デンマークZendeskは6月7日(米国時間)、さまざまなヘルプデスクや顧客サポートを接続するオープンな標準を策定するイニシアティブ、NetworkedHelpDesk.orgの立ち上げを発表した。ソリューション間のシームレスな連携を可能にし、顧客エクスペリエンスを改善するという。 現在、企業や組織は複数のパートナー、サプライヤーを持ち、プロジェクト管理、CRM、顧客サポートなど目的に応じたソリューションを持つ。これらのソリューションは独立して導入されており、データをやりとりできない。NetworkedHelpDesk.orgはソリューション間が通信するためのAPIを策定するもので、これを利用してソリューションの連携が可能になる。顧客の問題を協調的に効率よく解決し、結果として顧客満足度の改善を図れるという。 イニシアティブのWebサイトでは現在、チケット共有APIドキュメントを公開している