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OpenStepの検索結果1 - 11 件 / 11件

  • 「MacはもともとWindowsだし」にならなかった理由

    かぐや姫は5人の求婚者に無理難題をふっかけて、結局誰とも結婚しなかったが、Appleは違った。 1996年、当時のApple CEOだったギル・アメリオは、Mac OSの次世代OSとして4社の技術を検討していた。この辺りは「ヤマーとマツ」連載で語ったとおり。 「MacはLinuxだった」って本当? 「そうだね……」元Mac雑誌編集者は昔語りを始めた このときの交渉次第では、MacがSolarisを土台に構築された真のUNIXとなったり、全く新しいOSであるBeOSで心機一転やり直していた可能性もあったわけだ。ひょっとしたら、MacはWindows NTカーネルの上に生まれ変わって、今頃は「MacはもともとWindowsだし」というSNS投稿に対して「そんなん常識じゃん」とリプが来るような世界線だったかもしれない。 結果的に、NeXTとNeXTSTEP/OPENSTEPが選ばれて、Apple

      「MacはもともとWindowsだし」にならなかった理由
    • A4用紙40枚で1969年から2022年までのUNIXの歴史「Unix History」を一望してみた

      歴史上初めて高水準言語で書かれたOSで、現代OSの始祖とも呼ばれる「UNIX」の50年以上にわたる歴史を時系列で示した「UNIX History」を、コンピュータの歴史を研究するÉric Lévénez氏が公開しています。A4用紙に印刷することも可能とのことで、実際にプリントしてその歴史の長さを感じてみました。 UNIX History https://www.levenez.com/unix/ UNIX HistoryのA4印刷版は、PDFファイルのリンクが上記サイトに置かれています。「A4」のリンクをクリックしてダウンロード。 というわけで、このA4印刷版のPDFファイルを実際にプリンターで印刷してみました。 A4用紙で40枚。 40枚をつなげるため、右端だけ仕上がりサイズに合わせてカット。 セロハンテープでつなげていきます。 40枚すべてを並べて見たところ。A4用紙40枚をつなげると

        A4用紙40枚で1969年から2022年までのUNIXの歴史「Unix History」を一望してみた
      • この道はいつか来た道、Macのプラットフォーム移行を助ける「Mach-O」と「Rosetta」 - 新・OS X ハッキング!(266)

        初のオンライン開催となったWWDC、出し物はいろいろあったが、やはりインパクトが大きかったのは自社設計SoC「A12Z」の採用を皮切りとしたARMアーキテクチャへの移行開始宣言だ。本誌にもレポート記事が三々五々掲載されるのだろうが、Macのアーキテクチャ移行を幾度か見守ってきた当コラム(なにせ前世紀から続いているもので)としては、「ユニバーサルバイナリ」と「Rosetta」について語るのが役目というものだろう。 Macユーザとして気になるのは、ARMアーキテクチャへのスムーズな移行だろうが、結論からいえば「ほぼ問題なからん」となる。MacOS 9より前、いわゆるClassic MacOSのときに行われた68KからPowerPCへの移行はさておき(連載開始前でありフォローしていない)、Mac OS X登場以降2度にわたり行われたアーキテクチャ移行では特段の問題は生じなかった。 その理由は「M

          この道はいつか来た道、Macのプラットフォーム移行を助ける「Mach-O」と「Rosetta」 - 新・OS X ハッキング!(266)
        • OpenSSH: Release Notes

          OpenSSH Release Notes OpenSSH 9.8/9.8p1 (2024-07-01) OpenSSH 9.8 was released on 2024-07-01. It is available from the mirrors listed at https://www.openssh.com/. OpenSSH is a 100% complete SSH protocol 2.0 implementation and includes sftp client and server support. Once again, we would like to thank the OpenSSH community for their continued support of the project, especially those who contributed

          • Make Something Wonderful | Steve Jobs

            Make Something WonderfulSteve Jobs in his own wordsThere’s lots of ways to be, as a person. And some people express their deep appreciation in different ways. But one of the ways that I believe people express their appreciation to the rest of humanity is to make something wonderful and put it out there. And you never meet the people. You never shake their hands. You never hear their story or tell

              Make Something Wonderful | Steve Jobs
            • 週刊Railsウォッチ: RubyのGCコンパクション改修、jemalloc、ReDoSの自動検出修正ほか(20220419後編)|TechRacho by BPS株式会社

              週刊Railsウォッチについて 各記事冒頭には🔗でパーマリンクを置いてあります: 社内やTwitterでの議論などにどうぞ 「つっつきボイス」はRailsウォッチ公開前ドラフトを(鍋のように)社内有志でつっついたときの会話の再構成です👄 お気づきの点がありましたら@hachi8833までメンションをいただければ確認・対応いたします🙏 TechRachoではRubyやRailsなどの最新情報記事を平日に公開しています。TechRacho記事をいち早くお読みになりたい方はTwitterにて@techrachoのフォローをお願いします。また、タグやカテゴリごとにRSSフィードを購読することもできます(例:週刊Railsウォッチタグ) 🔗Ruby 🔗 GCコンパクションの2つのカーソル移動順序を入れ替え PR: Reverse the order of GC compaction cur

                週刊Railsウォッチ: RubyのGCコンパクション改修、jemalloc、ReDoSの自動検出修正ほか(20220419後編)|TechRacho by BPS株式会社
              • SwiftUIを使ってmacOSステータスバーアプリをつくる方法 | 株式会社ヌーラボ(Nulab inc.)

                サービス開発部Backlog課の松本です。アプリを作るよりパスタを作るほうが楽しく感じられる今日この頃ですが、今回はmacOSアプリ開発の話をします。 はじめに 「ステータスバーアプリ」と言われてもピンとこないかもしれませんが、ここではKapやKarabiner-Elementsのような、ステータスバーに常駐しているようなアプリを指しています (macOSユーザガイドやAPIリファレンスを見る限り、メニューバーのステータスメニューが並んでいる領域をステータスバーと呼ぶようですので、それに合わせています)。 筆者はObjective-C時代にiOSアプリをつくったがSwiftUIやmacOS開発はちょっと触っただけ、というくらいのスキルでしたがステータスバーアプリを作ることができました。それを通して得られた知見を、モックのお天気アプリを作っていきながら紹介します。 本記事はプログラミング経験

                  SwiftUIを使ってmacOSステータスバーアプリをつくる方法 | 株式会社ヌーラボ(Nulab inc.)
                • GitHub - turbolent/w2c2: Translates WebAssembly modules to portable C

                  Implements the WebAssembly Core Specification 1.0 Implements several extensions: Threads and atomics Bulk memory operations Conditional data segment initialization Sign-extension operators Non-trapping float-to-int conversions Passes 99.9% of the WebAssembly core semantics test suite Written in C89 and generates C89 Support for many operating systems (e.g. Mac OS X, Mac OS 9, Haiku, Rhapsody, OPEN

                    GitHub - turbolent/w2c2: Translates WebAssembly modules to portable C
                  • Mac OS Xを振り返る その1

                    Mac OS Xがリリースされて以降、Mac OS 9以前のバージョンはClassic Mac OSと呼ばれるようになりました。 画面構成は現在のmacOSと似ていますが、Dockではなくランチャーが存在し、アップルメニュー内はプログラム一覧といった感じ。 Linux Live CDのようにインストールディスクから直接起動することができ、その上でインストールする形でした。当時のMacはCDからブートするためにキーボードのCを押しながら電源を入れるんでしたね。 機能拡張やアプリのインストールなどはほとんど、Finderでファイルをコピーするだけで完了し、それこそFinderでHDDの中身を全部他のHDDにコピーするだけでシステムをクローンできるレベルでした。 CoplandClassic Mac OSは1990年代になると基本設計の古さから多くの問題を抱えるようになり、全く新しいOSの開発が

                      Mac OS Xを振り返る その1
                    • 「MacはLinuxだった」って本当? 「そうだね……」元Mac雑誌編集者は昔語りを始めた

                      NeXTSTEPとOPENSTEP マツ 68KでもPowerPCでもIntelでも動く。Sun向けにはOPENSTEPというのを開発してます。 ヤマー あ、その言葉めちゃくちゃ久しぶりに聞きました。NeXTSTEPとOPENSTEPってありましたよね。 OPENSTEPのインストールマニュアル。ちなみに、これはMac OS Xが出る以前のPrelude to Rhapsodyというデベロッパー向けキットの中に入っていたOPENSTEPのマニュアル。Intel版である マツ OPENSTEPはカーネルとは切り離したもので、Windows NTでも動いていた。この辺がMacに組み込めると判断したポイントかもですね。 ヤマー なるほど。NeXTを買収する技術的必然性もあったし、結果創業者が返り咲く道筋にもなったしで、運命っぽさありますね。 マツ まあ出来過ぎのシナリオですよね(笑) ヤマー 2

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                      • ユニバーサルバイナリ再登板ということは「lipo」の出番かも - 新・OS X ハッキング!(268)

                        WWDC以来、自分の過去の原稿を読み返している。IntelからARMへのアーキテクチャ移行がスタートされるということで、「Rosetta」と「ユニバーサルバイナリ」が再びスポットライトを浴びることになったからだ。特に後者のユニバーサルバイナリは、2度目どころか3度目、AppleによるNeXT Software買収の隠れたメリットを思い知らされている。昔話を含め、ユニバーサルバイナリとの付き合いかたをあれこれ綴ってみたいと思う。 NeXT以来の"伝統技能" AppleによるNeXT Software買収といえば、まず思い浮かぶのはSteve Jobsというアイコン/カリスマの復活だが、会社の資産という意味ではNEXTSTEP/OPENSTEPで間違いない。 買収が決まった当時、NeXTは「Web Objects」という動的にWEBページを生成するサーバおよび開発フレームワークに注力しており、

                          ユニバーサルバイナリ再登板ということは「lipo」の出番かも - 新・OS X ハッキング!(268)
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