コンシューマへの広がりだけでなく,本格的なビジネス利用の機運高まるスマートフォン。企業が導入するうえで,障壁となるのがセキュリティに対する懸念だ。そこでKDDIは,auのAndroid搭載スマートフォン向けセキュリティサービスの提供を,順次開始している。これらサービスの充実によって,同社はスマートフォンのビジネス利用を強力に支援し,モバイルソリューションの進化を牽引する構えだ。 Android向けセキュリティサービスを先行提供 スマートフォンは,PCの機能性と携帯電話のモビリティを併せ持つデバイス。大きな画面は操作しやすく,実用性を保ちながら,持ち運びも容易だ。そのため,最近スマートフォンの利用が急伸している。 なかでもAndroidは,オープンで自由度が高い。マーケットには膨大なアプリケーションが提供されており,多用途で活用できる。Android搭載スマートフォンを,ビジネスに利用したい
Androidのセキュリティ部門責任者が、AndroidはAppleのiOSと同じくらい安全になったとコメントしました。 ライバルと同じくらい安全 モバイルOS市場において圧倒的なシェアを誇るGoogleのAndroidですが、バグが多く安全面で問題が多いことが繰り返し指摘されてきました。 しかしGoogleで、Android/Google Play/Chromeのセキュリティ責任者を務めるデビッド・クライダマハ氏は、米メディアCNETに対し、Androidチームの努力により、こうしたバグの問題は過去のものとなったと述べました。 またiOSの名前は出さなかったものの「Androidは現在ライバルと同じくらい安全だ」とも述べています。 この発言は、Googleが現地時間15日に公開した年次報告書「Android Security 2017 Year In Review」の内容を反映しています
日本スマートフォンセキュリティ協会(JSSEC)は 2017 年 2 月 8 日、都内のベルサール神田において、「JSSEC セキュリティフォーラム 2017 スマートフォン/IoT、その先にある ICT社会のセキュリティについて考える」を開催しました。JSSEC では、これまで「スマートフォンのセキュリティ」をテーマに様々な活動を展開してきましたが、今回は「IoT」や「AI」「制御システム」など、スマートフォンから一歩踏み込んだ企画を用意する一方、技術部会のセッションでは、Androidのバージョンアップにフォーカス。タオソフトウェア株式会社 代表取締役 谷口 岳氏が「Androidセキュリティの 今・昔」と題し、セキュリティが進化した歴史を振り返りました。 2012年当時のAndroidのセキュリティの課題は解消されたのか? Androidが搭載されたスマートデバイスは、以前からセキュ
KDDIは7月28日、法人向けAndroidセキュリティ管理サービス「KDDI 3LM Security」のトライアル提供を8月下旬に開始すると発表した。米Three Laws of Mobility(3LM)のAndroid向けセキュリティ技術を採用したサービスで、OSそのものに手を加えて高度なセキュリティ機能を組み込む。アプリの機能制限をはじめとする各種デバイス管理機能や、独自のVPNサービスも提供する。 管理者向けPC画面ではアプリに許可するハードウェア機能など、こまかな設定が可能(写真=左)。端末にはクライアントアプリをインストールする(写真=右) トライアルでは利用検討者に無償でサービスを提供する。本格提供は11月から。独自VPN機能やExchange連携機能を提供しないASP型と、宅内設置型のプランを展開する。料金は未定だが月額モデルを検討中という。また、同サービスを基盤とした
Androidセキュリティーパッチ2023年1月分が案内!Googleスマホ「Pixel 4a」以降はソフトウェア更新が提供開始。機能改善や不具合修正も 2023年01月04日05:25 posted by memn0ck カテゴリAndroidニュース・解説・コラム list GoogleがAndroid向けセキュリティーパッチ2023年1月分を案内! Googleは3日(現地時間)、スマートフォン(スマホ)など向けプラットフォーム「Android」における月次セキュリティーパッチの2023年1月分を告示しています。合わせて同社が開発・販売するスマホ「Pixel」シリーズにおいて2023年1月分のソフトウェア更新を同日より提供開始しており、今後数週間に渡って順次提供されるとのこと。 ソフトウェア更新はネットワーク経由によるアップデート(OTA)が配信開始されているほか、ファクトリーイメー
ITpro EXPO AWARD 2011は、ITpro EXPO 2011に出展されるすべての製品/サービスを対象として、日経BP社が発行するIT/ネットワーク誌、Webメディアの編集部が取材・審査し、優れた製品/サービスを表彰するものです。
トレンドマイクロ 代表取締役社長 兼 CEOのエバ・チェン氏 トレンドマイクロは3月24日、2011年度の事業戦略説明会を開催した。 説明会では、まず、同社 代表取締役社長 兼 CEOのエバ・チェン氏が被災者へのお見舞いと激励をコメント。緊急義援金として1000万円を日本赤十字社を通じて寄付するほか、今後も社内での「Give&Match」プログラムなどを展開して継続的に寄付を行うことなどを発表した後、同社が注力する技術分野とそれに対応する製品ラインナップを紹介するかたちで進められた。 トレンドマイクロが発表した東北地方太平洋沖地震の被災者支援の取り組み チェン氏は、まずクラウド時代に守るべ領域として「クラウドインフラストラクチャー」、「エンドポイントレボリューション」、「データ中心の制御」、「クラウドアプリケーション」の4つを列挙。これらを複合的に守るソリューションが必要であることを説明し
米Googleは3月15日、2017年のAndroidセキュリティ動向に関する年次報告書を発表し、有害アプリ対策や脆弱性対策などの取り組みについて説明した。 「われわれの目標は単純に、20億台を超すAndroidデバイスを守ることにある」と同社は強調する。2017年5月には、潜在的な有害アプリ(PHA)の阻止を目的とした「Google Play Protect」をリリース。少なくとも1日に1回のペースで、自動的にAndroid端末を確認し、2017年の1年間で約3900万のPHAを削除したという。 こうしたPHAの60.3%は、機械学習を使って検出したと説明し、機械学習による検出率は、今後さらに上昇が予想されるとした。 Googleの公式アプリストア「Google Play」の有害アプリ対策については、「Google Playのみからアプリをダウンロードするデバイスは、他のソースからアプリ
この秋に正式発表されたGoogleのAndroid OS 最新バージョン「Android 5.0(Lolipop)」。Android端末は、その自由度と引き替えにセキュリティ周りが甘いのではないかと指摘され続けてきたが、5.0よりセキュリティで3つの新機能を搭載し、そのセキュリティ課題を克服しようとしている。 1つ目は端末に保存されているデータの暗号化。これはSELinuxのエンフォースモードで強制的に暗号化をかけるもので、Android 4.4(KitKat)から企業ユース用にこの機能が提供されてきた。暗号化機能は、これまで暗号鍵を企業が持つことで利用していたが、コンシューマー向けにもデフォルトで提供するようになったため、この手法は使えない。そこでGoogleは、ハードウェアキーストアという仕組みを使い、一つのデバイスに対して一つの「ハードウェアキー」を用意し、そのキーがなければデータの
NTTドコモが米BoxToneと提携し、企業向けモバイル管理サービスの拡張を図った。マルチデバイス対応のMDMやMAMなどを手掛けるBoxToneのスナイダーCEOは、「Mobility run betterを目指す」と話す。 NTTドコモは7月1日から、法人向け携帯端末管理サービス「ビジネスmoperaあんしんマネージャー」のセキュリティ機能を7月1日から拡充すると発表した。このサービス強化では米BoxToneと提携している。 BoxToneは米国ワシントンD.C.に本拠を置く企業で、MDM(モバイル端末管理)やMAM(モバイルアプリ管理)、運用管理サポートなどのソフトウェア開発を手掛ける。同社のアラン・スナイダーCEOは、「大企業や規制産業の企業での安全なモバイル活用を実現するのが当社の目的だ。パートナーは通信事業者や端末メーカー、サービスプロバイダーであり、彼らを通じて組み込み可能な
米Googleは3月5日、Androidの月例セキュリティ情報を公開した。端末メーカーなどのパートナー向けに、「2018-03-01」「2018-03-05」の2本のセキュリティパッチレベルをリリースして、脆弱性に対処している。 今回のパッチで網羅した脆弱性については、少なくとも1カ月前にパートナー各社に通知済み。パートナーからそれぞれの端末向けに、パッチが配信される。 「2018-03-01」のパッチレベルでは、Mediaフレームワークとシステムに存在する計16件の脆弱性に対処した。Mediaフレームワークの脆弱性は6件のうち4件、システムの脆弱性は10件のうち4件が、危険度の最も高い「重大」(Critical)に分類されている。 特にMediaフレームワークの脆弱性は、悪用されれば、離れた場所にいる攻撃者が細工を施したファイルを送り付けることによって、特権で任意のコードを実行できてしま
スマートフォンは、1台でさまざまなことに活用できるのがとても便利だ。だが、アドレス帳やスケジュール帳、受信したメールやWebページの閲覧履歴など、さまざまな個人情報が詰まっていることを忘れてはならない。盗難や紛失に遭ったら一大事だ。今すぐにできるセキュリティー対策を施しておこう。 なお、ほとんどのAndroidスマホは、microSDカードを装着して画像やアプリのデータを保存できる。だが、microSDカードをスマホから取り外して、別のスマホやパソコンに取り付ければ、中身がそのまま見えてしまう。見られたくない重要なデータは、microSDカードには保存しないように気をつけることも肝心だ。 画面にロックをかけ、他人が操作できないようにする スリープから復帰するときや電源を入れたときに、スマホにロックがかかるように設定しておこう。セキュリティーの設定画面で、画面ロックセキュリティーを有効にする
エフセキュア、法人向けのAndroidセキュリティ・ソフトを発表 管理ポータルを使ってWebベースで端末を監視、管理できる機能を追加 エフセキュアは7月7日、Android OSに対応した法人向けモバイル・セキュリティ・ソリューション「エフセキュア モバイル セキュリティビジネス」の販売を開始した。同ソリューションは、同社が発売していた個人向けソフトウェアにWebベースの管理ポータルをオプションとして 追加している。 同社は、個人向けセキュリティ・ソフトウェアで「エフセキュア モバイルセキュリティ for Android」を提供している。同ソフトウェアでは、マルウェア/スパイウェア対策、盗難/紛失対策のほか、細かく設定できるペアレンタルコントロール機能など、モバイルを取り巻くリスクに幅広く対応できる。 法人向けとなるエフセキュア モバイル セキュリティビジネスでは、個人向けの同ソフトウェア
Androidセキュリティーパッチ2022年11月分が案内!Googleスマホ「Pixel 4a」以降はソフトウェア更新が提供開始。7・6シリーズは不具合修正も 2022年11月08日22:55 posted by memn0ck カテゴリAndroidニュース・解説・コラム list GoogleがPixelスマホ向け月次アップデート2022年11月分を提供開始! Googleは7日(現地時間)、スマートフォン(スマホ)など向けプラットフォーム「Android」における月次セキュリティーパッチの2022年11月分を告示しています。合わせて同社が開発・販売するスマホ「Pixel」シリーズにおいて2022年11月分のソフトウェア更新を同日より提供開始しており、来週にかけて順次提供されるとのこと。 ソフトウェア更新はネットワーク経由によるアップデート(OTA)が配信開始されているほか、ファクト
文:Stephen Shankland(CNET News.com) 翻訳校正:ラテックス・インターナショナル 2008/11/14 08:30 顧客にセキュリティの脆弱性について話をする場合、顧客への警告と攻撃の誘発は紙一重のものとなる。だが、GoogleのAndroid OSに対応した初の携帯電話「T-Mobile G1」に関して言えば、GoogleとT-Mobileの対応は、情報公開の部分に不適切さがあると思える。 筆者は、G1のレビュー用のモデルをテストしており、最初のアップデートを米国時間11月1日、2番目のアップデートをその1週間後に受け取った。この2つのAndroid修正パッチの中身については、うるさく問い合わせをして1週間以上待ち続けた結果、Googleからようやく聞き出すことができた。 一方、T-Mobileは口を閉ざしたままだ(同社の対応については、コメントを
Google は 11 月 6 日、2017 年 11 月分の Android セキュリティパッチの詳細情報を公開し、Nexus / Pixel 向けファクトリーイメージも併せて公開しました。 今回セキュリティパッチレベルに応じて、部分的な修正を含む「2017 年 11 月 1 日」版と、完全な「2017 年 11 月 5 日」版が提供されています。 この中では、Critical とマークされた 9 件の脆弱性と High とマークされた 22 件の脆弱性が修正されています。この数は前回(10 月)よりも増えています。 Nexus / Pixel デバイスには 2017 年 11 月 5 日版が、OEM には「2017 年 11 月 1 日」版が提供されており、各メーカーは Android セキュリティパッチと独自のセキュリティ対策を施したアップデートを配信します。 2017 年 11 月
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く