複数の女子児童にわいせつな行為を繰り返したとして強制わいせつなどの罪に問われている自衛官の男の裁判が16日開かれ、検察は、男に懲役13年を求刑しました。 強制わいせつなどの罪に問われているのは、海上自衛隊鹿屋航空基地第1整備補給隊の2等海曹、上園大作被告(44)です。起訴状などによりますと、上園被告は、2011年から2012年の間と去年5月から10月にかけて、県内外あわせて5人の小学生の女子児童に対し、体を触ったり性的暴行を加えたりした罪などに問われています。 16日鹿児島地方裁判所で行われた裁判で、検察側は、「欲求を満たしたいという動機は強く非難されるもので、被害者の将来への悪影響が懸念される」として、上園被告に対し懲役13年を求刑しました。一方弁護側は、「犯行に暴行や脅迫は用いておらず、被害児童には謝罪の言葉を述べている」と主張し寛大な判決を求めました。 判決は、来月26日に言い渡され