タイ・ウドンタニ県で、無事に故郷に帰り歓迎を受ける、ハマスに人質に取られていたブントム・パーンコンさんとナッターワーリー・ムンカンさん(2023年12月6日撮影)。(c)Manan VATSYAYANA / AFP 【12月7日 AFP】イスラム組織ハマス(Hamas)の人質となっていたタイ人夫婦が6日、東北部ウドンタニ(Udon Thani)県の小村に帰還した。式典も開かれ、村人らに熱烈歓迎されたが、拘束の後遺症はまだ完全には癒えておらず、抱えている借金も頭痛の種となっている。 この夫婦はブントム・パーンコンさん(45)とナッターワーリー・ムンカンさん(35)。11月にハマスに解放された最初のタイ人人質17人のうちの2人だ。 ブントムさんはAFPに対し、「大きな音を聞くとパニック発作に襲われる」と語った。パレスチナ自治区ガザ地区(Gaza Strip)での拘束期間中に聞いた爆撃音がよみが