを決めている。 絵本「葉っぱのフレディー」は 林の木々達の葉っぱの一生を語っている。 それを読んだ後では 強風で裏返る葉っぱ 枝がしな

                                                                    藤の花が咲いている - ururundoの雑記帳
                                                                  • 子鹿と 春が来た? - ururundoの雑記帳

                                                                    29日 夕方 最近 夜になると 「小屋」の周りに子鹿が現れる。 北側の窓から 外を見ると まだ 生まれて間もない小鹿が 街灯のLEDに照らされて 懸命に無心に 地面に顔を近づけて 何かを食べているのが見えた。 私は思う。 「あの鹿だな・・・ 「小屋」の周りの花芽を食べるのは」 クリスマスローズ アメリカンワイルドフラワー そして 毎年増え続けるミヤコワスレの芽を すっかり食べられたのは多分昨晩。 可愛い顔をして むしゃむしゃと食べたんだろうな。 買物に行く途中に通る 川沿いのキャンプ場の上に 雲が軽やかに浮かび 大きく広がる空が美しかった。 道路のそばのデジタル温度計では12度。 ダウンのジャケットを着ていたので 車の窓を開けても寒くはない。 このまま春が続けばいい。

                                                                      子鹿と 春が来た? - ururundoの雑記帳
                                                                    • 山里の涼しい夜  - ururundoの雑記帳

                                                                      「小屋」の北側に堰堤(砂防ダム)がある。 山の上から流れる水は 枯れた事がない。 夏は緑に 冬は雪に埋もれたように見え 橋の上を歩くと 今は冷たい空気と風が 山から降りてきて 本当に気持ちがいい。 昼間がどんなに暑くても 夜になると スッと涼しくなる。 夕方4時 「小屋」の中は32度と汗だくで そして 夜は26度で 冷たい空気が気持ちがいい。 蛍が4匹 ふわりふわりと 灯りの跡をつけながら 飛んでいるのも 今の季節だ。 そして 4時半ばにふと目が覚めた時 窓から見える夜明けの空に 淡いピンクの雲が浮かんでいる。 眠い目に映るその雲は 夢の中の一瞬の映像のようだ。

                                                                        山里の涼しい夜  - ururundoの雑記帳
                                                                      • 赤い楓の葉っぱ - ururundoの雑記帳

                                                                        京都 醍醐 用事で京都行き。 JR山科駅で下車し 駅前の階段を降りると 地下鉄東西線の駅に着く。 そこから地下鉄で小野駅まで たったの6分。 目的地までの 山科川の遊歩道は木々が豊かで 晴天の昨日は 汗が出るほどのいい天気だった。 割り栗石の道を覆うほどの赤い楓の葉っぱ。 少し離れたところの一枚を スマホを取り出し カシャっと撮った。 赤い楓の葉っぱ。 木彫りのブローチにすれば 無地のラフな木綿のシャツに 似合うだろう あくまでも それは私の好みだけれど。

                                                                          赤い楓の葉っぱ - ururundoの雑記帳
                                                                        • 氷雨 濃霧の日 - ururundoの雑記帳

                                                                          朝 「小屋」の窓から見えたのは 何もかも包み込む濃霧。 10時を過ぎてもまだ山は 姿を見せない。 そして 夕方 濃霧は又 山を包み込んだ。 小雨 氷雨の1日で 落ち葉が濡れて 紅葉の赤がより濃く 道の脇に吹き溜まった。 外から見る窓の中は ずっと灯りがつき それがとても人恋しそうに見える。 旅をしている人なら 懐かしさで 家を思い出すかも知れない。 晩御飯の支度の前に 右手の指の爪を切った。 利き腕のせいか 右手の爪だけが早く伸びる。 爪切りで パチンパチンと切る。 こんな小さな事だが 気持ちが切り替わる。

                                                                            氷雨 濃霧の日 - ururundoの雑記帳
                                                                          • よく降った雪の日 - ururundoの雑記帳

                                                                            25日 午後 予報通りに 雪がずっと降った。 強い北風に吹かれた雪を 窓から見ながら過ごした。 雪は朝は20センチほど 今は50センチほど。 止む気配がないので 夕方から雪かきを始めた。 車の周りと 道路から「小屋」のドアまでだけ。 赤のスノーダンプで 何回も谷へ雪を捨てに行く。 これだけで2時間かかり 汗もかいた。 雪を被り 除雪しながら眺める雪景色。 屋根から垂れる氷柱は 溶ける気配もない。 柔らかくこんもりと積もる雪は 輝く白で そこに足跡と 車のタイヤの跡が2本ついた。 それもすぐに降る雪に消えた。 薄暗くなり 「小屋」に戻って 濡れたダウンジャケットを ストーブの上に吊るした。 そしてテレビで相撲を観た。 久しぶりに見る相撲中継は 知らない若いお相撲さんが沢山いた。

                                                                              よく降った雪の日 - ururundoの雑記帳
                                                                            • 山羊を見に行く - ururundoの雑記帳

                                                                              れん うちから車で15分ほどの所。 私より20歳若い友達と言うか 知人と言うか その人が 小さな山小屋を借りている。 山小屋の周辺の草を 草刈機で刈る代わりに 「山羊を2頭レンタルしたから 見にくる?」 と LINEを貰った。 ケーキを二切れ ラップに包み 軽トラで山道を走った。 白の山羊は草を喰み 黒い山羊は ブルーシートのテントから 私を見ていた。 「黒い山羊は怖がりだから」 私が小屋に入るまで テントから出なかった。 電気カーペットと電気ストーブで暖かい部屋。 育てた綿のふわふわの 沢山のコットンボールが 日当たりのいい窓際に広げてあった。 ちょうど2時間 大いに話した。 しっかり者の彼女は 私に色々と教えてくれ 私は「自分に正直に生きたい」と まるで若者が言う様な事を 恥ずかしげもなく言った。 お昼ご飯に間に合うように 「小屋」に帰った。 150年ほどの年輪の杉の上に エゴの花がパ

                                                                                山羊を見に行く - ururundoの雑記帳
                                                                              • 小松菜の花 - ururundoの雑記帳

                                                                                小松菜の花 去年 どこからか飛んできた小松菜の種が 苺の苗(鹿に全部食べられたが)を植えてある鉢に 芽を出した。 そして 花を咲かし 私を喜ばした。 濃い緑の葉はお汁の彩りにし 根はそのままに。 すると 今年も花芽が出て 70センチほどの背丈にまで伸びた。 愛でるのは勿論 その生命力に驚いた。 大根の花の様な黄色の花。 アブラナ科の大根と小松菜は兄弟の様なもの。 細くて長い茎は 日々の強い風にも折れず フラフラしながら 元気でいる。 黄砂で煙った山々。 車のガラスもきな粉色の砂でまみれている。 大陸から飛んでくる黄色の砂に 地球のダイナミズムを感じる。

                                                                                  小松菜の花 - ururundoの雑記帳
                                                                                • 薪を積む日々 - ururundoの雑記帳

                                                                                  夕方 5時 うちの小さな家の暖房は 薪ストーブ一つだ。 その小さな木の家の壁に沿って 薄暗くなるまで 薪を積む日々。 11月に入ってから 薪になる木の提供が数件あった。 実にありがたい。 「薪は広葉樹だ」と拘る人がいるが うちは燃えるなら 針葉樹でも廃材でも貰う。 夏だけを除き ストーブに薪をくべる。 その量は半端ではない。 大きな木の輪切りを四つ割りにし 積んで乾かし 来年の冬にそれを割って使う。 よく乾いた薪は すぐに火がつき燃える。 家の側の 6個の薪小屋に積まれた薪もいいが 道路に面した家の壁に積まれた 薪の様が私の好みだ。 夕方 外は薄暗くなり 小さな木の家の中の明かりが 蒸気で曇ったガラス窓から外に漏れる。 平和な感じがして これも私の好みだ。

                                                                                    薪を積む日々 - ururundoの雑記帳