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21世紀の戦争の検索結果1 - 21 件 / 21件

  • 意外に身も蓋もなかった21世紀の戦争 - 関内関外日記

    これは陸上自衛隊です 今日は朝から調子が悪く……端的に言えば抑うつ状態になって伏せっていた。昼頃、携帯端末をちょっと覗いてみると、ロシアによる侵攻の記事が目に入った。 しばらくしてなんとか起き上がり、カップメシを食いながらワイドショーなど見る。どうも、本当のようだ。 こうなると思っていたのか日本の一市民のおれ。「なにもしないで帰ることはないだろう」とは思っていた。けれど、東部二州あたりをちょっとどうにかするくらいだろうと思っていた。いきなりキエフを撃つとは思いもしなかった。 国家間戦争じゃないか。正規軍による。しかも、全面侵攻だ。びっくりした。 ロシアはもう制空権をとったくらいのことを言っているらしい。制空権をとられたら、もうおしまいじゃないですか。 しかし、ウクライナだ。ウクライナだよ。ロシアが、ウクライナくらいの国と戦争をしてしまう。ほかの紛争地域を下に見るわけではないが、ウクライナが

      意外に身も蓋もなかった21世紀の戦争 - 関内関外日記
    • 金融封鎖は抑止力になるか 21世紀型戦争に返り血も 論説主幹 原田 亮介 - 日本経済新聞

      ロシアによるウクライナへの軍事侵攻は、超大国の「武力による現状変更」として21世紀の歴史に刻まれるだろう。米欧は「金融封鎖」をてこに撤兵を迫るが、ロシアの対応は読めない。中国はロシアの動きを黙認しており、日本は台湾海峡をめぐる情勢も注視する必要がある。ロシアはウクライナの首都キエフに侵攻し、ゼレンスキー政権の転覆を狙う。市民の犠牲者も増えているが、領内に米国や欧州各国の軍隊はいない。ウクライナ

        金融封鎖は抑止力になるか 21世紀型戦争に返り血も 論説主幹 原田 亮介 - 日本経済新聞
      • 真実はどこに。正義はどこに。ウクライナ戦争につながる2014年からの紛争を描く映画『ドンバス』が突きつける、21世紀の戦争

        取材ツアーに同行する人募集!動力を使わず、自分の脚力と腕力だけで旅する「グレートジャーニー」で知られる探検家・関野吉晴さんはなぜ今、旧石器時代の暮らしを再現しているのか \新着求人/地域の生業、伝統、文化を未来につなぎたいひと、この指とまれ!@ココホレジャパン 真実はどこに。正義はどこに。ウクライナ戦争につながる2014年からの紛争を描く映画『ドンバス』が突きつける、21世紀の戦争 2022.05.13 グリーンズの本棚(レビュー) グリーンズの本棚(レビュー) 村山幸 村山幸 5月21日から公開される映画『ドンバス』。このタイトルに聞き覚えがあるかもしれません。ドンバスとはウクライナ東部、ロシアと隣り合わせの地方を指し、まさにいま、毎日のように激しい戦闘が続いている場所です。 注目したいのは、この作品が2018年に制作されたということ。そしてドキュメンタリーではなくフィクションだというこ

          真実はどこに。正義はどこに。ウクライナ戦争につながる2014年からの紛争を描く映画『ドンバス』が突きつける、21世紀の戦争
        • ソレイマニ暗殺の米国ドローン「超ハイテク攻撃」の衝撃 21世紀の戦争はこう変わる | 文春オンライン

          2020年は、米軍によるイランのソレイマニ将軍暗殺という衝撃で幕を開けた。同人はイスラム革命防衛隊の対外介入工作部隊「クッズ」を率い、中東全域で秘密工作を指揮してきたとされる人物。イランからすれば国民の英雄、米国から見れば目の上のたんこぶといったところであろう。 殺されたソレイマニ将軍 ©AFLO そのソレイマニ将軍を殺害したのは、米空軍のMQ-9リーパー無人機であった。ヘルファイア対戦車ミサイル(射程約10km)などの武器を最大で1.7トン搭載して14時間は飛び続けられる性能を持ち、偵察・監視から攻撃まで幅広い任務をこなせることから、今やあらゆる軍事作戦に投入されている無人機だ。 CIA(中央情報局)の指揮下で重要人物の暗殺に使われることも多く、おそらく今回のソレイマニ暗殺作戦も同様であろう。イスラム過激派組織ISの処刑人「ジハーディ・ジョン」を2015年に殺害したのも、やはりリーパーの

            ソレイマニ暗殺の米国ドローン「超ハイテク攻撃」の衝撃 21世紀の戦争はこう変わる | 文春オンライン
          • 宇古木 蒼@次は冬コミ on Twitter: "その辺の市民がSNSに軍隊の行動を逐一動画でアップし、TwitterのOSINT勢がそれを分析し、分析を止めるべくロシアの情報戦部隊はせっせとスパム報告する これが21世紀の戦争や!!"

            その辺の市民がSNSに軍隊の行動を逐一動画でアップし、TwitterのOSINT勢がそれを分析し、分析を止めるべくロシアの情報戦部隊はせっせとスパム報告する これが21世紀の戦争や!!

              宇古木 蒼@次は冬コミ on Twitter: "その辺の市民がSNSに軍隊の行動を逐一動画でアップし、TwitterのOSINT勢がそれを分析し、分析を止めるべくロシアの情報戦部隊はせっせとスパム報告する これが21世紀の戦争や!!"
            • 『意外に身も蓋もなかった21世紀の戦争 - 関内関外日記』へのコメント

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                『意外に身も蓋もなかった21世紀の戦争 - 関内関外日記』へのコメント
              • mssn65 on Twitter: "中国軍がインド軍から係争地帯であるパンゴンツォ湖付近にある「5104」と呼ばれる地点を奪取した際の映像らしい。 両軍とも戦争に発展させないために銃火器の使用を禁じているため、投石と鈍器、徒手による肉弾戦。 これが21世紀の戦争。 https://t.co/IzRrKIv5xh"

                中国軍がインド軍から係争地帯であるパンゴンツォ湖付近にある「5104」と呼ばれる地点を奪取した際の映像らしい。 両軍とも戦争に発展させないために銃火器の使用を禁じているため、投石と鈍器、徒手による肉弾戦。 これが21世紀の戦争。 https://t.co/IzRrKIv5xh

                  mssn65 on Twitter: "中国軍がインド軍から係争地帯であるパンゴンツォ湖付近にある「5104」と呼ばれる地点を奪取した際の映像らしい。 両軍とも戦争に発展させないために銃火器の使用を禁じているため、投石と鈍器、徒手による肉弾戦。 これが21世紀の戦争。 https://t.co/IzRrKIv5xh"
                • 21世紀の戦争と政治 エミール・シンプソン著 戦闘の意味を左右する観衆 - 日本経済新聞

                  本書はアフガニスタン紛争に参加した元英国軍人が、19世紀の軍事研究家、クラウゼヴィッツの至言を通じて、現代戦争の本質に迫ったものだ。クラウゼヴィッツが戦争を哲学的に考察した『戦争論』は不朽の名作であり、多くの研究者がそれを解釈しようと試みてきた。特に「戦争とは他の手段を用いた政策の延長である」という有名な言葉は、戦争における政治と軍事の関係を端的に表したもので、政治が主で、軍事が従といった、伝統

                    21世紀の戦争と政治 エミール・シンプソン著 戦闘の意味を左右する観衆 - 日本経済新聞
                  • JSF on Twitter: "今日は「現代において戦争によって領土を強奪するメリットはほぼありません」と目をキラキラしながら語る若者に対し、6年前にロシアがクリミアと東部ウクライナで何をしたかとくとくと語り、21世紀に戦争で領土強奪する先進国があるんだぞと教え… https://t.co/Ijt521fx3c"

                    今日は「現代において戦争によって領土を強奪するメリットはほぼありません」と目をキラキラしながら語る若者に対し、6年前にロシアがクリミアと東部ウクライナで何をしたかとくとくと語り、21世紀に戦争で領土強奪する先進国があるんだぞと教え… https://t.co/Ijt521fx3c

                      JSF on Twitter: "今日は「現代において戦争によって領土を強奪するメリットはほぼありません」と目をキラキラしながら語る若者に対し、6年前にロシアがクリミアと東部ウクライナで何をしたかとくとくと語り、21世紀に戦争で領土強奪する先進国があるんだぞと教え… https://t.co/Ijt521fx3c"
                    • 21世紀の戦争と政治 エミール・シンプソン(原著) - みすず書房

                      初版年月日 2024年3月15日 書店発売日 2024年3月19日 登録日 2024年1月25日 最終更新日 2024年3月7日 紹介 対立する二陣営が戦い軍事的な優劣によって政治的取り決めを行う。こうした旧来の戦争を自由陣営が今後主体的に戦うことはほぼないだろう。21世紀に欧米が関わった新しい戦争の本来の目的は治安の確立維持で、戦果ではない。そこでは戦争は政治の直接的な手段となっている。 英陸軍士官としてアフガニスタン紛争を戦った(2006-12年)著者は、欧米がそれを旧来の戦争概念で捉えたために暴力を拡散する結果を招くのを見た。本書はその戦場から放たれた批判の書であり、オックスフォード大学の歴史学徒であったこの青年による著作を、軍事史の大家マイケル・ハワードは「クラウゼヴィッツ『戦争論』の終結部と呼ぶに相応しい」と激賞した。 武力を否定しない点でこれは反戦の書ではない。所謂「テロとの戦

                        21世紀の戦争と政治 エミール・シンプソン(原著) - みすず書房
                      • 「21世紀の戦争と平和: 徴兵制はなぜ再び必要とされているのか」三浦 瑠麗:本ナビ

                        「21世紀の戦争と平和: 徴兵制はなぜ再び必要とされているのか」三浦 瑠麗 2019/05/22公開 2024/03/31更新 本のソムリエ [PR] Tweet 【私の評価】★★★☆☆(79点) 要約と感想レビュー 徴兵制の必要性 よくテレビの討論番組で見る国際政治学者の三浦 瑠麗さんが、徴兵制の必要性を説明する一冊です。論文調のため歴史を遡ったり、他国の事例を紹介しているため読むのがたいへんでした。徴兵制のない先進国で民意に支えられた戦争が起きているという事実を取り上げ、徴兵制の廃止が必ずしも平和に資するものではないとの仮説を立てています。 結論としては、徴兵制によって国民が戦争を自分事として考えることで戦争回避の可能性が高まるとして、徴兵制を提案しています。 逆に、自分が徴兵されないと思えば、戦争の可能性が高まるということです。例えば太平洋戦争では、一般国民が本当に平等に徴兵されたと

                          「21世紀の戦争と平和: 徴兵制はなぜ再び必要とされているのか」三浦 瑠麗:本ナビ
                        • 『意外に身も蓋もなかった21世紀の戦争 - 関内関外日記』へのコメント

                          憲法改正の国民投票をやれば、「日本をウクライナにするな!」派と「日本をロシアにするな!」派の比率が分かって面白いと思われる。

                            『意外に身も蓋もなかった21世紀の戦争 - 関内関外日記』へのコメント
                          • 『光速の戦争』 指向性エネルギー兵器と21世紀の戦争の未来

                            War at the Speed of Light 光速の戦争 21世紀の戦争の未来 ルイス・A・デルモンテ ポトマック・ブックスネブラスカ大学出版局発行 半世紀にわたる結婚生活を終え、彼女の知性、誠実さ、知恵に敬服しつつ、本書を妻であり生涯の恋人であるダイアン・E・デルモンテに捧げる。 私の親愛なる友人、ニック・マクギネス(1939-2020)を偲ぶ。彼は模範となることで、有意義な人生を生き、勇気と尊厳をもって死と向き合う方法を私たちに教えてくれた。 目次 図版リスト 表のリスト 謝辞 はじめに 第1部 猫とネズミのゲーム 1. 恐怖の天秤を傾ける 2. 通常兵器による世界支配の追求 3. 米国の第4次オフセット戦略 第2部 指向性エネルギー兵器 4. レーザー兵器 5. マイクロ波兵器 6. EMP兵器 7. サイバースペース兵器 第3部 「シールドを上げろ、ミスター・スールー」 8.

                              『光速の戦争』 指向性エネルギー兵器と21世紀の戦争の未来
                            • 21世紀の戦争と政治 エミール・シンプソン著 戦闘の意味を左右する観衆 - 日本経済新聞

                              本書はアフガニスタン紛争に参加した元英国軍人が、19世紀の軍事研究家、クラウゼヴィッツの至言を通じて、現代戦争の本質に迫ったものだ。クラウゼヴィッツが戦争を哲学的に考察した『戦争論』は不朽の名作であり、多くの研究者がそれを解釈しようと試みてきた。特に「戦争とは他の手段を用いた政策の延長である」という有名な言葉は、戦争における政治と軍事の関係を端的に表したもので、政治が主で、軍事が従といった、伝統

                                21世紀の戦争と政治 エミール・シンプソン著 戦闘の意味を左右する観衆 - 日本経済新聞
                              • 日本とアメリカを襲う21世紀型戦争の正体

                                ※送料550円のみで購入できるのは、 おひとり様一回限りです (二冊目以降は、弊社HP通常価格でのご案内となります) 左が原書(2019年出版)、 右が今回お届けする翻訳本(2021年出版)です これは、米国ホワイトハウスの 対中国政策トップの経歴を持つ ロバート・スポルディング(Robert Spalding)氏が 「21世紀型の戦争スタイル」を暴いた告発本を 河添恵子氏が中国留学や 50カ国以上を取材をして 得た知見をもとに監訳したものです この本の中身を少しだけお見せすると・・・

                                • 「ヨーロッパもアメリカも言葉だけ。21世紀に戦争なんて馬鹿げている」8bitNewsがキエフ市民の失望を現地リポート | TOKYO HEADLINE

                                  HOME > ニュース > NEWS HEADLINE > 「ヨーロッパもアメリカも言葉だけ。21世紀に戦争なんて馬鹿げている」8bitNewsがキエフ市民の失望を現地リポート ジャーナリストの堀潤氏がニュースメディア「8bitNews」の公式YouTubeにて、戦闘が続くウクライナの首都キエフから届いた現地ジャーナリストによるリポートを配信。27日未明までに、8本の現地ルポ動画を公開している。 23日に、緊急ライブ配信として公開したルポ第一弾では、ゲストの軍事ジャーナリスト黒井文太郎氏の解説と合わせ、現地入りした香港人ジャーナリストKaoru Ng氏ともライブでつながり、静まり返る市街の光景や、市民の不安の声をリポート。 以降、刻々と状況が深刻化するキエフの様子を、Kaoru氏による現地ルポを通して伝えている。Kaoru氏は香港からロンドンに逃れ活動するジャーナリスト。19日にキエフ入り

                                    「ヨーロッパもアメリカも言葉だけ。21世紀に戦争なんて馬鹿げている」8bitNewsがキエフ市民の失望を現地リポート | TOKYO HEADLINE
                                  • 金融によって勢力圏はどのように塗り変わっていくか - 21世紀の戦争と平和の視点から読み解くロシア・ウクライナ戦争(三浦 瑠麗さんコラム - 第3回)【保険市場】

                                    ロシアのウクライナ侵攻は、広範にわたる経済制裁をもたらしました。その中でもとりわけ大きな影響を及ぼしたのが、エネルギー分野での制裁と、金融制裁です。エネルギーの制裁は、産油国のような資源輸出国に対して「それで儲けられない」状況を作るためのものですから、輸入国が産地変更などの政策変更をすることが期待されます。その場合の「抜け穴」になるとされるのが、制裁に同調しない国々がロシア産の安価なエネルギーを買ってしまうという状況です。 エネルギーは、安定供給に加え安価であることが重視されます。ロシアは石油、石炭、天然ガスなど足元の経済社会活動に欠かせないエネルギー資源の輸出大国であり、ひとたびロシアのエネルギーがボイコットされればグローバルな供給不安が生じます。制裁による供給減を見越して原油先物の価格は高騰し、実際に供給が不足する前から各国の経済を直撃しています。他方で、インドがロシアからの原油輸入を

                                      金融によって勢力圏はどのように塗り変わっていくか - 21世紀の戦争と平和の視点から読み解くロシア・ウクライナ戦争(三浦 瑠麗さんコラム - 第3回)【保険市場】
                                    • 「21世紀に戦争ありえない」在日ロシア人ら抗議の声

                                      日本に住むロシア人もウクライナへの侵攻に抗議しました。 ロシア人会社員(35):「戦争を起こすのは21世紀であり得ないと思うし、人が死んでいますしそれはもう許せない」 キエフに友人が住む参加者(26):「今のウクライナで起こっていることが申し訳なくて、自分から何とかしたいので(参加した)」 東京の新宿駅前には日本に住むロシア人の呼び掛けでおよそ30人の外国人が集まりました。 「ウクライナに平和を」などと書かれたプラカードを掲げ、プーチン大統領に抗議しました。 また、渋谷駅にはウクライナ人を中心におよそ2000人が集まり、国旗を掲げて平和を訴えました。

                                        「21世紀に戦争ありえない」在日ロシア人ら抗議の声
                                      • 日本とアメリカを襲う21世紀型戦争の正体

                                        ※送料550円のみで購入できるのは、 おひとり様一回限りです (二冊目以降は、弊社HP通常価格でのご案内となります) 左が原書(2019年出版)、 右が今回お届けする翻訳本(2021年出版)です これは、米国ホワイトハウスの 対中国政策トップの経歴を持つ ロバート・スポルディング(Robert Spalding)氏が 「21世紀型の戦争スタイル」を暴いた告発本を 河添恵子氏が中国留学や 50カ国以上を取材をして 得た知見をもとに監訳したものです この本の中身を少しだけお見せすると・・・

                                        • 21世紀は戦乱の世紀になってしまうのか?ロシアのウクライナ侵攻から考える - 21世紀の戦争と平和の視点から読み解くロシア・ウクライナ戦争(三浦 瑠麗さんコラム - 第1回)【保険市場】

                                          21世紀の幕開けは衝撃的なものでした。2001年9月11日にアメリカ同時多発テロ事件が起き、数千人の民間人の命が一日にして失われ、国際テロの脅威を世に知らしめたからです。9.11の場合、凶器となったのは民間の航空機でしたが、もしも大量破壊兵器がそうした非国家主体の手にわたったら……と人々の心胆を寒からしめたのは当然です。戦闘員の犠牲を恐れずに攻撃してくる交渉不可能で非合理な集団。テロリストに関するイメージはそういったものだったと思います。一方で、勃興する中国に怯えながら、どこかで「大規模な戦争はあまりに非合理的だから起きない」と考えがちだったのが西側の「常識」でもありました。しかし、ロシアによるウクライナ侵攻によってそのようなイメージは根底から覆されました。 兆候は前からあったと考えてよいでしょう。ロシアによる南オセチアでの紛争介入、多数派の住民の同意はあれども、クリミアを拙速に併合したこ

                                            21世紀は戦乱の世紀になってしまうのか?ロシアのウクライナ侵攻から考える - 21世紀の戦争と平和の視点から読み解くロシア・ウクライナ戦争(三浦 瑠麗さんコラム - 第1回)【保険市場】
                                          • 「21世紀の戦争と政治」書評 クラウゼヴィッツ後を読み解く|好書好日

                                            「21世紀の戦争と政治」 [著]エミール・シンプソン 21世紀の戦争はいかなる変化を遂げるのか。19世紀前半に書かれたカール・フォン・クラウゼヴィッツの『戦争論』を基に、自らの実体験を踏まえ、研究者としての立場から論じた書である。クラウゼヴィッツの理論では見通せなくなった時代の戦争論と政治論だ。 本書には二つのキーワードが頻出する。「ナラティヴ(物語)」と「オーディエンス(対象者)」である。戦争を正当化する言い分と、戦争に関わる人々との意味になろうか。戦争は「敵」と「味方」からなる、というクラウゼヴィッツの二元的発想を超えているのだ。 著者は、英国の王立グルカ連隊の小隊長としてアフガニスタン紛争に従軍した。戦略ナラティヴの重要性を知り、オーディエンスとの接触でクラウゼヴィッツの理論が必ずしも及ばないと知る。 クラウゼヴィッツの『戦争論』は、理性擁護の啓蒙(けいもう)主義からロマン主義に向か

                                              「21世紀の戦争と政治」書評 クラウゼヴィッツ後を読み解く|好書好日
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