バス路線に30台の決済端末を導入 沖縄県では、県主導で公共交通にVisaのタッチ決済を導入する動きもある。琉球銀行では、沖縄県と連携し、バス路線にキャッシュレス決済の端末の導入を進めている。2021年度は実証実験として、沖縄本島で運行する5つのバス事業者にて、タブレット型のキャッシュレス端末を計30台導入した。 説明会では、実証実験でVisaのタッチ決済を導入した観光系バス会社を代表して、東京バスの佐藤智彦取締役が登壇した。東京バスは沖縄本島南部の新たな観光地を結ぶ路線バス「ウミカジライナー」などを運行している。 今回、キャッシュレス端末を新たに導入された5社の路線は観光客の利用が多い、空港などを起点とする観光系のバス事業者が運営するバス路線となっている。その多くは、これまで現金決済のみに対応していた。 「OKICA」という独自の交通系ICカードがあり、ゆいレール(モノレール)で一部の路線