noteのRuby 3.2.2を3.3.1へアップデートしました。Ruby 3.3.0のリリースノートに記載されていた「YJITの大幅なパフォーマンス改善」が、noteのAPIにも大きな影響をもたらしました。 noteもついにRuby3.3カンパニーになったのですが、あらゆるメトリクスが劇的に改善し驚愕。過去のRubyのバージョンアップでここまでドラスティックな変化は記憶にない。3.3は偉大なリリース....! #ruby pic.twitter.com/pZFBIkPdmm — konpyu (@konpyu) May 28, 2024 CTOが驚きのポストをするほどパフォーマンスが向上したのです。 また、3.2系から3.3系へのアップデート時はそれほど大きな問題は起きませんでしたが、この記事ではアップデート時の注意点を2つほど紹介したいと思います。
STORES 予約 でエンジニアリングマネージャーをしている natsume です。 今回はRubyKaigi 2023に参加して「うぉぉなんかやるぞぉ!」となった結果、STORES 予約 のバックエンドであるRailsアプリケーションをYJIT有効化しパフォーマンス向上できました。 動機からわかるとおり、YJIT有効化までノリと勢いでやりました。 影響されたセッションはDAY2のKeynoteである Optimizing YJIT’s Performance, from Inception to Production です。 (影響はされましたが内容は全然わからなかった。英語勉強する、絶対) rubykaigi.org 有効化の手順 STORES 予約 ではすでにRuby 3.2を利用していたのでかなりサクッとできました。 利用しているDocker imageで対応確認 Debian(s
This year, the YJIT team has been working hard to improve and optimize YJIT. We’re proud to say that the version of YJIT to be included with Ruby 3.3 is leaps and bounds ahead of Ruby 3.2’s. It provides better performance across the board, while also warming up faster and using less memory. The 3.3 release is also more robust, including a number of bug fixes along with an improved test suite. In t
Background¶ YJIT is a new open source JIT compiler for CRuby. The project is led by a small team at Shopify in collaboration with developers from GitHub. The key advantages of this project are that the compiler delivers very fast warm-up and has fine grain control over the entire compiler pipeline. This JIT translates YARV instructions to machine code and employs a technique known as Lazy Basic Bl
週刊Railsウォッチについて 各記事冒頭には🔗でパーマリンクを置いてあります: 社内やTwitterでの議論などにどうぞ 「つっつきボイス」はRailsウォッチ公開前ドラフトを(鍋のように)社内有志でつっついたときの会話の再構成です👄 お気づきの点がありましたら@hachi8833までメンションをいただければ確認・対応いたします🙏 TechRachoではRubyやRailsなどの最新情報記事を平日に公開しています。TechRacho記事をいち早くお読みになりたい方はTwitterにて@techrachoのフォローをお願いします。また、タグやカテゴリごとにRSSフィードを購読することもできます(例:週刊Railsウォッチタグ) 🔗Ruby 🔗 Rust版YJITがRuby 3.2.0devにマージ PR: Rust YJIT by XrXr · Pull Request #582
This PR introduces YJIT, a just-in-time compiler built using a Lazy Basic Block Versioning (LBBV) compiler architecture. For more details about the technique, please refer to Maxime’s published paper and recorded talks: ECOOP 2015 paper: https://arxiv.org/pdf/1411.0352.pdf ECOOP 2015 talk: https://www.youtube.com/watch?v=S-aHBuoiYE0 RubyKaigi 2021 talk: https://www.youtube.com/watch?v=PBVLf3yfMs8
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こんにちは、hachi8833です。Railsコアチームに3名、Railsコミッターに2名の新メンバーが加わりました。おめでとうございます!🎉 Please welcome @kamipo, @_byroot, @jhawthorn to Rails Core and @yahonda, Jonathan Hefner to Rails Committers! 🎉 https://t.co/0DS6Z8aMKt — Ruby on Rails (@rails) May 23, 2022 週刊Railsウォッチについて 各記事冒頭には🔗でパーマリンクを置いてあります: 社内やTwitterでの議論などにどうぞ 「つっつきボイス」はRailsウォッチ公開前ドラフトを(鍋のように)社内有志でつっついたときの会話の再構成です👄 お気づきの点がありましたら@hachi8833までメンションを
YJIT has been merged upstream, and is now an official part of Ruby 3.1 and 3.2. For more information on how to build and use YJIT, see the YJIT README. If you want to report bugs or ask questions about YJIT, please open an issue on the Shopify/ruby repository. When reporting bugs, please include as much detail as possible regarding your current setup (e.g. OS, platform, Ruby version), and the cons
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週刊Railsウォッチについて 各記事冒頭には🔗でパーマリンクを置いてあります: 社内やTwitterでの議論などにどうぞ 「つっつきボイス」はRailsウォッチ公開前ドラフトを(鍋のように)社内有志でつっついたときの会話の再構成です👄 お気づきの点がありましたら@hachi8833までメンションをいただければ確認・対応いたします🙏 TechRachoではRubyやRailsなどの最新情報記事を平日に公開しています。TechRacho記事をいち早くお読みになりたい方はTwitterにて@techrachoのフォローをお願いします。また、タグやカテゴリごとにRSSフィードを購読することもできます(例:週刊Railsウォッチタグ) 🔗Ruby 🔗 procとlambdaの違い(Ruby Weeklyより) 元記事: The difference between procs and l
Ruby 3.2.0がリリース―WebAssembly/WASIサポート、YJIT実用化、正規表現DoSへの対応など 2022年12月25日、Rubyの最新バージョンとなるRuby 3.2.0がリリースされた。Ruby 3.2では多くの機能が追加され、機能の改善も数多く実装されている。 WASIベースのWebAssemblyサポート WebAssembly(Wasm)は、Webブラウザ上で高速、安全に動かすためのバイナリソフトウェア形式。これをブラウザを介さず各種OS上で動かすためのインターフェース仕様であるWASI(The WebAssembly System Interface)に対応した。これにより、CRubyのバイナリがWebAssembly/WASI環境をもつOS、ブラウザ、IoT環境などさまざまなプラットフォーム上で利用できるようになる。さらに、WASIの上にVFS(仮想ファイ
週刊Railsウォッチについて 各記事冒頭には🔗でパーマリンクを置いてあります: 社内やTwitterでの議論などにどうぞ 「つっつきボイス」はRailsウォッチ公開前ドラフトを(鍋のように)社内有志でつっついたときの会話の再構成です👄 お気づきの点がありましたら@hachi8833までメンションをいただければ確認・対応いたします🙇 TechRachoではRubyやRailsなどの最新情報記事を平日に公開しています。TechRacho記事をいち早くお読みになりたい方はTwitterにて@techrachoのフォローをお願いします。また、タグやカテゴリごとにRSSフィードを購読することもできます(例:週刊Railsウォッチタグ) 🔗Ruby 🔗 YJIT: もうひとつのJITコンパイラ(Ruby Weeklyより) 元記事: YJIT: Building a New JIT Com
こんな方にお勧め: Ruby,Railsの海外事情 Shopifyの開発環境や技術、海外企業の動向について知りたい方 海外企業の開発環境や技術、動向を知りたい方 現地エンジニアのキャリアパス 本イベントのゴール Rubyの動向や外資系企業の技術構造やトレンドがわかった Shopifyの開発環境について知ることができた 海外企業で働く現地エンジニアの考え方がわかった 🎁参加方法とプレゼント企画 専用URLからFindyマイページに遷移後、視聴URLが表示されます。 URLはお申し込みいただいた方へ視聴用リンクをお渡ししています。 参加後アンケート回答者の中から抽選で5名に、以下の書籍をプレゼント差し上げます。 『研鑽Rubyプログラミング 実践的なコードのための原則とトレードオフ』 『Effective Ruby 』 ※プレゼントを検討しておりましたが、販売休止のため取り止めといたします。
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はじめに こんにちは、terandard です。 昨年(2023)のクリスマスに Ruby 3.3.0 のリリースがありました。 リリースノートには「YJIT の大幅なパフォーマンス改善」とあるので、今年の RubyKaigi でも YJIT についての講演があるのかな?とワクワクしております。 弊社のサービスは昨年まで Ruby 3.1 だったため、年始に Ruby 3.2 にアップデートしました。 YJIT も有効化したので、YJIT 有効化前後のパフォーマンス比較について共有します。 YJIT 有効化前後のパフォーマンス確認 リリース前後の1週間のパフォーマンスを比較しました。 グラフに関しては「点線: リリース前」「実線: リリース後」となっています。 リクエスト数 Avg 2.34k → 2.36k 時間ごとのリクエスト数の差はほとんどありませんでした。 従って以降の各指標は Y
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YJIT Makes Rails 1.7x Faster こんにちは、2024年に新卒で入社し、ジョブハウスでバックエンドエンジニアをしているnozomemeinです。 本記事では、3日目のTakashi Kokubun(@k0kubun)さんによるセッション、YJIT Makes Rails 1.7x Faster について紹介させていただきます。 YJITとは? 講演の内容に入る前に、YJITの歴史と特徴についてまとめます。 YJITの概要 YJITは「Yet Another Ruby JIT」の略で、Shopifyで開発され、Ruby 3.1から導入されたJITコンパイラです。 Ruby2.6から、MJITと呼ばれるJITコンパイラが存在していましたが、YJITはそれをさらに進化させたものです。 YJITはJITコード(中間表現 or IR)を使用し、機械語に変換して実行します。 こ
How is YJIT's speed on its benchmarks as of 2024-04-23 19:08:16? Overall YJIT is 71.1% faster than interpreted CRuby! On Railsbench specifically, YJIT is 80.3% faster than CRuby!
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