Comment by chewymouse 最高裁判所がアファーマティブ・アクションを違憲判決 <関連記事> 米連邦最高裁は29日、大学の入学選考で黒人などの人種的少数派を優遇するアファーマティブ・アクション(積極的差別是正措置)について、憲法の定める「法の下での平等」に反するとの判断を下した。1960年代の公民権運動以降、リベラル派主導で進められてきた人種差別解消の取り組みは、大幅な見直しを迫られることになった。 黒人の地位向上や多様性重視の立場からアファーマティブ・アクションを支持してきた民主党のバイデン大統領は、最高裁が「またも数十年にわたる前例を覆した」と指摘し、違憲判断に「強く反対する」とコメント。バイデン政権は同日、黒人やヒスパニック(中南米系)には低所得層が多いことを念頭に、受験生の家族の収入や居住地を考慮した入学選考を行うよう勧奨するなど、少数派の教育機会促進に向けた施策に