どもども。 今回はイコライザー総集編ということで、ボーカルを含めた全てのソースを重ねたときのEQ処理のポイントを問題点別に紹介してみようと思う。 まずは自分の表現したい空間を明確に 最初にゴールの設定。 ミキシングはゴールをどう設定するかでその処理内容はガラリと変わる。 まずはゴール(自分がどんな空間を表現したいのか)を明確にしておいたほうがいい。 毎回図におこす必要はないと思うが、最低でも頭の中で「こういう空間を表現したい」というイメージは固めておきたい。 今回は以下のような空間をゴールに設定する。 イメージとしては「狭めのスタジオ」。 復習になるが、EQでコントロールできるのは「音の上下」。 厳密に言うとやっていることは帯域別の「音の前後」のコントロールなのだが、それらを積み重ねることで音の上下を組み立てていくといったイメージ。 すなわち、今回のミッションは、 「聴こえてきてほしい高さ