鉄道おもちゃの代名詞的存在「プラレール」。子どもだけでなく、魅了される大人も多い。北海道音更町在住の団体職員、藤嶺匡宏(ふじみねまさひろ)さん(55)も、そんな一人だ。プラレールを始めて約20年。プラレールの写真コンテストで、プラレール愛がいっぱい詰まった藤嶺さんの作品が大賞に輝いた。 コンテストは「一畳プラレールコンテスト」。発売元の大手玩具メーカー「タカラトミー」(東京)が、「限られた空間の中で、自由に想像を膨らませて、レイアウトを作る楽しさを感じてもらおう」と、初めて開催した。約90センチ×約180センチの空間で出来栄えが競われた。 昨年夏に、レイアウト作品を撮影した写真を出展してもらい、昨秋に結果が公表された。入賞者10人の中で、大賞に輝いたのが、「しゅっぽーとぴお」こと藤嶺さんの作品だった。 藤嶺さんの作品は、中心部に山から山にかかる大型の鉄橋を配置。紅葉が色づいた秋の情景や緑豊