「少女漫画」というジャンルの話ではなく、誌名の「少女コミック」である 現在は「Sho-Comi」と名を改めているので、少女コミック時代に絞る 2000年代には「過激な少女漫画」の代表的存在となりネット上では「性コミ」の蔑称で呼ばれ、一部地域で有害図書指定、議員やネットやPTAからの抗議を経て名を変えた 少女漫画といえば月刊誌が多いが、少コミは週刊時代も長く、隔週に落ち着き、Sho-Comiも隔週 黎明期には男性作家もちらほらおり、掲載誌を彷徨う漫画『サイボーグ009』が掲載されたこともある 萩尾望都『トーマの心臓』(1974) ギムナジウムを舞台に、自殺した少年トーマを巡り犠牲と信仰について描く文学的な作品。 やや難しい内容のため連載時は人気がなく打ち切りスレスレだったが、今では少女漫画界を代表する名作の一つとして語られている。 日本でギムナジウムもの描いてる人は大体萩尾望都を通ってるだろ