■まずはお疲れさま。 23日、大河ドラマ「平清盛」が終了しました。まずはお疲れさまではあります。 一年の連続ドラマを作り上げるというのはそれだけでも大変な苦労で、スタッフの急遽変更もなく*1、最後まで走りきったことには評価をしたいと思います。一年間、毎週見せていただき、ありがとうございました。 けれども、敢えて言わせていただきますが、今回の「平清盛」は駄作です。 ■「平清盛」の時代 「平清盛」は平安末期、武家の時代の始まりの頃です。 この頃、日本各地は農耕化が進み、商品経済の段階にゆるゆる入っていきます。ところが、中央では律令制に基づく地方経営が蔑ろにされ、中央貴族自らが地方に律令支配に服さない私領地域=荘園を設定することに腐心します。中央から派遣される各国経営責任者である国司も地方経営するための資源が律令制から供給されないため、荘園の在地支配者と連携し、律令制を基盤としつつ荘園制を補完的