フェイスブックが沈黙の構えを続けている。 トランプ大統領の投稿したコンテンツに対し、警告ラベルと非表示対応を取ったツイッター。これに対し、そのまま掲載を続けるフェイスブック。 ソーシャルメディアの判断は、なぜ分かれるのか? ツイッターとフェイスブックはこれまでも、コンテンツ規制に正反対の姿勢を取ってきた。 2019年秋には、政治広告をめぐり、全面禁止を表明したツイッターと、ファクトチェックせずに掲載する方針を打ち出したフェイスブック。 「ソーシャルメディアは“真実の裁定者”になるべきでない」とするザッカーバーグ氏。「“真実の裁定者”などではない。選挙に関する不正確な情報を指摘していく」と述べるドーシー氏。 問題コンテンツへの対応は、2社だけの課題ではない。 スナップチャットは3日、トランプ氏のアカウントをおすすめタブ「ディスカバー」で扱わないことを表明した。 社会の急激な変動を受けて、ソー