日銀の黒田東彦総裁は日本経済新聞のインタビューで「デフレの影響が人々のマインドセット(思考様式)に残っている」と述べ、 粘り強く大規模な金融緩和を続ける考えを強調した。米欧の中央銀行はインフレ懸念から緩和縮小を探り始めたが、物価低迷が続く日本は蚊帳の外だ。 20年前の量的緩和開始から緩和策を続けるものの「低温経済」から抜け出せていない。賃金の停滞など本質的な問題解決を急ぐ必要がある。 2013年春の就任時... https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUB018R10R00C21A9000000/