ウクライナ第2の都市ハリコフで、損壊したアパートのそばに立つ女性(2022年3月27日撮影)。(c)Aris Messinis / AFP 【3月29日 AFP】ウクライナ政府は28日、ロシアの侵攻による経済損失が5649億ドル(約70兆円)に上るとの試算を発表した。 ユリア・スビリデンコ(Yulia Svyrydenko)第1副首相兼経済相はフェイスブック(Facebook)の投稿で、これまでの被害に加え、今後の貿易・経済活動の損失見込み額も含んでいると説明した。 スビリデンコ氏によると、道路や鉄道、空港といった公共インフラの損失額は1190億ドル(約15兆円)、住宅など私有財産は最大905億ドル(約11兆円)に上る。民間企業の損失額は800億ドル(約10兆円)。 政府は国内で凍結したロシア資産を接収し、穴埋めする意向だとしている。同氏は「ウクライナは、あらゆる障害があるものの、侵略者に