電動キックボードが免許不要で乗れ、ヘルメット着用が任意になる。 2022年4月19日に衆議院で道路交通法の一部を改正する法律案が可決されたことで、電動キックボードで公道走行する場合の規制が緩和されるという報道が話題となった。 電動キックボードは、現在、道路交通法上では原動機付自転車(以下、原付)に分類されており、運転免許の取得やヘルメットの着用が義務付けされている。また、最高速度は30km/hまで(原付一種の場合)、走行は車道のみなどの規定もある。 それが改正後は、最高速度を20km/hまでにするなど、車両が一定の要件を満たせば、新設される「特定小型原動機付自転車(以下、特定小型原付)」という車両区分に入り、運転免許が不要(運転できるのは16歳以上)、ヘルメット着用は任意、車道のほかに自転車通行レーンの走行も可能となる。さらに最高速度を20km/hまでと6km/hまでに切り替える機能を車両