前回の記事では、北九州市若松区の石峰山に残る「電波標定機基礎」のことについてご紹介しました。今回の記事では、電波標定機基礎がある地点から南南東へ約400mいった場所にのこる「七糎(センチ)高射砲陣地跡」についてご紹介します。 おおよその位置を、下の地形図で示します。「七糎高射砲陣地跡」は地点②です。 地点①から地点②へいくには、下のような砂利道を南下します。この道はむかしの軍用道路です。この道を利用して石峰山各所にある軍の拠点に物資をはこんでいたと考えられます。 下の写真は地点(33.901517,130.767093)です。 三叉路となっています。「七糎高射砲陣地跡」にいくには「藤ノ木方面」へ歩をすすめます。 上の三叉路看板から約100mすすむと↓下のような標高280mの広場へと着きます。この広場が「七糎高射砲陣地跡」です。 場所:福岡県北九州市若松区大字藤木 座標値:33.900849